2017 / 07
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みつこさんの最近の変化を見ていると、嫌が応でも、みつこさんのこの世での最終段階をどのような形で迎えたいかということを考えないわけにはいきません。

今日の中日新聞のコラム欄「中日春秋」に、その話題が載っていました。
東京のある特養での看とりについてです。記憶だけで書いていますので、記述とはズレるかもしれませんが、内容は以下のような感じだと覚えています。

今、特養に入所中の85歳以上の方の90%くらいは認知症にかかっていらっしゃる。その方たちの最期は、嚥下が悪くなり、誤嚥性肺炎を繰り返し、入退院を繰り返し、お亡くなりになる場合がとても多い。それは胃ロウを増設していらっしゃる方でも同じである。果たしてそれが本人の望むところだろうか?という問題提起をしていました。

誤嚥性肺炎を繰り返すことの原因のひとつが、身体がどんな状態にあっても、必要なカロリーを摂らせたいという(まわりの)願望から来ていることがある(もちろん、それだけではないが)。食べたくない人に無理強いして食べさせる。胃ロウの場合もたくさん入れ過ぎて(必要カロリーであっても、その人にとっては多すぎる量の意味)逆流して誤嚥することに寄る場合がある。

(誤嚥性肺炎が、NEWフェルガードで防げることについては、もちろん触れてありませんが、そのことはちょっと置いておきます。)

身体が枯れていこうとしている人にどのように接するのが自然なのだろうかと考えて、取り組んでいるのが、先の特養のカリスマ看護師と言われる○○さんなのだそうです。家族とたびたび話あいを持ち、老いて食べなくなっている人に無理に過剰な栄養をとらせることなく、自然に食事量が減っていき、だんだん穏やかに枯れていくのを、施設で自然に看とるという方針で実行しているそうです。

家族としての気持ちはいろいろあり、その気持ちも段階に寄っても変化するように思います。
まだ、このことを考え始めて本当に日の浅い私でさえも、気持ちはすでに変化してきました。

みつこさんに対しては、NEWフェルガードを入れているから、誤嚥性肺炎にはならない、すると、最期というのは、まだまだ先のことであると思っていました。

ところが、誤嚥しないけど、眠気が強くて食べれないという思わぬ伏兵に出会いました。最初にそう気づいた時には、何とか食べさせる方法を考えました。無理やりにでも口に入れれば、嚥下が悪くない以上、食べるに違いないと思いました。エンシュアリキッドも補充すれば、カロリーは保たれると考えていましたし、事実そうで、当初は体重増加の傾向にありました。眠気をとる方法も考えました。

しかし、傾眠はどんどん強まります。それだけでなく、最近はたとえ目を開いていても食べることを拒否することもあるようになりました。食べたくないと意思表示することもあります。この段階に入って、少し気持ちが変わりました。

食べたいと感じることがあったら、その時に食べ物がないことは問題だけれど、そういうことより、食べたくない時に無理強いしていることの方が多いと思います。今、自分が必要とするカロリーは実は本人の身体が一番知っているのかもしれないと思います。

高齢で、認知症で、他の内科の病気がないのであれば、食が細くなるのは、無理のない範囲の食べてもらう努力は必要だけど、後は自然なこととして受け入れていくのが、いいのかもしれないという気持ちに動いてきています。

語りつくすことなどできない、複雑で繊細な問題です。



今日のなんくるカード
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すべてはうまくいっている

マイナス プラス まるごとオッケー
すべては うまく いっている
すべっても うまく いっている。
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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

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