2017 / 06
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【6月の生活記録から】

みつこさんの日常の様子を知るため、介護士さんたちが日々の記録をつけて下さっている「生活記録」のコピーを過去1ヵ月分づつ頂くことにしています。

今日ハリ治療の付添で行くと、6月分の記録を頂くことができました。

その内容の前に、まずは今日の様子ですが、今日も覚醒していました。
リクライニング車いすに乗り、お部屋に行って待機していると、ほどなく先生がいらっしゃいました。

私が感じる最近の変化はよく話すようになったということです。今日もいろいろ話していました。
そして、先生が入ってみえると、「先生!」とはっきりと呼びかけていました。ハリの先生と知ってのことではなさそうで、女学校なのか、小学校なのか、自分が学校へ行っていた頃の実体験が蘇っている状態のようでした。話している言葉も意味不明語ではなく、はっきりとした言葉です。ただし内容は不明です。

こういう調子ならば、みつこさんは不幸せには見えません。独自の世界の中で、身の周りのお世話はされながらも、幸せに生きている感じがします。
そう言えば、今日はみつこさんの母親の写真を見せると、「きれいな人だね。誰?」と言いました。
みつこさんのお母ちゃんでしょ?」と言うと、
あっ、そうね。」と、わかっていないお返事でした。
しかし、今まで出てこなかった「言葉」が出てきているのは、すごく感じます。
GAが効いてきています。

さて、家に戻って、「6月の生活記録」を読み返してみました。
6月から2段階で、GAを増量しています。
傾眠はごく最近は多少改善していると感じます。これまでも、傾眠が強くて食事がとれなかった時にはエンシュアリキッドを飲ませてもらって、必要カロリーは摂れるように対応してもらっていますので、心配ないことはわかります。嚥下は問題はありません。

そして、「これは?!」と感じたのが、
・言葉がわからなくて、指示に従ってもらえない。
・トイレ介助、入浴介助に抵抗がある(時がある)。
・機嫌がコロコロ変わる。
という記述がたびたび見られたことです。

言葉がわからないというのは、認知症の進行なので、おそらくこれは解消されつつあります。
介助抵抗、機嫌が変化するというのについては、GAの副作用とも思えることだと思うのですが、言葉がはっきりしてきていることと裏腹と言えます。

ということは、GAの増量もこのあたりが限度なのでしょうか。現在GA140mg/日です。
介護士さんの証言で、「GAを増やした時には一時的に興奮しているように見えることがあるけど、時間が経つと慣れるような気がする。」というのがありましたが、そうすると、もう少しはいけるかもしれません。180mgまでは試してみたい気がしています。それは私の気持ちでしかありませんので、そう決定することはできませんが・・・。
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【】
生活記録を1カ月ごとコピーというアドバイス、ありがとうございます。実は5月からやっと出してもらいました。
昨年以来できるだけパンドラさんを真似ようとしています。残念ながらうちの特養は主任、ケアマネが異動で替ってからこうしたことがすんなりいきません。

1か月ごとの生活記録で役に立ったことは、月単位の変化がわかったことです。
母には絶叫が出たため5月からセロクエルを再開、フェルガードも止めました。昨年も直線的に変化ということはなかったのですが、今回は波の振幅が大きく、抑制系薬剤を飲ませても陽性症状が強くなっていく日があり混乱しました。それでも生活記録から徐々に改善している(大声の記述が減っている)ことが分かりました。
フェルガードも興奮の主因とは思えないので7月からハーフ3/1包で様子を見ています。ハーフ微量でははっきりした変化はないのですが、昨日今日は帰るとき愚図らなくなりました。
これまで母は怒って困るということはあまりなかったのですが、フェルガードを止めてはっきりと易怒モードが出ました。ばか、という言葉が頻繁に出ます。京都セミナーの前後2~3日以外、絶叫しないときは口の悪い超わがまま婆さんと化しています。早く1包にもって行って、これも何とか治まってほしいものです。

ところで本家の韓国ではどういう飲ませ方をしているのでしょう。日本には100があり、ハーフがあり、何よりもコウノメソッドがあるから世界最先端をいっているのでしょうか。
フェルガードは健康保険食品というよりくすりのキレがあるので認知症の型、症状によって飲み方が体系化されるといいんですが。


【フェルガードの選択について】
パンドラさんへ
横スレ失礼いたします。

mizuhoさんへ
フェルガードがNewフェルガード・フェルガード100(M)・フェルガード100Mハーフの3種類になったのは、ガーデンアンゼリカに興奮作用などのマイナスの作用があることがわかったからです。
基本的にフェルラ酸は多い方が良いだろうと言う事も判ってきました。標準は200mgで良いと思います。フェルラ酸の効果は一日1回の服用でも効果がある場合があることより、血中濃度は数時間で下がりますがその作用は一日当たりの服用量に依存しているのではと考えられます。
それに対してガーデンアンゼリカは、多いと興奮することが知られています。ただその作用は、数時間で軽減してしまう事も確認されております。すべての作用が数時間で消失するとは言い切れませんが、主な作用は長くとも数時間で消失するようです。
フェルガードの効果は、フェルラ酸とガーデンアンゼリカの両者の作用で有効性を示していると考えられますが、飲ませ方で、ガーデンアンゼリカが多すぎると興奮する場合がありますので、それを防ぐために多種類になっております。嚥下困難や動きが極端に悪くなった場合や、抑うつ症状が強い場合は、かなり多量のガーデンアンゼリカが必要なことも確認されております。
このため、現在3種類のフェルガードが存在ます。使いかってから言えば、もう一種類フェルラ酸100mgでガーデンアンゼリカが40~50mgの製品が出れば、組み合わせが楽になると思うのですが、管理面で製造は無理なようです。
このような使用方法に対して、河野先生は3月15日の東京講演で、「掲示板でマニアックなフェルガードの使い方が盛んに論議されているようですが・・・・・・・。」と言っておられましたが、否定はしていませんでした。
フェルガード100Mハーフは、一日1回でフェルラ酸を200mg投与したいが、一度にガーデンアンゼリカが40mgとなって興奮することが怖い方への試験投与のため、フェルガード200(フェルラ酸200mg+ガーデンアンゼリカ20mg)を試験的に製造してもらい、2例ほど試験をした結果良い効果が確認されました。この結果よりフェルガード100Mハーフが製品かされました。私の義母はいまだにこのとき試験的に製造されたフェルガード200を一日1包で対応しております。
以上ご参考になれば幸いです。
【*mizuhoさんへ//パンドラより】
mizuhoさん、私の真似をして頂いているとのこと、有難いと思っています。
試行錯誤は全部、公表させて頂いていますので、これは良さそうと思われることがあれば、どんどん取り入れて頂ければと思います。

生活記録のコピーを頂くというのは、我ながら良い案だと思いました。最初は「いつでも見て下さい」と言われて、行くたびに見せて頂いていましたが、どうも分かり辛いし、忙しそうに働いていらっしゃったり、記入していらっしゃる時に「見せて」とは言い難いです。

不穏とか介護抵抗は必ず書いてありますし、夜の様子もよくわかります。フェルガードとの兼ね合いもよくわかりますよね。

私がANM176ではなく、フェルガードを取り入れているのは、フェルガード100とか、100ハーフとかがあるからです。陽性症状の強い両親にANM176だけでは対応のしようがありません。

現状では、食品であり、サプリであるということで、保険適応になりません。このネックは大きいですよね。
使いたいけど、使えない人の存在。ドクターからは、おおっぴらには勧めてもらえない、処方してもらえないという事実をしっかり受け止めておかなくてはいけないと思います。

お母様が抑制系のお薬のちょうどぴったりのところが早くみつかるといいですね。mizuhoさんの頑張り、本当に頭が下がります。
【*hokehoke先生へ//パンドラより】
hokehoke先生、ご無沙汰いたしております。mizuhoさんへのアドバイス、誠にありがとうございます。

私自身は、GAの量の調整で両親の改善を図ろうと思っていますが、先生のおっしゃる、数時間で影響が消えるということを考えますと、量が多くとも分散することで多少は不具合が回避されるのかなという気がします。ありがとうございました。
【】
hokehoke先生、フェルガードへのご教示ありがとうございます。フェルラ酸200mgを目指したいと思います。

母は特養でお世話になっています。フェルガードを飲ませる際、主治医だけでなく特養にも話して始めました。昨年絶叫が出た際、セロクエル25㎎2錠でも駄目で、100を中止して2日目で治まりました。そのことがフェルガードに不信感を持つスタッフを生んでしまいました。
絶叫は止まったのですが母は生活感が全く落ち、セロクエルを減らして様子を見てもらえないかとA看護士に相談しました。医師の指示から一切変えられないと断られ、フェルガードを飲ませたことを非難されました。
そうした中でパンドラさんがフェルガードでセロクエルを減らしたことを知り、グロービアの社長のブログで先生の報告に更に意を強くし、毎夜特養へ行きスタッフに内緒でフェルガード100を飲ませたのでした。夜間1包プラスαで1ヶ月問題ないことを確認、介護スタッフに経緯を話し納得してもらって朝食時からフェルガードを出してもらい,セロクエルも抜いていきました。
以後、朝日の記事、論文の載った『老年医学』をスタッフに見せて理解してもらっていますが、くすり担当のA看護士の理解が得られません。
昨年同様4月から陽性症状が強くなるとハーフも飲ませづらくなり5月にフェルガードを止めました。皮肉にも6月にも絶叫が出たのが幸い?して、フェルガードが原因じゃないね、ということで今後は朝食時に飲ませる方向です。既に内緒で飲ませているんですが。

一昨年フェルガードを飲ませ始めた時、NEW3包1ヶ月でも変化がなく、1年後の母には飲ませた試供品のフェルラ酸カプセルで100㎎と200mgでも変化があるのです。3月ごろまでは100を2包とフェルラ酸100㎎が適量なのかと感じていましたが、4月にはハーフ1包でも陽性症状がひどくなりました。
素人考えなのですが、一昨年7月肺炎で入院し、飲んでいたドレドミン、デバスを止められた際も翌日から大声を上げ続けたことがあり、セロトニンの影響かとも思ったりしています。

河野先生の京都公演で「薬には適量がある」という言葉が耳に残っています。パンドラさんのブログを見るきっかけは当初フェルガードの投与量だったのですが、すぐ関心はご両親を見る観察眼にいってしまいました。kuririnさんもそうですが、何を見て、どう判断したかを書いてくださっていることが凄く役に立ちます。それがフェルガードの適量を極められているのだと思います。

先生のお母様が今もフェルガード200(=ハーフ2包)と教えて頂いて大変感謝します。「認知症ねっと」でも拝見していましたのでメルクマールにさせていただきます。
ありがとうございました。







【*mizuhoさんへ//パンドラより】
hokehoke先生からのアドバイスにお返事下さりありがとうございます。

抑制系のお薬とフェルガード類との調整がなかなかつかず、ご苦労されている状態がよくわかります。
さらに施設ということで、ご家族の思い通りにもできないもどかしさもよくわかります。

母の場合はフェルガード100を増やすことで、どんどん落ち着いていきましたけれど、なかにはフェルラ酸単体でも興奮される方もあります。
他のお薬との兼ね合いもありましょうし、とても難しいものだと思います。
私もせっかちで、4~5日で、「様子はどうですか?」と施設にお尋ねして、「もう少し長い目で見て下さい。」といつも諭されます。
河野先生もまずは抑制系の薬で落ち着けてることが大切とおっしゃっていますし、人によっては少量の抑制系が常に必要という方もあるそうです。
mizuhoさんのお母様も、まずは抑制系の薬の合うものを見つけられることが大切かと、素人がとても僭越なことをと思いますが、感じます。
【河野先生の抑制系に対する考え方について】
河野先生は、抑制系の使用を推奨していますが、これは介護者を楽にするためです。介護者が困っていなければ、陽性症状を抑えるために無理に抑制形の使用を薦めている訳ではありません。ただ抑制形を使用しないと、介護者がそれ以上の介護を続けていくことが困難なためですが・・・・・。いわば必要悪と言ったらよいのでしょう。
フェルガード類が使用可能になる前は、抑制系を積極的に使用するしかなかったのですが、フェルガード類の出現によって変わったと言っております。この点は私も同感です。今まで介護者のストレスを軽減して在宅介護の継続を可能とすることに、治療の主眼がありました。でもフェルガード類の使用によって、認知症の方を抑制形を使わないで、穏やかにする可能性が出てきました。認知症の方の認知機能を改善することによって、介護者も認知症の方も穏やかに生活できる可能性がフェルガード類により可能となってきています。
フェルガード類は認知症の方の認知機能をすべて軽減するわけではありません。ただ相手を思いやる気持ちを強くすることは、フェルガードの大きな長所と私も河野先生も考えております。こういったフェルガードの効果によって、認知症の方と介護者の両者を助けることができるようになりました。
この点は20年以上認知症の治療に携わった医師には夢のような状況になっています。レビーの陽性症状のコントロールには、抑制形の使用だけではレビーのBPSDをコントロールすることは非常に難しいです。フェルガード類の存在なしには、レビーの治療は考えられません。ピック病も同じです。このことを多くの医療関係者や介護関係者に知ってもらうことが、重要だと思います。
【*hokehoke先生へ//パンドラより】
河野先生の抑制系の薬剤についてのお考えをお教え下さってありがとうございます。

名古屋でのピック病のセミナーの折には、どうしても抑制系のお薬をなくせない方の例なども出ておりましたので、mizuhoさんへのお返事にあぁいう書き方を致しましたが、誤解を招く点がありましたら、申し訳ありませんでした。

>フェルガード類の存在なしには、レビーの治療は考えられません。ピック病も同じです。このことを多くの医療関係者や介護関係者に知ってもらうことが、重要だと思います。

私などが、大変僭越だとは思いますが、家族介護者として、同じ気持ちでおります。ひとりでも多くの方に、フェルガードの効果について、知って頂くことが何より大切だと思っています。

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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

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「セミナー情報」

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「両親の改善報告」
「患者家族としての気持ちの変化」
2009.5~6 報告

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