2017 / 08
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干し柿

【みつこさん】

精神科の往診日になっていましたので、3時過ぎくらいに家を出ました。
施設に着いて、階段を上がっていくと、上がりきったところで、物干しに吊るしてある干し柿が目に入りました。
この前来た時はまだ今干したばかりって感じの、生々しい柿でしたが、今日は大分縮んでいました。
皆でこれを食べている姿を想像して、何だか可笑しくなってしまいました。
そこで、のんきに、写真を1枚、ぱちりとしました。

ユニットの方へ扉を開けて入って行って、介護士さんたちに挨拶して、のんびりと面会票を書こうとしていると、介護士さんが「先生がみえてますけど・・」と、ソファの方へ手を向けられました。
おぉ、見ると、先生とみつこさんがソファに並んで座っていました。
「ごめんなさい。遅くなって。」と慌てて、隣に座りました。

「もう、施設に着いてしまいました。」と先生から家に電話があったそうです。
携帯も教えて欲しいと言われて、教えたと夫が言っていました。
私は携帯に着信があったのも気付かず、悠長に柿の写真など撮っていました。

今日に限って、看護師さんも診察に加わってもらえなくて、先生もその辺の介護士さんに様子を聞いたりされてたようで、ちょっと気分を害されたかもしれません。

「落ち着いたようなので、薬も変化ないですし、提携病院の方へ変わって頂いても良いかも知れません。」と言い出されました。
「待って下さい、先生。もうしばらく・・・。」とお願いしました。

先生は、みつこさんのことを、ピック病だと考えていると再度おっしゃいました。
CTを見てみれば、はっきりするけれど、ということなので、次回は、外来受診をして、CTを試みてみることにしました。

ただし、みつこさんには、CT撮影ができるかどうか、私がついていて、頭を抑えていて、できればやってみることにしました。
「鎮静させてまで、撮影する意味はないから」とおっしゃいました。

ピック病というのが、信じがたい気がするので、確かめてみたいのだけど、今のみつこさんにとっては、それをはっきりさせたから、どう、というものでもないのですから、無理をする意味はありません。

次回の外来受診は5週後の来年です。


先生が帰られてから、また、喫茶室に入っていって、例のごとくミルクココアとみかんと持参したお菓子を一緒に食べました。

のんびりとそんなことをしている間に、実はよしおさんが大変な事になっていました。

暗くなる前に、帰りたかったので、「そろそろ、行ってくるわ」と言うと、いつもになく今日は母の顔をしてくれました。
ちょっと意味不明なんだけど、通訳すると、「車に気をつけて、事故をおこさないように、変な事になっちゃ、イヤだよ。」っと、そんな意味のことを言ってくれました。



【よしおさん】

家に帰って、しばらくすると、インターフォンが鳴りました。
よしおさんからで、「ちょっと、話しておきたいことがあるから、来て。」

行ってみると、やはり、今日も、「胸が苦しくなった。インターフォンを鳴らしたけど、誰もいなかった。
今は治っているけど、今夜、苦しくなってもインターフォンを押せないかもしれない。今から病院へ連れて行ってもらった方がいいか?」という内容でした。

・よべーる(両親家とパンドラ家を結ぶナースコール)をセットしなおして、よしおさんの枕もとに置いて、もう一度説明しました。
・ニトロを枕もとに置いて、これも説明しました。

11月28日にも、同じようなことがありました。先日のCTでも、脳の梗塞は見られないということなので、心筋梗塞がまた起きる可能性は低いように思うけど、どうなのだろうか。
恐らく、狭心症の発作が起きているのかな?とは思うけど。

よしおさんは、またと言うか、もうと言うか、覚悟を決めてしまったようで、遺言を始めました。
それは、もう、何度も繰り返していることなので、内容は、よくわかっています。

よしおさんを一人暮らしさせておくのも、直に限界がきそうな気配がしてきました。
それに、やっぱりひとりじゃ、寂しいよね。

「みつこさんの施設へ一度見学に行きましょうよ。」と声をかけると(毎度毎度なんだけど)
「行ってみる。」と、毎度毎度同じお答えです。

みつこさんの時にも、いつも言い続けていたけど、「先のことはわからない。ケセラセラ。」
よしおさんのこの先も、わからない。でも、ふたりにとって、平穏でいられるように。欲を言えば、笑顔が見られるように。
それを目標に、考えていこうと思っています。
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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

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