2017 / 10
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11月13日(木)に長久手南クリニックで行われました、主にケアマネさん、介護士さん、訪問看護師さんなど、施設関係者の皆様対象の認知症勉強会に参加させて頂きました。
講師は院長の岩田先生です。
認知症は改善します」というタイトルでの、最近の症例報告会でした。

印象としては、偶然かもしれませんが、レビーの患者さんが多いのだなぁという気がしました。
それから、時計描画テストにしても、長谷川式のテストにしても、皆さん点数として改善している点が、印象的でした。
軽度認知症状の方から、認知症中程度までの方は改善が大きいということのようです。
みつこさんのように、長谷川式のテストは不能という状態になって久しいものには、点数的に改善というのは土台無理な話です。
逆に言えば、「もしかしたら認知症?」という程度で治療を始められたら、ほんとに普通の人になれる可能性がとても大きいということです。

そのことを、家族の方にわかって頂けたらほんとに良いのにと思いますが、これが難しいのですね。
困った症状があれば、誰だって何とかならないかと思うのですが、ただちょっと物忘れがあるかな?という程度だと、「年相応だ」とか、「何も困っていないからいい」とか言う言葉になってしまいがちです。

友人にも回りに認知症とおぼしき人がいる方は多いのですが、なかなか診察を受けるところまで、結びつきません。
認知症の家族がいるとわかった時点で、「早めに治療すると良くなるよ。」と、一回はさりげなくお話させて頂くのですが、そういう状態だと危機感がないので、真剣に受け止めてもらえないことが多くて残念です。

岩田先生のところの新患さんも、あちこちの医療機関めぐりの果ての介護難民と化した方が多いそうですが、できることなら、少し何かが違うなと家族が気付くくらいの状態で、初診で認知症の専門医に診てもらえれば大いに救われるのにと思います。

早期発見、早期治療が改善に結びつくということが、それができなかった経験をしたものでないと、分からない、分かり難いというのは皮肉です。

これからも懲りずに、治療のお勧めをしていこうと思っています。
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【うちはならないわ!】
うちはならないわ!って思いたいんですよねえ。で、見ても見えない、感じても感じなかったフリをしているうちに・・部屋の中で物がなくなり・・やがて・・泥棒騒ぎでようやく発見というパターンかな?
社会全体、意識を変えないと、なんともなりません。冗談抜きで、巷に認知症老人があふれ出て、初めて対策を・・とか言い出すんでしょうねえ。
団塊の世代が認知症多発年齢に達するのに後10年足らず!ど、どうする?
【】
100%認知症だとわかっていても、ただのウツであって欲しい!と願ったときがあった。夫に「認知症じゃない!と思ってるの?」と聞かれたこともあった。認知症だとちゃんと分かっているんだけど、どうしても認めたくない時期があったなぁ。それが、いけないんだよね~。
10年後は認知症も糖尿病のように国民病になってるかも?
【何もわからなくなって幸せ】
きじとらさん、はじめまして。
もうひとつあると思います。それは認知症になれば何もわからなくなる、いやなこともわからなくなると思っている人が多いことです。わからなくなるということがどれほどの不安、不快感であるという認識はない。認知症になるのを恐れるのは、周りに迷惑をかけるからとか、社会のお荷物といった面であって、家族だけでなく本人自身がどれほど苦しむ病気なのかといった情報も出していく必要があるのではないでしょうか。
【】
初めまして。勉強会の内容納得です。先のコメント三人様のご意見も同じくです。 現在の認知症治療は専門医ですらアリセプトで済ましているケースが大半ですので 某医師は掲示板で訴えているのでしょう。但し処方を何パターンか記載するだけで本当に理解に至る医者がいるのか?家族がそれを主治医に依頼出来るのか?実際保険請求で認知の方を統合失調症にして通過するのか?(精神科でないのに。)そんな壁がある状況で絵に書いた餅の処方を並べても 現実に不可能なだけで反対に処方してくれる医者探しに徒労するだけではありませんか?遠路某県までどれだけの方が嫌がる本人を受診させられますか? それより 実際家族が悩んでいる症状に合わせ医師がコメントし、その後の経過を報告することが 今の認知に対して先ずは大切だと思います。  私は保険請求に疑問を感じる者です。(医師・事務屋・審査員ではありませんが)後一つ疑問で掲示板という大勢の目に触れる場に、医療機関の所在地を表記する事は宣伝行為に当りませんか? 
パンドラ様不快なコメントで誠に申し訳ありません。不適切と判断なされるならば 削除をお願いします。某掲示板に直接書きますことは 別掲示板のように荒れては困りますので、この場にお邪魔させて頂きました。  勉強会の内容は今後の 世間全体の課題かと………。
【*きじとらさんへ】
わからなくはないですよ、認知症と思いたくない心理。
できることなら家族に認知症であって欲しくないないですもの。
願望が高じて、「見て見ないふり」したくなってしまいますもの。
でも、本人はもちろん苦しいし、後で困るのは介護者なんですよね・・・。
認知症が改善できるという意識がないから、その発想へ行ってしまいますので、根っこの「認知症は改善できる」を推し進めて行きたいと思っています。
【*ちゃーさんへ】
私は父に対しては、物盗られ妄想が出てくるまでは、本当に認知症という意識をほとんど持っていませんでした。
多少「ボケ」てるなぁとは思っていましたが、「ボケてる」何て言ったら、火を吹いて怒る爺様でしたから、「触らぬ神に祟りなし」を決め込んでいました。
今思えば、それが間違いのもとですね。
【*mizuhoさんへ】
今、大半のコメントを書いたところで、ぶっとびました。
なんで・・・???
気を取り直して再チャレンジします。
-----------------------------------
「わからなくなって幸せ」と言うことは絶対ないです。
私も両親のいさかいとかを見てきたので、今はそれもわからなくて幸せ・・・なんて言葉を使うことはありますが、本質的には「幸せ」と言うことはありません。

ある日突然に記憶が消えたり、物事の手順がわからなくなったり、人格が変わったりする訳ではありません。
少しづつ自分が自分でなくなって行く過程の苦しさは、恐らく当事者でなくては分からないでしょう。しかも当事者はその苦しさを的確には表現できません。
私は母が自分の存在そのものを失っていく過程をこの目で見ていました。
「私はどうしてここにいるのだろう?」
「私は誰?」
「私とあなたはどういう関係?」
「分からないことが一杯ある」と言った言葉を忘れません。
生きながら、じわじわと脳が死に絶えて行く苦しさは本人にしかわからないのかもしれません

mizuhoさんも同じことをお感じなのだと思います。
【*ネオマスさんへ】
ネオマスさん、はじめまして。
コメント投稿ありがとうございます。
記事にはっきり書いてなくて誤解をまねいておりましたらお詫び申し上げます。
この勉強会は、非公式の物で、イワタ先生がまずは地域の中から認知症の方を早期発見、早期治療に結び付けたいと、一番最初に認知症(予備軍)の方と接することになるであろう、ケアマネさん、訪問看護師さんたち介護職の方を対象に行われているものです。
私は患者家族という立場で参加をお願いして、させて頂いています。

認知症を的確に診断、治療ができる専門医が本当に少ない現在、家族が患者を専門医のところまで連れて行けない現実はよくわかります。たとえ近くに専門医がいても、混乱している患者をそこまで連れていくには、ひと工夫もふた工夫もいります。
現に離島にお住まいの上記コメントを下さった方も専門医のところへ連れて行く事は考えておられません。(できません)
だからこそ、どこにどういう専門医がおられるのかの情報公開は大切だと私は思います。今行けなくとも、情報は欲しい。行けなくともメール相談に応じて頂けるかもしれません。
私はいつか必ずここへ両親を連れて行くと念じて、パンフレットを大事に取っていました。

>それより 実際家族が悩んでいる症状に合わせ医師がコメントし、その後の経過を報告することが 今の認知に対して先ずは大切だと思います。

そのために、守る会の掲示板ができましたね。それも同時進行で行われれば、より改善できる方は増えると思います。  

保険請求のことに関しては、よくはわかりませんが、認知症の症状に応じた薬の処方ができない現実を変えていかなくてはならないのだと私は思っています。
【私も普及活動中です!】
私の周りにも認知症の始まり?と思う方が何人かいらっしゃいます。
それとなく、母を引き合いに出して、最近の認知症治療のことをご家族にお話ししますが、切迫感がないことと認知症介護の大変さを実感していないせいか、聞き流されてしまいます。
私も同じようなものでした。
比較的初期には病院へ連れていきましたが、それまでの間物忘れの不安から発しているであろう鬱症状と不眠で苦しませてしまいました。
その後は、通院していることや症状が安定していることに安心して、新しい治療や介護サービスなどにあまり関心がありませんでした。
症状が悪化して初めてあわてていろいろ調べた次第です。
もっと早く、きじとらさんやパンドラさんのようにフェルガードやアリセプトの調整をしていたらと思うと残念です。
今の介護施設の連絡ノートには、母の様子や家族の気持ちと状況を必ず詳しく書きます。母に関心を持ってもらい、よりよい介護をしてもらいたいからです。
それがうまくいっているかはわかりませんが。
そのノートにフェルガードやアリセプト等の薬物コントロールで改善したことを書いていましたら、興味をもっていただけました。
改善を実感した家族から介護現場へと広がり、無理解なお医者様だけ取り残されていきそうです。
【わからなくなって幸せの訳はない!】
診断が下るまでの数週間は、神仏に祈る気持ちでした。しかしその一方、きっと「認知症という診断が下るだろう」とも思っていました。父は徹頭徹尾冷静でした。
私は、自分を慰める事柄を探しました。アリセプト!そうだ!これで2年とか大丈夫なんだ!2年たったら近くの有料老人ホームに入所させて・・。
いやはや、私は無限大の馬鹿者でした。実際は、そんな絵に描いたような簡単な過程になど、決してなりはしません。
おっしゃるとおり、本人の心中たるや大変な葛藤があると思います。しかもそれを適切に表現することもできないのです。
私の母は通常は、まだごく普通の生活が送れています。しかしちょっとしたドジをしでかすと、そこで「おとうさん、ゴメンなさい。」「有難う。助かったわ。」とか言う言葉、特に直接的に謝罪と感謝を表す言葉がタイムリーに出てきません。自分が大ドジを踏んだということ、家族に迷惑をかけたという事は、わかるので、ふにや~としてションボリするだけ、まるで他人事のような顔をします。尋ねると「申し訳なくて・・」とか言いますが、とっさにその申し訳なさをきちんと表現する言葉は出てきません。そしてそのうち、謝罪の言葉を言うべきタイミングは失われ、母はただの横着者になってしまいます。とっさに相手に気を配る(配ったようにみせる)表現は、到底出てこないのです。これは老夫婦の間でも、人間関係を滑らかにする上で、大きなデメリットになっています。
本人は、間違いなく困り果て悲しくなっていると思います。この点は、意外と見過ごされているかもしれません。

勿論、本人がわからなくなって幸せのはずもありませんし、わからなくなっていく過程は恐怖そのものでしょう。認知症は介護者にとっても、本人にとっても困惑をもたらす病気だと思います。
できるだけ早く見つけ、果敢に治療しなくてはいけないことを、地道に発信し続けることが大切だと思います。困惑は何もしなければ、不幸に直結するからです。
さてしょんぼりさんの家に言って、元気をチャージしてくるとしましょう。

追伸:カモミールさん助勢?感謝いたします。これからも宜しくお願いします。
mizuhoさん、おっしゃる通りだと思います。だれも好きで認知症という病気になったわけではないのです。焼けるような焦燥感が、本人の胸にはあふれているでしょう。しかもその焼けるような思いを表現する手立てをどんどん失っていくのです。どんなにか歯がゆく無念の思いがあるはずです。
正しく治療することで、本人が気持ちよく、自分らしくすごせる時間がうんと延びる可能性があることをしっかり広めていかねばいけないですね。
【*カモミールさんへ】
カモミールさんも、これまで漫然と治療をしていた時のことは忘れて、気がついた時から、治療開始ですね。
私も同じ道だと思います。ただ、ひどいことには、最初の診断が誤診であったことと、正しい治療が始まったのがあまりにも遅かったことです。
でもそれは考えっこなしですね。

これからは、地道に皆様に布教していきたいと思ってます。
カモミールさんもそうなさっているのですね。
少しでも、成果が表れると嬉しいですよね。
【*きじとらさんへ】
引用開始
>私の母は通常は、まだごく普通の生活が送れています。しかしちょっとしたドジをしでかすと、そこで「おとうさん、ゴメンなさい。」「有難う。助かったわ。」とか言う言葉、特に直接的に謝罪と感謝を表す言葉がタイムリーに出てきません。自分が大ドジを踏んだということ、家族に迷惑をかけたという事は、わかるので、ふにや~としてションボリするだけ、まるで他人事のような顔をします。
引用終わり

きじとらさん、私たち夫婦ももしかしたら、未治療の老老介護真っ最中なのかも(笑)
私たちもふたりとも適切な言葉が出ないタイプです(笑)
笑ってごまかさないうちに、サプリを飲もうと思います。

焦らず、地道に伝えて行くようにしたいと思っています。
自分の親の今後も見極めながらね。
【】
パンドラさん、タイトル「何もわからなくて幸せ」は誤解を招くのでよろしければ削除してください。
母のことを聞く人からこう言われたことがこの春からでも3回はありました。ご本人は悪意を持って言っている訳ではないので怒る訳にもいかないが腹は立ちました。でも世間の認知症理解ってこんなものなのかと思いつつ母の実態は説明しています。
8月パンドラさんのブログにお邪魔した頃、やっと4月からの興奮状態が治まってきたのですが、まだ絶叫することがあり、そのときなぜ声をあげるのか聞いたら3ヶ月ぶりに答えてくれたのです。
何もわからない…思いどうりに行かない…イライラする。
恐怖におののいた目で確かにこう言いました。
その日から母にはスキンシップ、何としても笑わせることに専念しています。
何もわからなくなって幸せなわけがない。でも幸せになってもらいたい。
【*mizuhoさんへ】
私だと全文削除はできるのですが、タイトルだけはできません。
せっかくコメントして下さって、問題はないと思っていますが、このままでいかがでしょうか。

それとも、ご自身で、EDITをクリックして、編集できると思うのですが、いかがでしょうか。
気になさるのでしたら、タイトルだけ変えて頂けばと思っています。
いったん削除して、本文だけ投稿しなおしさせて頂くことはできますが、順序が後になってしまいます。一度ご検討ください。
また、ご指示ください。
----------------------------
認知症のことを何もご存じない方だと、悪意はなく善意ででも、何もわからなくなって、嫌なこと、辛かったことも忘れて幸せと思われることもあるかもしれませんね。
そんな時、いちいち説明するのも億劫になりますよね。

mizuhoさんのお母様は、わからなくなる恐怖をご自身で説明されたのですねぇ。偉い。
【】
勉強会に参加していただき、有り難う御座いました。60名ほどの参加者がありました。

勉強会の準備をすることは大変ですが、スライドを作ることで各患者さんの診断や治療の見直しが出来、今後の診療にも役立てることが出来ると思っています。

次回はドクターコウノの講義です。毎回、本当に勉強になります。お待ちしております。
【*イワタ先生へ】
イワタ先生、書き込み頂いてありがとうございます。
また、勉強会に参加させて頂いて、お礼を申し上げます。
先生がご自身のお時間を削ってまで、患者のために尽くして下さっている姿を拝見していますので、私たち患者家族も何かの形でお役に立ちたいと自然に思います。
自分の経験から言える言葉を発し続けていこうと思っています。
これからもよろしくお願い致します。
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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

↓セミナー情報はこちらをご覧ください。

「セミナー情報」

↓以前のセミナーでの報告原稿はこちらをご覧下さい。

「両親の改善報告」
「患者家族としての気持ちの変化」
2009.5~6 報告

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