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みつこさんも、よしおさんも、葬儀の時にお世話になった、葬儀社の元社長さんのブログの記事にご自身のお母上がお亡くなりになった時の記事があります。つい最近のことです。そこにはいつも冷静で、温厚な方なのに、憤りが隠せなく、溢れています。

オフィスシオン たそがれ日記 平成24年3月10日 「母」

あぁ、この方でも、そうなんだなあと、感慨深く思いました。家族の死に直面した時に、その場で関わった人たちに対して、憤りを感じることは、割とよくあることではないかと思います。ひとりの人の死はとてもとても重い、厳粛なもので、特に家族にとっては、その人の死は生涯に一度きりのことですから、ナーバスの限りにあります。その時が思いもかけず突然に訪れたのならば、尚更です。

もしかすると、医療関係者、高齢者と接している施設関係者さんにとっては、「今日もまた・・」的に慣れっこになっていることなのではないでしょうか。医療面、対応面で、落ち度があるかという問題ではなく、気持ちの問題です。地球より重い、かけがえのない命が、今ひとつ消えようとしている時に、それに相応しい敬意を払って下さっているだろうかと問いたい気持ちになります。

私もむっとする思いの経験者です。よしおさんの呼吸状態が悪くなり、廊下にも、ナース室にもチンチンという警告音が響き渡っていた時、病室には家族だけでしたが、いよいよ呼吸が止まりそうになったので、ナースコールをしました。マイクの向こうから返ってきた声は「はい、どうしました?」という紋切り型のものでした。ナース室には担当外の人しかいなかったのかもしれません。それにしても腹立たしくて、私はその声には答えませんでした。

少し前のことですが、「ドクターG」というテレビ番組がありました。研修医数人で、ひとつの難しい症例(すでに解決している症例)の診断を指導医の元でカンファランスを開いて考えていくという番組です。

救命救急の現場での症例を診断するという番組の時に、最後に指導医の方がおっしゃった言葉がとても印象的で、感銘を受けました。
「救命救急の現場では、どんなに手を尽くしても、患者さまがお亡くなりになることは多々あります。その時に、ご家族から詰め寄られること、時に罵倒されることもあります。急な事故や病気で愛する人を亡くした家族にとって、その行為は当たり前の行為である、決して理不尽な行為ではないと理解してください。」というものでした。医療に携わる人が皆、そういう気持ちを持っていてくださると、家族としては救われると思います。

自分も逆の立場に立つことはあり得ます。全ての人が、相手のおかれた状況、立場にたって、相手を思いやれる気持ちを持てたならば、無意識のうちに相手の心を刺すようなとげとげを、そぎ落とすことができるのではないかと思いました。
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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

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「両親の改善報告」
「患者家族としての気持ちの変化」
2009.5~6 報告

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