2017 / 07
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ネットの友人から送られてきた1冊の本を読んで、迷っていた気持ちがはっきりとしてきました。

「平穏死」のすすめ
  口からたべられなくなったらどうしますか

石飛幸三著(特別養護老人ホーム 芦花ホーム 医師)
講談社


これから書くことは、私がみつこさんに対して、こういう終末期を過ごしてもらおうと決心した1例に過ぎません。それがよいとか、お薦めであるとか、そうでない方法がよくないとかいうものではありません。私も2転3転の後に辿りついた、今のところの決心です。

今年の春ごろから、みつこさんは眠る時間がどんどん長くなり、逆に食事量はどんどん減ってきました。初めは眠っているから食べられないと思っていましたが、入院直前の頃にはたとえ覚醒していても食事を拒否することがみられるようになってきました。

傾眠に対してはガーデンアンゼリカの量を調節(増やす)ことで、何とか覚醒しないかと努力を重ねてきました。食事の量についてはエンシュアリキッドを飲んでもらうとか、食事を欠食して替わりに高カロリー食を入れて、時間に関係なく食べられるようにして体重減少のないように努力を重ねてきました。

しかし、この夏になってから、脱水から膀胱炎になったこともありました。また、7月の入院時は嘔吐したものを誤嚥していますが、この嘔吐の原因は過度の食べさせようとする努力が招いたものだと私は思っています。入院中に転移している癌が見つかりましたので、こういった春からの不調は病気が原因とも考えられますが、一方で、体がすでに老化の限界を超え眠りにつこうとしている現れなのだと思います。

間もなく85歳という年齢に老衰というのは言えなくはないですが、90歳から100歳までの年齢の方の多い特養の中では、まだ若手なのに・・という気がします。それはやはり重度の認知症によって、脳がダメージを長年受けている影響が出ているのだと思います。

これが老衰なのであるのならば、口から食べさせる努力もほどほどで、食べられる時に食べられるものを食べさせ、決して無理強いのないようにしていこうと思います。食べさせる努力はもう充分にしてきました。

確かに入院時は全く食べられなかったのに、施設へ戻って皆さんの対応で、ある程度食べられる状態に戻ることができました。そのことはとても有難かった。それがなくて、そのまま食べられないままだったら諦めきれずに、中心静脈栄養に踏み切ったりしたかもしれません。

ですが、普通に食べられるように戻るとか、少なくとも入院直前の状態に戻るとかは有り得ないし、そこへ戻すことが目的でないことは明らかです。願っていることは穏やかに安らかに苦痛なく最後までいくことです。壊れかけている車にハイオクガソリンだけを積み込んでも車は辛いばかりかもしれません。

今後しだいに食べられなくなり、ついには全く食べられない状態になった時には、末梢血管からの点滴も必要ないのではないかと思っています。体が少しでも楽であるために役にたつことであるのなら、たとえば水分点滴などは必要なのかもしれませんが、それは主治医の先生と相談しつつ判断して頂こうと思っています。

迷い迷ってここまで決心してみると、私の気持ちはすっきりと爽やかになりました。これまでを振り返って、みつこさんに対して認知症の適切な治療を長年受けさせてあげられなかったことなど悔いることは多く、それを思うと悲しい気持ちになりますが、だからこそ良い出会いもありました。

河野先生のブログを通じてのフェルガードとの出会いは大きかったです。在宅支援訪問診療医(現長久手南クリニック院長)の岩田先生との出会いはみつこさんの運命を良い方向へ180度変えてくれたと思います。そして、今、提携病院の主治医の先生も、みつこさんの最後に当たり、最善の方向を指し示して下さっています。みんなに支えられて、みつこさんは幸せだったと思ってくれると信じています。


今日のなんくるカード
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わったー

わったー 自慢の ハートです
いつも キラキラ 溢れてる
あなたを 優しく 包む愛。


   *わったー:わたしたち
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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

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「両親の改善報告」
「患者家族としての気持ちの変化」
2009.5~6 報告

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