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みつこさんの場合の概要です:
(ピック病をアルツハイマーとして治療し極端に悪化した一例として)
カテゴリー 改善報告もご参照ください。

みつこさんは、前頭側頭型認知症の中で、興奮の強い部類に属する「ピック病」でした。そのことがわかったのは2007年に訪問診療をして下さったドクターイワタに出会ってからです。

2000年から認知症かもしれないという兆候があり、検査を受けていました。当時はうつ状態が酷かった為、3年ほどうつの治療に専念して、その症状は完治しました。

2004年に物忘れの症状で投薬を開始、アリセプト3mmからはじめて5mmという処方を受けていました。2005年にアルツハイマー型認知症と診断を受けました。以後アリセプト5mmだけを2007年8月まで続けていました。この間に別人のように悪化していきました。

アリセプトは認知症の中核症状を改善する薬ですが、興奮系の薬でもあり、ピック病には中核症状の改善には効果がないだけでなく、病気自体興奮が強いところへ更に興奮させてしまうという副作用だけが現れてしまいます。(少量のアリセプトが功を奏することはあるようです)

興奮というと、暴力とか暴言しか思い浮かばなかったのですが、みつこさんは、異常な食べ方をするようになりました。過食でもあり、異食でもありました。さらにピック病の特徴の甘い物を好むこともあり、2007年初めに胃潰瘍から大量吐血して入院しました。この食べ方の異常も一種の興奮状態であると、ドクターコウノの認知症ブログから知りました。(それまでは過食、異食が興奮状態であるとは思っていませんでした。何度もドクターに相談しても、過食、異食に伴う嘔吐はアリセプトの副作用の胃腸障害かもしれないと言われていました。)

この入院以降から、ドクターイワタと出会うまでの6ヵ月間(2007.3~2007.8)は、陽性症状が激烈となり、薬はアリセプト(興奮系)+抑制系の薬(陽性症状を抑える薬)となりました。火に水と油を両方注ぐような処方により、みつこさんの脳はめちゃくちゃなダメージを受けていきました。

2007年8月にドクターイワタに出会って薬の見直し(興奮を助長するアリセプトを一旦止め、抑制系の薬の量を見直し)を受け、2008年1月にピック病の確定診断を受け、周辺症状の強い陽性症状はしだいに落ち着いていき、その頃導入したフェルガード100Mだけで、抑制系の薬は全く必要なくなり、認知機能は戻らなくとも、人間らしく落ち着き、温かく介護して頂くことができるようになっていきました。
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ご参考までに
みつこさんの陽性症状まとめ①
みつこさんの陽性症状まとめ②
みつこさんの陽性症状終結宣言
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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

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「両親の改善報告」
「患者家族としての気持ちの変化」
2009.5~6 報告

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