2017 / 10
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今日は念願かなって、みつこさんの認知症の先生のクリニックで受診することができました。
(これまでは往診をお願いしていました。)
と言うのは、みつこさんは3年近く前に某大学病院精神科にて、アルツハイマー型認知症と診断を受けていましたが、現在のI先生に変わってから、最初に言われたことが、「ピック病ではないだろうか」ということでした。

もう、ここまで来てしまっては、みつこさんにとっては、今更どちらでも同じことではあるのですが、私にしても、先生にしても、できればはっきりさせたいところでした。
クリニックが開院し、CTを受けることができれば(みつこさんが大人しくしていてくれれば)診断は可能だと言う事でしたので、兎も角ダメもとで、予約をお願いしてありました。

施設の看護師さんにも、「こういう方たちは、CTを撮る事は難しいですよ。なかなかじっとしていてもらえないから。映像がボケちゃったりするんです。」と言われていましたが、私は最近のみつこさんならできるのではないかと思っていました。

朝、起きられないことも予測して、予約時間を11時にしてもらっていました。
施設までお迎えに行くと、起きて、朝ご飯も済んで、ちょうど介護さんにトイレ介助してもらって帰ってきたところでした。
車椅子持参で、クリニック目指して出かけました。

クリニックは超満員。それに思ったより時間がかからず到着できたので、かなりな待ち時間が予測されました。
外でお茶を飲んできてよいのか、聞きに行って戻ってくると、みつこさんは車の中で倒れこんで寝ています。
これではダメだと、今度は寝かせてもらえる場所がないかとお尋ねすると、「点滴用のベッドでよければどうぞ」と言って頂いたのですが・・・いざ、そこへ寝かせてもらおうとすると、今度は具合の悪い方がみえることになっているので、みつこさんは「眠いだけなら、車椅子のままでコックリしていて下さい。」と、待合室へ戻されてしまいました。

でも、まあ、上手に車椅子で眠っているうちに検査に呼ばれました。
仰向きで寝るのが、腰が痛くて抵抗がありましたが、眠気も幸いしたのか、上手に写真が撮れました。

その結果が・・・ピック病であることを証明してくれました。
それと、脳梗塞もあるので、脳血管性も混合していると言えます。


先生も、「そうだろうと思っていたけど、これですっきりしたね。」とおっしゃっていました。


ピック病:アルツハイマーよりもずっと少なくて、アルツハイマーよりも解明されていない、治療法もない認知症。記憶障害よりも、人格崩壊から始まる認知症。比較的若年から始まる認知症。20代でもあるそうです。

治療法はなくて、症状を抑えるのには、今飲んでいる、抑肝散とセロクエルの組み合わせが一番。
みつこさんは、今はとても穏やかになっているので、今後症状が悪化したとしても、まだまだセロクエルの量はずいぶん増やすことができるそうです。
それに、フェルガード、これはアルツハイマーのみで治験が行われているし、動物実験のできないものなので、ピックには効かないという証明はないと先生はおっしゃっていました。
だから、フェルガードも続けます。

今、考えて思い当たる事はあります。
ジャム一瓶とか、砂糖つぼを抱えていたなんてのも、ピックの特徴。
それに、みつこさんの買い物好きなのですが、もともとお買い物大好きなので、ぴんと来なかったのですが、結構高価な買い物をバンバンしてしまって、「欲しいと思ったら、どうしても欲しい。」と言っていたこともありました。

いろいろあり過ぎて、今日は一気には書けない気分です。
これまでの、みつこさんとのバトルは考えてみれば、病気のせい(もちろん、認知症なのだからとは思っていましたが)ピックのせいだった訳です。
暴力、暴言、噛みつき、ありましたね。
気分のいい時には、奇妙な感じで、鼻歌を歌いながら、トイレで遊んでいたり、猫のトイレを掃除していたり、独特の節回しのある鼻歌だったけど、あれもそうだったのね。。。。



実は今日はこれだけでは済まなくて・・・
よしおさんにも、ちょっとしたことが起きました。

朝、トイレの前が汚れていたので、ちらりと「お漏らし???」とは思ったのですが、みつこさんのことでばたばたとして、頭の隅の方へ追いやっていました。

お昼もふつうに食べて、、、、夕方になって、ヘルパーさんと一緒に家に入ると、トイレ中。
「おなかが痛いの?」って聞くと、逆で「出なくて苦しい。」という返事です。
カマは使用しているのだけど・・・。
じゃあ、みつこさんの残していった、座薬を使おうかって、座薬挿入をした後で、すでに自分で古い浣腸をしていたことがわかりました。
それで、下痢もしていたのに・・更に座薬を使い、でも「出ない出ない」と言いながら、下痢便が少しづつ続きました。
その間、寒いトイレに立てこもり、出たり入ったり、下着を何枚も汚してしまいました。

もう出尽くしていると思うのだけど、まだ残っている気持がするみたいです。
本格的下痢にならないように、祈るばかりです。
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【】
みつこさん、ピック病だとするとすべてが納得できますね。問題行動もすべて病気のせいでした。私の母もコウノ先生からピック病の疑いが濃厚といわれました。昨年3月からフェルラ酸(すごい量です)を服用していますが、困った周辺症状が、服用三ヶ月めくらいからどんどん減少。今もその状態を維持しています。本当に不思議です。父娘で、後からこんな副作用が実はありました!とかいわれたらどうしよう?と話す日々です。
よしおさん、ちょっと心配ですね。便秘だから浣腸したんだけれど、よい便ではなかったため、まだお尻のあたりがすっきりしない。だから、きっとまだ便秘しているんだと思い込んでしまったのかもしれませんね。
【*きじとらさんへ】
9月の時点で、ピックでは?と言われていたのですが、
まさか?なんて思っていました。
でも、こうして、はっきりしてみると、わかることは一杯です。
今日はちょっとショック状態です。

アリセプト5mlを何年と飲み続けていたのですよ・・・。
そして、みつこさんの奇妙な言動に振り回されて、くたくたになっていました。

最初から、コウノ先生のところへ行っていたら・・
とか、たらればで考えてもどうしようもないですね。

まだ、命あるうちにわかって、納得の対応もできるのだから、喜ばなくてはね。

父は、今良く眠っているので、たぶん大丈夫だと思うけど、やはり、見ていないと危ないですね。
【管理人のみ閲覧できます】
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【*内緒さんへ】
フェルラ酸については、最初の1ヶ月くらいで(母の場合)おやっと思ったので、恐らく効果が出ていると信じています。
先生は米ぬかの量が同じなので100の方で良いとおっしゃっているので、そちらにを1日2包飲んでいます。
今、とても落ち着いているのもフェルラ酸の効果もあると思います。

父の方も、感情失禁に効果があるのではと思います。
認知度はぐんと下がってきましたが、あまり興奮がありません。アリセプトは恐々1.5ml服用中ですよ。
【】
こんにちは。新年のご挨拶を言うには遅すぎますね・・・(^^;)それでも、パンドラさんには昨年よりずっと良いお年が来ることを祈っております。
今年もよろしくお願いします。
ビック病というのですか。私には初めて聞く病名です。
記憶障害より、人格崩壊から始まる・・・
恐ろしい病気なのですね。それでも、診断が下れば決意も新たに対処できる気がします。良かったと(良くはないけど)言うか、すっきり?かしら?
よしおさんも、少しずつ心配事が増して来ますねえ。
私の父もお手洗いに入ると非常に長く、いつもすっきりしない感じらしかったです。その後は下痢を繰り返していました。よしおさん、そんなんでなければ良いのですが・・・。
【*ピーの家族さんへ】
こちらこそ、ご挨拶もせず失礼しています。
今年もどうぞよろしくお願いします。
ピーの家族さんにも良いお年でありますように。

母の診断が出て、すっきりしました。
ちょうど、シェリーの癲癇発作を心臓発作と言われていた時のような気分ですが、はっきりして良かった(?)です。
どちらにしても、母は今は落ち着いていますから。

これまでの母とのバトルがもしかしたら無くても済んだのに・・というのはちょっと残念ですけど、私も鍛えられたのだからそれはそれで良かったです。

父の便秘が、ただ単に腸の動きが悪いだけならいいのですけどね。
癌の家系ですし、、、もしかするとと言う事はありますけど、、考えない事にします。
本人は検査など嫌ですし、年齢からも状態からも、そっとしておくのが一番かなと思ってます。

ただ、痔が痛いみたいなのと、下痢っぽいのが困ってます。
また、アドバイス頂ければ嬉しいです。
【】
ピック病でしたか。
アルツハイマーと診断された人で、ピックの方きっと
大勢いるのでしょうね。
私の中では中高年男性が多いという感じで思ってました。
NHKオンラインの福祉ネットワークで、見たことがありますが、
脳の萎縮部分が違うのですってね。
そこには確か、介護の対処方法なんかも出てました。

よしおさんも大変そう。
父もお通じがちょっとないと、もともと大騒ぎする人だったので、サポート必要になった頃がよしおさんと同じ感じでした。
こればっかりは本人の感覚だから、こちらとしては
汚れ物をせっせと洗うか捨てる?しかありません。
紙パンツ使用開始のきっかけにもなるかも。。
【*ygraciaさんへ】
コメントありがとうございます。
ピック病だったんです。思い当たることはたくさんあります。
脳の萎縮部分については、わからない(はっきりとピックの特徴ではない)感じなので、しかたがないです。
おそらく、かくれピックは多いのでしょうね。
今、ぱっと出ないのですが、NHKの福祉番組のサイトは見ました。
ピック専門のGHのことなど書いてありました。
そこでは、薬で抑えるのはやめて、対応だけで落ち着かせていました。
今の母の状態からは、適切な対応を受けていると言えると思います。
私も変わらず対応すれば良いと確信しました。

父は入れ替わりに手が必要になってきました。
リハパンは着用しています。このまま、穿くことになりそうですね。

年をとっていると、衰えていく変化は目に見えるようですね。
また、どうぞよろしくアドバイスなどお願い致します。
【診断根拠は?】
みつこさんの病気をピック病だと主治医の先生が判断された根拠は、やはり画像ですか?先生がそのように判断された根拠について、できる範囲でけっこうですので教えていただけませんか?立入った質問ですみません。もし画像の一部に特徴的に現れた(例えばナイフの刃状萎縮とか)ものが根拠なら、今年もう一度コウノ先生のところに行くとき、私は母の最新画像携帯で行かなくちゃと思ったからです。
【*きじとらさんへ】
確定診断は、画像からです。
説明していただいたのですが、よくわからなくて、質問できずじまいです。ごめんなさいね。
次回の時にもう一度、聞けたら聞いてみます。

覚えているのは、前頭葉には萎縮はない。側頭葉と海馬には萎縮がある。
ほんとは、前頭葉、側頭葉に萎縮があるのが特徴なんですよね。
長さ2cm以上のナイフ状(?)、まっすぐの棒みたいな画像が確か8本以上あるとアルツハイマーだとおっしゃってましたが、みつこさんは6本でした。

後はみつこさんの所見の、怒っている感じがピックじゃない?と思わせたということです。
最初に先生に会った時、ぶつぶつと怒りをぶちまけていました。
それと、抑肝散とセロクエルの組み合わせが非常に有効だったこと(典型的なんだそうです)、そんなことから、画像での確定診断を期待していたわけです。
【】
パンドラさんありがとう。よろしくお願いします。
まわりに認知症の老人を介護している家族が複数おり、中には強くピック病を疑わせる老人もいるのですが、家族も医師も全く気づかないようです。
私は今月から、認知症専門のデイケアセンターでお手伝いするようになったのですが、ケアスタッフも認知症の型に対する知識は皆無のようです。近隣の医師にはピック病やレビー小体型認知症の概念がほとんどないようですから、当然の結果だと思います。
パンドラさんがブログに書いてくださることがとても役にたっています。情報があるのとないのでは、心の準備も対応の仕方も全然違うので、本当に助かります。
【*きじとらさんへ】
今日、父のつきそいでクリニックに行きましたが、時間がおせおせで、父は点滴のベッドから移動しませんでしたので、ちょっと母のことまで聞けなくてごめんなさい。

次回と言っても、クリニックへ行くのは先になりそうなので、気長に待っていて下さいね。ごめんなさい。

今日、点滴に付き添っていて、診察室の声が聞こえてきて、これこそピック病と私でもわかるような人に会いました。
もう、しゃべり続けていました。「馬鹿」と言ったかと思うと、「ありがとう」と言ったり、「甘いものが欲しい」と言ったり。
その方の説明で、ナイフ状のものというのは、脳の萎縮跡の溝のことだとわかりました。画像上で2cm以上になる溝です。
これの本数で、アルツかどうかの判定になるそうです。

認知症専門のデイケアでお仕事ですか?
いろんなタイプの方に会われることでしょうね。
皆さんのために頑張ってください。
お仕事をされている方に知識を持って頂く事はとてもありがたいですよね。
施設の看護師さんたちも「ピック病」と言っても、「どういう病気ですか?」っておっしゃってました。
また、わかったことから、情報提供させて頂きます。
【】
何度もすいません。気長に待っていますのでご安心ください。
ケアスタッフは以前、特養・老健で働いていた30代の方ばかりですが、一人もピック病のことを知りませんでした。どうやら私の住む近辺では、ピック病の老人は、精神病だと思われて、精神科に入院しているケースが多いようです。
まだ本業があるので、デイケアセンターのほうをフルタイムでというわけにはいきませんが、細く長くやれたらいいなと思っています。
【*きじとらさんへ】
気長に待って下さるそうでありがとうございます。
良かったら、こちらをご覧下さい。
ご存知だったら、ごめんなさい。

NHKの特集の記事です。
http://www2f.biglobe.ne.jp/~boke/pick2006.htm
こう言うのを見ると、みつこさんは典型的な例とは外れるような気がします。
【】
みつこさん、ピック病だったのですね?
つるちゃんは、徘徊がとても激しかったです。
テレビなどで見る、ピック病の人の徘徊の説明と、とても似ていると思い、
ピック病にも、関心がありました。

3年前、大学病院では、CT検査は受けられなかったのでしょうか?
【*かめこさんへ】
かめこさん、コメントありがとうございます。

今年の秋にドクターを急遽変わった時に、母の様子を見た先生がぽつりと「ピック病なのでは?」とおっしゃいました。
それからが、CTで確認するのが念願だったのです。
で、先日、その確認ができました。

CT、MRI、脳の血流の3点セットは、7年前から、受けています。
アルツハイマーと診断を受けたのは、某大学病院の精神科教授からですが、その時ももちろん画像を見た上です。
こういうことは、認知症が専門でないと、多々起きることらしいです。
今回、はっきりとアルツハイマーではないと言われました。
投薬も抑制系と興奮系を同時に多量使うという変で無駄なことをしていました。

ただ、今も、典型的なピックの様子とは私には思えない部分もあるので、もう一度時間をとってもらって、説明を聞きたいなと思っています。

つるちゃんの徘徊の激しさは(過去の)ブログで拝見しているのですけど、母は徘徊はほとんどなかったです。
ピックの人は道をまちがわず、同じところを歩き続けるそうです。

甘い物を食べ続けたり、落ち着きなくうろうろしたり、怒ったり、噛み付いたりはありました。
あの頃から、「つるちゃんとかめこ」さんを教えていただき、ずいぶん参考にさせて頂きました。
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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

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「両親の改善報告」
「患者家族としての気持ちの変化」
2009.5~6 報告

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