2017 / 05
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1回目は、認知症の予防
2回目は、認知症の困った症状の対処法
(認知症の人がその人らしく生きるために)

<認知症の予防>
予防の方では、少し前の番組でも出演されていた
MCIの状態から改善された、雑誌記者の方が出演されていました。

確か以前の番組では、「運動と計算など、同時に2つのことを行う。」
今までやったことのないことに挑戦する」ということなどが勧められていました。

①今回は、さらに、脳内のネットワークを増やしていくためには、「速歩が有効である」という報告がアメリカでされているというのを取り上げていました。

MCI状態かどうかの判定は画像診断では難しいけれど、歩く速度が遅くなる、または歩くバランスが悪くなるというのは、MCIの状態かどうかの判定基準になるということから、MCIを防ぐために、有酸素運動が有効だという報告です。
具体的には1時間の速歩 3回/週 + 筋トレがよいそうです。

②脳の微小出血を防ぐ。そのためには高血圧をさける
具体的には、塩分控えめ。魚、野菜を摂取する。

③所謂、脳トレを行う。パソコン、スマホのゲームでも可。神経衰弱みたいは記憶のゲームが有効とのことです。

4つ目は、何だったか、思い出せません。

<困った症状の対処法>

こちらは、家族向けのものです。
認知症という病気を患っている人も、ひとりの人としての想いは決して失われてはいない。うまく表現できていないだけだということを理解することが大切。
認知症の人の困った(家族にとって)症状には、理由がある、それを理解することで変わる。

具体例として、取り上げられていた方は、同居のお母さんが認知症で、夜なかなか寝てくれなくて、夜なかに何度も起こされて、熟睡できないという方でしたが、お母さんに対して、常に命令口調で、あぁしろ、こうしろと指示していたのを、主治医のアドバイスで、お母さんの気持ちを聞き出すように変えていくと、しだいに治まっていったというものでした。


この番組を見て、私も相当に反省しました。

前提として、「適切な治療をしている上で」、というところは付け加えておきたいですが、その先は家族(あるいは介護者)の対処のしかた如何なのだなと思います。それを愛というのかもしれない。

みつこさんに対しても、よしおさんに対しても、冷たく、命令口調で言ったことが多かった。
みつこさんからは、「あなたは、私を叱った!」と抗議されたこともありました。
自分がどのように育てられたかという想いが、介護の姿勢にも反映していたけれど、それは、やったらやりかえすみたいな、愛とは遠い姿勢だったなぁ~と、ふと、気付いて、気づくまでに、何年もの時間が必要だったんだなあと、この番組をみていて、しみじみと思いました。

<認知症を患っている人も、表現できない部分はあっても、心の中に想いはあふれている>

ある介護施設で、通ってきている方たちに、文章で思いを書いてもらっていました。言葉ではうまく表現できない人も、ゆっくり、上手に引き出してもらうと、文章で思いを表すことができました。その思いをくむことで、困った症状への対処法をあらためていくことができていました。

介護者はともすると、上から目線になりがちです。
自身の反省とともに、とても考えさせられました。

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過去日記にこんな記事があります。

2004年の春、みつこさんの認知症の症状がはっきりと
表面に出て来た頃です。よしおさんの「物盗られ妄想」とは
少し違うのですが、同じような妄想の一種なんだろうと
思っていました。

与謝野晶子の本をあなたに貸してあるけれど、返して頂戴。」と
繰り返し言われ、私は困惑していました。どうしても借りた覚えが
なかったからです。夫には「腰痛ベルトを貸したから、返して」と
言っていました。どちらも確かにみつこさんの物だったのですけど、
自分でどこにしまったのか見つけられなくなったものを、誰かに
貸したと思い込むようになったのだと思います。

あれから、11年。
思いもかけず、「与謝野晶子詩歌集」に巡り合いました。
みつこさんが、この本のことを言っていたのだと分かりました。
私には見覚えのない本でした。
中に伝票がしおり代わりにはさんであり、みつこさんが
まだ公務員だった時に、職場で購入した本だったことが
わかりました。大切にしていたのだと思います。

今、両親の住んでいた家を手放すべく、大片付け中です。
屋根裏部屋の片隅に、私の本類が箱詰めにして置いて
ありました。そのうちのひとつの箱の中に、私の本に挟まれて
この「与謝野晶子詩歌集」が混ざり込んでいました。

私が自分で屋根裏部屋に運んだのか
或いは、私の部屋を使っていたみつこさんが、私の部屋を
片付けて屋根裏部屋に移動させて、その時に自分の本も
間違えて紛れこませてしまったのか
今となってはそれはわかりません。

与謝野晶子詩歌集」が、「見つけてくれてありがとう」と
言っているような気がしたし、みつこさんにも、「探して
いた本、やっと見つかったよ。
」って報告できて嬉しい。
心のわだかまりが、ひとつづつ消えていきます。

TV番組「チョイス」から
MCIから引き返すために


チョイス=選択

この日は軽度認知障害(MCI)の状態から引き返した人が、
どんなチョイスをしたかということを話題としていました。

60代前半の男性、現役の週刊誌記者の方。

受診のきっかけとなった症状は
忘れ物が多い、探し物が多い。
仕事上で、ダブルブッキングをした。
インタビューをしていても、メモがとれない。
漢字がわからない。
話の要点を文章にまとめることが困難だと感じる。
頭にもやがかかったような、キレの悪さを感じる。
等のことがあり、
記者という仕事をまだ続けていきたいから、受診しようと決心する。

検査の結果は、MCI(軽度認知障害)であった。

でも、自分は認知症とは真逆の位置にいるという気持ちをもっていたので
「まさか自分が認知症予備軍なんて」という気持ちもあり、とてもショックだった。

が、わかった以上、できることをしようと積極的にやれることをする。

まず、職場では、MCIであることを公表して、まわりの理解を得るようにした。

それから、病院の主宰する、いろいろなプログラムに積極的に参加する。
たとえば、ダンスとか、運動とか、絵、染物とか、同じようなお仲間と一緒に
今まで全くやったことのないことに挑戦し、とても新鮮な気持ちになる。
それを1年続けて、めでたく、認知症街道をUターンして、
検査結果は受診時より良くなっていた。

MCIの状態で、放置すれば、1年で、認知症を発症する可能性ありなのだそうです。
認知症の発症とは、生活に支障が出る状態をいいます。


よく認知症予防として、ふたつのことを同時にする。
脳の2つの部分を同時に使うと良いと言われます。
計算をしながら、運動をするとか。

この方は、記者として、インタビューをして、話を聞き出し、
それを記事にするという知的な作業をしていらっしゃるわけだけど、
知的作業を続けていれば、認知症にならないということでは
ないらしい。

もっと、脳の全然別の部分を使うことが必要らしい。

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私は60代半ば、
人の名前が思い出せないことが多くなったし、
昨晩食事をしたことは忘れてないけど、何を食べたか一瞬考えることはある。
探しものもするし、
買い物にはメモが必要だし、
何となくキレが悪いとも感じる。

よしおさんや、みつおさんを見送ってみて感じる事は
やっぱり、予防できるのであれば、自分は認知症を発症したくないです。

この番組をみていて、
MCIから引き返すためには、何が有効なんだろうか
というのが一番知りたかったのだけど、
あまり、はっきりわかりませんでした。

成人病をふせぐような栄養管理。
適度な運動。
脳トレ。
人と触れ合う。

今までやったことのないことに挑戦するというのが
唯一、情報として感じました。

私はやっぱり、上記の様な一般に言われていることに加えて
あの健康補助食品に頼ろうと思います。

あなたなら、どうしますか

TVシンポジウム「認知症を考える~社会の中で生きる~」を見て
とりとめもなく、感じたままを書きます。

今現在の認知症を取り巻く状況を見て、

「まだまだ足りないことばかり」
という見方もあるけれど、

「随分、進歩してきているんだな」
という見方もある。

どちらが正しいのかということではなくて
同じ物を見ても、見る人の立場の違いによって、違う側面を
切り取っているのだろうと思う。
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この番組を見て、私の心にとまったのは
↓こんな感じのことです。

1.若年性の認知症の男性が通っているデイサービスのこと。 
 
若年性認知症の方は老人の認知症の方とは異なり、
体力があり、社会に参加している実感が持てる場があれば、
より生き甲斐を感じられると思う。

このデイでは、近くのカーディーラーで洗車の仕事を
請け負わせてもらっていた。
昼食もみんなで同じ物ではなく、それぞれ自由に選べる(?)とか、
外食でもいいとか、障害者の助産施設のような感じで、
デイサービスとしては新しいタイプのようで、新鮮な感じがした。
こういうデイを求めていらっしゃる方もきっとたくさん存在すると思う。

2.訪問診療医の高瀬義昌先生のこと。

認知症の患者が増えている現状で、できるだけ多くの人が在宅で
過ごせるようにと考えると、この先生のように、認知症の治療について
よくわかって下さる訪問診療の先生がいて下さるとどんなにか心強い。

この先生関連で、いいなぁと思ったのは、認知症の周辺症状が悪くなって
家族が大変になり、一時的に入院治療することになった患者さんが、
入院で状態が良くなり(このこと自体も、私は素晴らしいと思いました)、
退院にこぎつけたところで、送り出す側と受け入れる側双方のスタッフ
及び本人、家族が一堂に会して、在宅支援の為のプランを練る担当者会議が
行われていたこと。

訪問診療医から病院へ、病院から訪問診療医へと、一連の流れが
できているなんて、何て素晴らしいと思いました。


まだ、通院できる患者さんにとっては、ドクターコウノの実践医のような先生が
全国津々浦々に増えることが理想かなと思います。


その日が来るまでは、今現在進行形の家族は、一生懸命勉強して、
頑張らないといけない。たいへんだと思うけれど、少しでも応援できたら
いいなと思っています。

これも、最近新聞記事で目についたものです。

名古屋市内のとある病院の医師の方が
書いていらっしゃった記事なのですが、

「レビー小体型認知症の方は、他の型の認知症とまちがわれて
治療を受けると、過剰に薬剤に反応することがあるために、
思わぬ副作用で、劇悪化することがあるので注意が必要。
おかしいと思ったら、病院をかえてください。」
というような内容の記事でした。

そうなんです。
これがお医者さまの言葉だということが
とても嬉しい。時が動いているのを実感しました。

わたしたちの両親が認知症で苦しんでいた頃には
こういうことを分かってくださるお医者さまの方が
まれだった。

だから、患者家族や本人が勉強して
患者の身をまもらなくてはならない。

勉強することは大切だけれど、
それを楯にして戦わなくてはならないのは
しんどいことです。
それが、少しづつ、変わりつつあるのを
感じて嬉しかったです。

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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

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「セミナー情報」

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「両親の改善報告」
「患者家族としての気持ちの変化」
2009.5~6 報告

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