2017 / 06
≪ 2017 / 05 - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 - 2017 / 07 ≫

認知症があると、医療を受ける面で、いろいろとたいへんなこと、悔しい想いとかをすることがあることは書いてきました。その、たいへんなことの中で、今日は介護面での「お下」のお世話のこと、特に認知症の陽性症状がある場合のことを書いてみます。

具体的にはみつこさんとよしおさんのことが一番実体験として深いので、みつこさんのことで書きます。

一番大変だったのは、アルツハイマーと誤診の上、せっせとアリセプトを飲み続けていた時期です。
その時点で、みつこさん自身には認知症という認識は全くありませんでしたから、自分は主婦だから(それは分かっていました)、家のことは全部自分が管理していて、私やヘルパーさんが主婦業を変わってしているのはどうしても納得がいきません、ましてや、何で入浴を介助されたり、おトイレを介助される必要があるの?っと思っていたのだと思います。

便秘が酷かったので、トイレに立てこもり、あちこち汚します。トイレに行こうとする時に介助しようとあの手この手を使ってみても、なかなかトイレに同行することができず、目の前でトイレのドアをぴしゃっと閉められてしまいます。運よくというか、力づくで、トイレに同行したとしても、或いは頑張っている最中に中へ入ったとしても、「何すんのよっ」っと、汚れた手で顔パンチされたり、足蹴りされたりしました。

後に、汚すのが自分の体とトイレ内部だけでなく、お風呂場で頑張って自己嫡便し、その手でシャワーを握り、汚物を流そうとしたり、汚れた足で畳を踏んで、お布団に入ったりしたり、自分も混乱し、どうにもならず不貞寝するようになりましたが、それでも、体を清潔にしようとしても、とてつもない力で拒否されたりしました。結局、興奮している時には手がつかず、みつこさんが疲れはててぐったりするまで待つしかなかったのです。

当時、それが認知症の陽性症状の興奮状態なのだということに気がつきませんでした。そんな状態の中で、一生懸命いかに上手く介護するかということばかりを考えていました。排泄が上手くできなくても、トイレの場所が理解できなくても、拒否がなくて、後始末を静かにさせてくれたら、大変さは格段に少なくなります。そういう状態ならば介護職の方の手を借りることもできます。

そのことが理解できたのは、フェルガードを飲むようになって、半年待たないくらいの頃です。当時は施設にお世話になっていましたが、施設でも当初はトイレ介助には殴る、蹴る、かみつくの3段階で抵抗をしていましたが、やがて興奮が抜けてくると、笑顔で素直に介助が受けられるようになりました。介護士さんたちの努力も勿論、十二分にありますが、それだけではないことは明らかです。

暴れん坊のピック病だったみつこさんだからこそ、その興奮を抑えることが、何よりも第一優先で大切だったということです。
関連記事
スポンサーサイト

この記事へコメントする















↓メールはこちらへお願いします  (*を@にかえて下さい)
pandora*r4.dion.ne.jp

↓管理人の別サイトです
HP「ふたりの介護」
HP「シェリーとともに」は
終了しました
長い間有難うございました。

Bl「友わんこ&3にゃんこ&パンドラの徒然」

パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

↓セミナー情報はこちらをご覧ください。

「セミナー情報」

↓以前のセミナーでの報告原稿はこちらをご覧下さい。

「両親の改善報告」
「患者家族としての気持ちの変化」
2009.5~6 報告

ブログランキングに参加しています。応援よろしくお願いします。

FC2Blog Ranking