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ご挨拶・・・娘から父への弔辞

よしおさんの葬儀での「ご挨拶」です。
ごく近親者による家族葬ということもあり、喪主とは言っても、娘として父へのお別れの言葉としたい、それも、つたなくてもよいから、自分の言葉で語りたいと考えて、以下のような挨拶をさせて頂きました。原稿は葬儀が終わってから忘れないうちに書き留めたものです。



本日は父、○○よしおの葬儀にご参列賜りまして誠にありがとうございました。

父は、昨年10月に母が亡くなりましてから1ヵ月ほどで体調を崩し、入院治療を受けておりました。一時は在宅で過ごせるのではないかと言うところまで落ち着き、事実2月の末には退院したのですが、やはり老体には厳しく、懐かしい家で5日間過ごして、また病院へ戻ることとなりました。再入院致しましてから、ほどなく大量の吐血を致しました。吐血で失った血液を補う為に大量の輸血を致しました。輸血後一時元気を快復したのですが、今度は輸血により血栓ができやすくなり、残念ながら、脳幹梗塞を引き起こして、ほどなく息を引き取りました。

父の人生を振り返ってみますと、幼児の時に交通事故により片足を失いました。そのことが後の人生に大きく影響することとなります。父は人は自分の意思ではどうにもならない運命というものを持って生まれてくるのではないかと考えるようになりました。ならば、運命を知りたい、運命を切り開いていく方法を知りたいと考えるようになり、親の強い反対を押し切って、独学で運命鑑定の方法を勉強しました。

まず最初は自分の名前を○○△△とあらため、その名前を使って回りの人々の運命鑑定をさせて頂きながら、学ばせて頂き、しだいにプロとしての道を作っていきました。そうして20代から80代まで一貫して運命鑑定を仕事としてアドバイスを求めて来て下さる方々に貢献してきました。

一方私は、父の仕事が大変珍しかったため、からかわれたり、いじめられたりすることも多く、父の仕事を恥ずかしく思っておりました。大人になってからは「何歳で結婚する」とか「何歳の時には災難があるから危ないことはしてはいけない」とか言われることに、人生を押し付けられているように感じ、とても反発を感じ、父との心の葛藤は深いものがありました。

ところが、父が完全に仕事を引退した80代の後半になって、介護サービスを受けるようになり、介護サービスの先で、スタッフの皆さんや同じ利用者さんの手相をみて差し上げて、とても喜ばれ、人気者になっているという話しを聞きました。父はサービス精神に富み、サービスでみさせて頂く時には決して悪いことはいいません、嘘ではないけれど良いことだけを選んで話すようにしていました。たとえば「離婚する」と言った時には、「でも大丈夫、もっといい人に出会えるから」と付け加えるのを忘れませんでした。その話を聞いた時、私は父が、自分の夢を実現し、生涯それを貫き通したことに気づき、初めて父を尊敬する気持ちを持ちました。

今日こうして人生という学校を卒業して旅立って逝く父を、夢を実現し、それを貫き通し、やりたいことをすべてやり尽くした、良い人生でしたねと、晴れやかな気持ちで送りだしたいと思います。

娘から父への弔辞となりましたが、これで喪主の挨拶に替えさせて頂きます。
ありがとうございました。


今日のなんくるカード
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わったー

わったー 自慢の ハートです
いつも キラキラ 溢れてる
あなたを 優しく 包む愛。
 

   *わったー:わたしたち
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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
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