2017 / 06
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みつこさんを施設にお願いして、2年半以上が経過しました。

施設入所する時点では、みつこさんはまだ興奮が強く、介護されることには異常なくらいの拒否がありました。自分が認知症であることを理解していませんから、何故人間として当然自分ですべきことに他の人が手を出すのかが理解できなかったからでしょう。排泄が上手くいかなくても介助することができませんでした。

家族を家族としては認識していないけれど、よしおさんのことは「おとうさん」と呼び、私のことは「○○ちゃん」と呼んで、いつも一緒に居る人というふうには理解していたと思います。

身体的には、まだ短距離の歩行には問題がありませんでした。気に言って通っていたデイは続けていましたが、入浴拒否、トイレ介助の拒否、(デイからの)帰宅の拒否などが出てきて、そろそろ限界と感じていました。


施設に入ってからよくなったこと:
フェルガードを使い始めた時と施設入所した時がほぼ重なりますので、半年ほど経過するまでに、すっかり興奮が治まり、たたいたり、蹴ったり、噛みついたりという介護抵抗が随分治まり、こぼれるような笑顔が頻繁にみられるようになりました。認知症の周辺症状はすっかり良くなって、施設で介助してもらうことが楽になりました。それと同時に介助してもらう日常がみつこさんの日常になっていきました。施設での生活に馴染んでいったということです。

施設に入ってから衰えたこと:
認知症の中核症状は一旦は少しはよくなる傾向にあったのだろうとは思います。言葉がはっきりしてきたりということは感じました。しかし時間の経過とともに衰えて行くのには逆らえません、それはしかたのないことです。

私やよしおさんのことを「○○ちゃん」「おとうさん」と呼ぶことはだんだんなくなりました。それは四六時中一緒にいる生活から離れてしまったからだということも多分にあると思い、そのことをみつこさんに対して申し訳なく思うし、よしおさんに対しても申し訳ない気がしていたし、みつこさんを可哀そうと思う気持ちも存在しました。やがて、名前を口にしなくなっただけでなく、これはごく最近になってからですが、私やよしおさんの存在そのものが、みつこさんの頭から消えてしまったということを感じます。私のことは今は介護士さんのひとりという認識だろうと思います。

今のみつこさんは身体的にも衰え、車イス生活、生活のすべてに渡り介助を受けています。それでも必要な栄養を摂るだけでもやっとかっとの状態。笑顔もほとんど消え、話すことも極少なくなりました。認知症が最終的に辿り着くところへ辿り着いてきています。

この状態で家族が在宅介護することは困難です。施設で看てもらっていたからこそこの状態まで辿り着くことができたのだと思います。介護士さんたちのチームを組んでの24時間の介護、それに日中は看護師さんがついていて下さって、病気への対応はすぐにしてもらえること、こんな有難いことはなく感謝の一言です。

これからのこと:
今もサプリ(フェルガード類)の配分は私が提案し、介護士さん看護師さんのご意見を伺いつつ先生にご相談して決めるという方法をとっています。新サプリを試させてもらったり、私の気の済むように皆さんのご協力でさせてもらっています。

これからは施設のスタッフの皆さんが主役になってもらっていいのではないでしょうか。施設のみなさんが介護、看病しやすい方法をとるべきだと思っています。たとえば今はみつこさんをしっかりさせることよりも、興奮なく介護士さんが介護しやすい状態にする方が大事だということです。それがみつこさんの為でもあると思います。スタッフの皆さんに感謝を込めて!


今日のなんくるカード
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自分を愛する

まるごと 私 そのまんま
今の自分を 認めよう
私は私が 大好きさぁ。
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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

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