2017 / 10
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みつこさんが特養に入所して、1年半以上が過ぎました。
入所当初とは風景がすっかり変わりました。
入所当初にいらっしゃった方の何人かがお亡くなりになりました。
残っていらっしゃる方も様子がすっかり変わってきました。
嚥下の悪くなられた方が目立ちます。
当時は自力で食べていらしたのに、今は介助されている方も目立ちます。
みつこさんもその仲間に入りそうな感じです。

今では私の事も誰だかわかりません。
ましてや夫のことは、胡散臭い目で見るようになりました。
在宅の時でも、私とみつこさんの関係がどういう関係であるのかは、わからなくなっていましたから、特に認知症が進んだからという訳ではありません。
言葉が話せなくなった分、わからなくなったように感じるだけかもしれません。

新しく入られた方たちは、入所当初から介護度5という感じの方が多いです。
順番待ちをして、ぎりぎりでないと入れないということなのか、老健やGHに居られなくなって回ってこられたのか、最初から長くは居られない雰囲気の漂う方が多く、そう言った方たちで、ぐるぐる回転していくことになりそうです。

みつこさんは長居組になるのか、回転組になるのか・・・。侘しい話です。

私が最初に近所の特養の認知症専門棟を見学させて頂いた時のカルチャーショックは忘れられません。そこはその階だけが、鍵がかかって、他の階へ移動できないようになっていました。
入居者の方たちは、4人部屋で病院の相部屋のような居室から、お昼はロビーに出てきて、車いすやソファで過ごしていました。
それぞれに手厚く介護されていらっしゃいましたが、その異様な風景は目に焼きつき、そこへみつこさんを預けられないでいました。

今いる特養はユニットタイプなので、個室です。ですけど、お昼はロビーに出て、介護士さんたちの目の届くところで日がな1日過ごすことに変わりはありません。
ただ、どこからでも外へ出られる作りと、どの階からも庭に通じているところ、中庭がたくさんあるところ、認知症の人がほとんどだけど、認知症専門棟の閉鎖棟ではないところが違います。

今日ふと思いましたが、最近のユニットの雰囲気は、認知症専門棟のあった特養のロビーの雰囲気と似てきました。
それだけ重症の人が多くなったということだろうと思います。

でも、違うところも大いにあります。今日もみつこさんとしばらく過ごして、さあ帰りますと、みつこさんに「出かけてくるわ。」と言うと、ぴったり通じて、「どこへ?」と返されました。
想定外の返事にどきっとしました。
おとうさんを見てくるわ」と言うと、今度は何やら意味不明になりましたので、もう一度「行ってきます」と言いました。
言ってらっしゃい」と返してくれたので、その場を離れました。毎度後ろ髪ひかれます。

出口に向かって歩くと、顔なじみになったおばあさんたちが、「帰るの?」と手を出してくれたり、
気をつけてね」と頭を下げてくれたり、胸が熱くなってしまいます。
帰るの?私も連れてって。」と言われたこともありましたっけ。

介護士さんたちはほんとに忙しそうに立ち働きながら、ひとりづつに細かく目配りをしてくださっています。
みつこさんは、ここに来て、ほんとに良かったよねと思っています。
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【風景が変わって】
おはようございます。
今朝はひんやりします。
みつこさんのお見舞いご苦労様です。

父がたまに正気に戻ると『済まないね』と。。
きっとみつこさんも感謝されてますよ。
残された時を穏やかに過ごされるといいですね。

たまには外の散歩もいいかもしれませよ。
【*nickさんへ】
母はたまに他人行儀に「ありがとうございます」と頭を下げます。
それも何だか切ないものです。

nickさんのお父様はそれは十分にnickさんに感謝していらしたことでしょう。

外への散歩、いつか行ってみようと思います。
外は坂道が多いので、まずは中庭くらい出てみないとね。
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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

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「両親の改善報告」
「患者家族としての気持ちの変化」
2009.5~6 報告

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