きくち体操
今日はきくち体操の名古屋講演会があるということで、出かけてきました。
人間のからだ、骨格、筋肉は、生きている限り、本来のあるべき姿でいられるはず。
腰が曲がったり、膝が痛くなったり、手があがらなくなったり、骨そしょう症になったり、さっそうと歩けなくなるのは、それが筋肉が衰えたためであるならば、それはその体の持ち主が、そういう体にしてしまったから。その人の怠慢。
脳からの指令を大切に、集中して自分の体と向き合って、筋肉を動かすようにしていけば、決して衰えて、使えない体になることはない。
とまあ、だいたいそんな事だったと思います。実践してこられた先生のお言葉ですし、とても頷けるものがありました。
万歩計とにらめっこして歩くことでもなく、ハードトレーニングで筋肉を鍛えるというものでもなく、どれだけ身体がぐにゃぐにゃに柔らかいかを競うものでもありません。
手と足は特に脳と直結している。脳の指令に集中して、足の指1本、1本を動かす、手の指1本、1本に集中することが、全身の筋肉につながるなど、骨格標本を見ながらの説明は納得のいくものでした。
脳とのつながりなしに筋肉を育てることはできないという話から、認知症の重い人が体調を整えることの難しさが良く理解できました。
脳の大部分が委縮してしまっているであろう、みつこさんの場合は、ダメージを受けている部分の脳と関連のある体の部分が調子が悪くなることは十分考えられます。
それに、今のみつこさんには、脳を使って、自分の体の為に何かをする、たとえば、足を衰えさせないために歩く、血液循環を良くするためにマッサージする、と言ったことが、全く理解できません。頭で理解できないことをすることは、全く意味がないということになります。
ハリ治療にしても、腰にハリを刺して、腰の痛みをとる訳ではなく、いわゆるツボと呼ばれる部分にハリを刺し、それを脳が感じ取っているわけなのだから、脳が何も感じなければ、ただ、チクッとしただけのことなのかもしれません。
それでもハリ治療を続けているのは、脳が全面的に壊れているわけではないのだから、どこかでひっかかるかもしれないし、少なくともマッサージは気持ち良いと今はまだ感じているようなので、続けています。
自分のために出かけた講演会でしたが、どうしても認知症と結びつけて考えたくなってしまいます。
逆に、自分のためということでは、今からこうして脳を使って、体を維持していくことが、認知症の予防につながるということも感じました。
大切なことは、このきくち体操をどれだけ、休まず、長く続けていけるか、、、それにつきると思います。
さて、私はどうでしょうか。続けられるでしょうか。




