2017 / 08
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【保存版投稿コメント】

このブログに投稿頂いたコメントから、いつでも皆さんの目に触れる所に残しておきたいものを、記事として更新させて頂きます。

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【認知症の人の痒みに対する漢方治療】

さてさて、これは相当やっかいです。本当の痒みはどのくらい?本当の痒みが十くらいだとすると、それを何百にも感じている可能性がありますね。普通なら、「ああ、痒くてたまらん!」というくらいの状況を、感覚異常で、実際の何十倍もの苦痛を感じ「か、痒い!く、苦しい!たまらん!、助けてくれ!わー!」と表現しておられるのかもしれません。痒みを感じる→受容神経が興奮する→神経は痒みの程度分より過度に興奮する→関係ない神経まで巻き込んで興奮させる→絶叫するのパターンだと思います。不快・不調を受容する神経が暴走しているらしいことは容易に想像できる症状です。そもそも異常な痒みの正体は、皮膚にはなく、実はそれを感じ取る頭の中(脳)にあるのかもしれません。

想像と妄想の結論:認知症がらみの陽性症状がある程度抑えられたら、痒みも相応に鎮まる可能性がある。

もちろん皮膚科の医師に対処療法をしていただくことはかまわないでしょうが、効果は大して期待できないかもしれませんね。
今、薬物に対して、とても敏感な状態が継続している状況下で、漢方治療を行うのは危険に感じます。薬剤過敏がなければ、頓服で飲めば痒みが鎮まりそうな漢方エキス剤はありますが、過敏症を刺激したら本末転倒。ひとつひとつの薬剤を、これは大丈夫か?とチェックしながら一歩ずつ前進している状態のところに、漢方を同時に加えて、結果を複雑にすることはおすすめできません。
まず今のやり方で、ひとつひとつ薬剤の反応見ながら、ピントあわせをして認知症の陽性症状を少しでも取り去り、お父様が少し落ち着きを取り戻し、介助付きで外出できるようになったら、マトモな漢方医にしっかりと診断していただき、痒みを感じさせていた根本部分をしっかり治してもらうことです。今、目に見えている症状(痒み)を治療する(標治といいます)だけでなく、何故痒みが起こったか?なぜ痒みを感じたか?というところまで遡って、その大元を治療する(本治といいます)ことをすべきでしょう。
お父様は何らかの原因で体のバランスを崩され、脳が何らかのダメージを受けて、脳神経が過度に不必要に興奮・暴走する状態が続いているのだと思います。そのような経過も含めて、より深いところにもしっかりとアプローチできる処方を組み立てる能力のある、論理的思考を持った漢方医が必要ですね。でもこれはまだまだ先のことでよいでしょう。
まきぼんさんの件とは別件として
老人の乾燥性の皮膚掻痒症(特に冬に多いですね)というと、最近、金太郎飴みたいにどこにでも出てくる「当帰飲子」(トウキインシ 番号は86)。別に老人専用というわけでもなく、皮膚や髪の毛に潤いを与える処方(詳しく言うとそれだけではないが)。間違って飲んでも、そこそこ健康な人なら、もーのすごい副作用がありそうな処方にも見えません。でも胃もたれする人は案外多いのですよ。地黄が入っている処方は胃の弱い人には要注意です。試してみたい人は、医師のところで処方してもらえば保険も効きます。
でも漢方って、自己判断でなく、まとも(ここが苦しい!)な漢方専門医にきちんと診断して貰い、処方をうけるのが原則です。片手間で漢方エキス剤も出しますよ!ってところが多いですが、腕は??のようです。

2008/08/09 09:34 | きじとら [ 編集 ]
元記事:ショートへお迎え 08/8/9
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【】
皮脂欠乏性皮膚炎の治療について
高齢になり皮脂の分泌が落ち、皮膚に細かいヒビ割れが出来、そこから汗などの刺激物が皮膚の内部に入り、かゆみが起こります。これが皮脂欠乏性皮膚炎の症状が起こる原因だといわれています。
 これを抑えるには、皮膚の表面を保護する保湿剤の役目をする軟膏などを塗りこむと良いと言われています。私は以前は「白色ワセリン」を使っていましたが、最近は「ヒルドイドソフト」と言うゲル状の軟膏を使っています。デイなどで入浴後(週に2~3回)全身に塗ってもらうとだいぶ改善することが少なくありません。
 後漢方薬の使い方は、中国と日本では処方の作り方が、違いが有り日本での使い方(和漢と言うようです)についてお話させてください。私は漢方専門医ではありませんし、積極的に使うつもりはありません。それは以下の理由からです。
「和漢」の特徴は昔作られた標準的な処方薬野中から、その人に合った処方を選び出すことが必用です。この場合現代医学の薬(漢方に対して、洋薬という)は、症状や病気の原因により薬を使い分けています。ところが「和漢」では、証と言う、四つの要素について陰と陽にわけ、患者の体質を16に分け、同じような症状や原因であっても、その方の体質によって使う処方が違うということのようです。
証について学んで16の体質に分ける作業も結構奥がふかそう出し、それに応じた処方を選ぶとなると、とても理解しきれません。この様に「和漢」の処方(各メーカーで処方名をつけて、処方済みで発売されているもの)を使いこなせないからです。昔漢方のメーカーで証を確認して、症状など入れれば、適応可能な処方のリストを出してくれるソフトが無いかと言ったのですが、作れないようです。今まで見たことは有りません。このように漢方の使い方は、かなり勉強しないとなりません。洋薬のように「認知症の陽性症状に抑肝散」と言うような短絡的な使い方はいけないと漢方専門医は言っております。ちなみに抑肝散は「虚弱な体質で神経が高ぶる方が対象」と薬の取り扱い説明書には書かれています
 以上皆様のご参考になればと思い、コメントさせていただきました。
【*hokehoke先生へ】
hokehoke先生、はじめまして。一患者のブログに書き込み頂きまして、ありがとうございます。
いつも「認知症ねっと」では、相談者にお忙しい中、親身なお答えをされていて、素敵な先生と感服致しておりました。

漢方治療について、お書き込みありがとうございます。
皮膚の乾燥から来るかゆみに「ヒルドイド」は、私自身も皮膚科で処方されていて使用しています。
両親とも、別の保湿剤ですが、お風呂上りに使うようにしています。どうしても痒みがでるようですので、掻き毟る前に防衛の意味です。

この記事の質問者さんのように、掻き毟ってしまうと、かゆみが脳にインプットされてしまって、どうにもならなくなってしまうようです。
そんな時に、藁をもすがる気持で漢方で何とかと思う気持になると思うのですが、、漢方も使い方が良く理解できていないと大変難しいものだということがわかりました。

認知症でよく使われる抑肝散にしても漢方の処方から考えれば、本来はひとりひとりに合わせて処方されるべきものだということがよくわかりました。

どうもありがとうございました。
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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

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