2017 / 10
≪ 2017 / 09 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - - - 2017 / 11 ≫

【保存版投稿コメント】

このブログに投稿頂いたコメントから、いつでも皆さんの目に触れる所に残しておきたいものを、記事として更新させて頂きます。

---------------------------------
【フェルガードとフェルガード100の違いについて】

フェルガード100は抑制系、フェルガード(=Newフェルガード)は興奮系と、河野先生は、なるべく単純にわかりやすく説明をこころがけていらっしゃいます。何もしらない家族が選択を間違い、陽性症状を起こさせてしまい、介護者自身、良かれと思って結局自爆!という事態を、何としてでも避けたいと思っていらしゃるのでしょう。

しかしもう少し正しく言うなら、フェルガード100が抑制系であることと、一部の向神経薬が抑制系である事の意味は全く違います。

フェルガード100の主成分はフェルラ酸です。配合割合から見ても、フェルラ酸の働きがその効能のほぼ全てです。フェルラ酸は強い抗炎症作用で、脳神経の炎症を防ぎ、元来なら次々と連鎖的炎症を起こして壊死する運命にある脳神経の炎症をブロックします。炎症が止まる、あるいは炎症範囲が広がるスピードが緩むと何が起こるか?
脳が可塑性(機能停止してしまった部分を他の部分が担当してくれるようになる力)を発揮しやすくなります。

脳卒中で片手麻痺になった人が、リハビリでやがてその手が動くようになるのは、脳の元々の該当分野が復活したわけではありません。脳は一旦壊死したら再生は難しい臓器です。では何が起こったか?脳の別の部分から神経の長い手が新たに延びてきて、元来担当ではなかったことまで担当してくれるようになったのです。それには相当の時間が必要です。

フェルガード100で、脳神経の損傷範囲が広がらないようにしておけば、脳の可塑性は当然発揮されやすくなります。残っている部分は懸命に、損傷した部分が担っていた分野まで担当しようとがんばります。これは、フェルラ酸にしろ何にしろ薬剤がする仕事ではありません。ヒトが元々もつ自然修復能力が勝手にすることです。

フェルガードは、新しく伸びてくる神経の手が、より速く伸びてくるよう、ハッパをかける成分をより多くしているようです。
脳の可塑性は子供の時で一番つよく、老人になればはるかに弱くなっています。強めのハッパをかけられたら、それにうまく反応して早く神経の手が伸びてくる場合もあるでしょう。でもそれに反応できない人は、結構多そうです。病気の種類によっても、症状の重さによっても違うはずです。新しい神経の手を速く伸ばそうとして、強烈にハッパをかけて、却って失敗してしまう場合があるのは容易に想像できます。

フェルガードとフェルガード100は単に興奮系と抑制系という区切りだけではなく、どちらも「修復の為の土台作り系」つまり脳に可塑性を発揮させるための土台作りをするのがメインの効能であるサプリだと思います。
フェルガードのほうがフェルガード100に比べて、新しくシナプスさん、はやく伸びてきて!とハッパをかける力がより強いですから、病気の種類・病状の悪化・加齢で体全体の代謝が弱まり、神経の長い手の伸び方もまったり?になっているところへ、さあさあ速く伸びろ~!と御尻を叩かれたら、立ち往生してしまう場合もあるでしょう。勿論それを受け入れられる身体状態があれば、神経の長い手はフェルガード100を使ったときより速く伸びるかもしれません。

どちらにしろ、フェルガード100は抑制系で病状を抑えているだけなのだろうから、回復させるには何としてでもフェルガードのほうを使わなくては!と思う必要はないでしょう。

きじとら | URL | 2008年07月12日(Sat)11:27 [EDIT]
元記事:「よしおさんの診断とお薬について」(7月11日)


--------------------------------------------------
<補足>

ふむふむ理解したぞ!で、一生懸命観察してみたんだけど、何型の認知症だかどうしてもわからない!沈んでいるようでもあり、興奮しているようでもあり・・でも怒り出したり、悪化したりしたらどうしよう!怖いよー!自信がないよー!困っちゃうよー!という人がいたら、迷わずフェルガード100を選択して下さい。

勿論、いきなり標準量飲ませたりせず、半量位からそろそろスタート。異常な反応が起こらないかどうかチェックしながら、少しずつ増やしていきます。
体質により、また認知症の型により、薬剤感受性には大差があるものです。万が一レビー小体型認知症(専門病院でもアルツハイマーと誤診されている場合が多い)だったりしたら、いきなりフェルガードを標準量飲ませたりしたら逆効果の可能性があります。そこはまず、作用の穏やかなフェルガード100少量からスタートして、徐々に増量して適量を探りましょう。その後、フェルガードに切り替えるかどうかは、状況に応じて判断していけばよいのです。

フェルガード100は廉価ですが、なかなかの優れもの。ちゃんと地道に効いてくれます。
薬もサプリも適量が肝心。少なすぎては効かず、多すぎては却ってマイナス。しっかり症状・変化を観察して、介護者が微調整できる能力を養いましょう。

2008/07/17 15:38 | きじとら
元記事:自信喪失 2008/07/16
関連記事
スポンサーサイト

この記事へコメントする















↓メールはこちらへお願いします  (*を@にかえて下さい)
pandora*r4.dion.ne.jp

↓管理人の別サイトです
HP「ふたりの介護」および
HP「シェリーとともに」は
終了しました
長い間有難うございました。

Bl「友わんこ&3にゃんこ&パンドラの徒然」

パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

↓セミナー情報はこちらをご覧ください。

「セミナー情報」

↓以前のセミナーでの報告原稿はこちらをご覧下さい。

「両親の改善報告」
「患者家族としての気持ちの変化」
2009.5~6 報告

ブログランキングに参加しています。応援よろしくお願いします。

FC2Blog Ranking