2017 / 04
≪ 2017 / 03 - - - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 - - - - - - 2017 / 05 ≫

昨日のことになりますが、午前中に訪ねて行くと、何だか不思議な感じでした。「岐阜の花火はもう済んだか?」とかいきなり言いだしたのです。気分はちょっとハイな感じでした。よしおさんは大の花火好きで、岐阜の中日花火大会も何度も見に行っています。そのことを言っているのだと思いました。そして続けて、「花火の傍に美味しい鰻屋があった。食べたか?」などと、鰻の話しになり、さらに続けて「鰻が食べたい。」と言い出したので、私としては大喜びです。これまで全く食欲がなかったのですから、「明日は鰻を持ってくるわ」と約束して、その場は終わり、その異様な雰囲気のことは忘れて、私は家に帰ったのです。

ところが、午後2時半頃、病院から電話がありました。「よしおさんが何度も義足をつけて外へ出ようとされて転んでひざを怪我されました。」「怪我は大事に至ってはいませんが、今後はセンサーマットを使用させて頂きます。」という内容でした。それはもちろん了解して、「お願いします。」と答えたのですが、、、。

夕方になって、また電話が入りました。今度は「何度も家に帰ると言って立ち上がられ、落ち着きません。ナースセンターに来てもらっていますけど、御家族が来て落ち着かせて頂けませんか?」という連絡でした。

軽い気持ちで行ったのですが、実は今までにない不穏状態になっていたのです。

緑のサイフがない。」「黒い鞄がない。」とか言って部屋中を探したり、ベッドの下を探したりされる。
「『家に帰る。と何度も立ち上がり、外用の洋服を着ようとされる。」と言う事でしたので、緑のサイフも黒い鞄もよしおさんが以前に使っていたものです。「サイフは私が預かっているし、ここは病院だから病気が治るまではここに泊まっててよ。」となだめて部屋に戻りました。

日勤の看護師さんが帰られる時間でした。「このままでは夜勤の少ない看護師に引き継げません、このまま泊まって頂けませんか?」と切り出され、ちょちょっと待ってください。「何もせずに家を出て来てしまいましたので、一旦戻って用意をしてきてからにしてもいいですか?」と聞くと、「今からが困るので、でしたら睡眠剤を飲んでもらうことにして、今から消灯の9時頃まで居て落ち着くのを確認してから帰って頂けますか?」ということで、そうすることにしました。

それから9時までの間、なるほど、見たことのないよしおさんの姿を見ました。
まず食事、おにぎりとおかずだったのですが、おにぎりに手をつけています。3~4口くらいしか食べませんが、一応つつきます。後になって、これも興奮しているからだと思いました。その後、薬。これは拒否しますが、いつもの拒否なく飲んでいた薬だけを渡しますが「要らない」と言います。何度も拒まれましたが、無理やりの形で口の中へ入れて飲むことができました。その後、嫌いな粉薬は諦めました。この後、私が一足先に家に戻り夕食の支度をしてから、病院に戻る、9時ころに夫に迎えにきてもらうという段取りにしました。

私が家から病院へ戻ると、憮然とした夫が義足をつけようともがいているよしおさんを見ています。最初は止めさせようとしたり、手伝ったりとかしたようですが、どうしようもなく結局好きにさせていました。「○○(私)のことが心配だから見てくる。」と言ってきかなかったようです。

私に選手交代してからの1時間半くらいはずっと動き続けていました。部屋の中はおしっこ臭に溢れています。一応尿瓶で用を足そうとはしますが、まともにできず、防水シーツも床もパンツもパジャマもおしっこ汚染されています。点滴を通しているパジャマの上着を脱ごうとして、脱ぐとすぐにそれを着ようとします。私は点滴を持って、好きにさせているのですが、際限なくやっています。それから義足をつけようと試みますが、うまくつけられません。うまくつけられないままステッキも持って歩きだすので、しかたなく義足をつけるのを手伝います。すると下はリハパンいっちょうの姿で外まで出ました。どうしたいのかと思って付き合うと、「あっちへ行こうか」とか「こっちへ行こうか」とか危ないこと限りなしです。特に怒るわけではないのですが、飛んじゃっています。

いい加減動きまわって疲れた頃に睡眠剤を入れてもらうことにしましたが・・・これが何か良からぬものだと察知していますので、断固拒否です。口に入れてエンシュアを飲ませても、上手に口の中に隠していてエンシュアだけ飲み後でこそっと手に出しました。「捨てればいいんだ。」と言います。これは取り上げておいて、最終的にベッドへ上がった時に素早く口へ入れて、飲むことはできました。

睡眠剤を飲んで、ベッドにあがり、疲れ果てたのかじきに眠り初めて、起きる気配もなかったので、そこで帰らせてもらうことにしました。夜中に呼び出しがかかるかもしれないことは覚悟で、家で仮眠することにしました。(続)


今日のなんくるカード
---------------------------
美らさ

美(ちゅ)ら海 美ら島 美ら心
私たちのまわりは 美らさでいっぱい
美ら星 地球を 楽しむ毎日。


   *美らさ:美しさ
関連記事
スポンサーサイト

この記事へコメントする















↓メールはこちらへお願いします  (*を@にかえて下さい)
pandora*r4.dion.ne.jp

↓管理人の別サイトです
HP「ふたりの介護」
HP「シェリーとともに」は
終了しました
長い間有難うございました。

Bl「友わんこ&3にゃんこ&パンドラの徒然」

パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

↓セミナー情報はこちらをご覧ください。

「セミナー情報」

↓以前のセミナーでの報告原稿はこちらをご覧下さい。

「両親の改善報告」
「患者家族としての気持ちの変化」
2009.5~6 報告

ブログランキングに参加しています。応援よろしくお願いします。

FC2Blog Ranking