2017 / 10
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今日も午後1時間ほど訪ねてきました。
今日はどうやらお昼をベッド上で食べたようでした。どのくらい食べたかは不明ですが、飲み物くらいは少しは飲めたのかもしれません。今日は昨日と違い、少し口を開いて眠っていて、顔はかさかさの皺だらけで、脱水の進んだみすぼらしい姿が横たわっており、見るのが辛いという感じがしました。でもだからこそ、家族の私がその姿を見ておいてあげなくてはならないのだと思います。

時々目を開いて、最初はぼんやりしており、「帰りなさい」と言って、私を押しやろうとしたりしましたが、何度か眠ったり、目を開いたりを繰り返しているうちに何となく私のことも思い出して来たような感じでした。そしてみつこさんの手をとっている私の手を、にぎにぎと握り返してくれました。

ベッド上だとスプーンを使って介助することは困難なので、介護士さんたちはそれで止めてしまいます。フェルガードもジュレに溶いてスプーンで口に運ぶという方法で、無理な時には無理をしないでと伝えてあるし、「『何としても飲ませてくれと言われては対応できない」と言われていますので、それ以上のことはお願いできませんので、「もう飲ませられません」と言われています。

ただ、他の方を見ていても、口を開かない人には強制給餌(こんな言葉を使ってはいけないけれど)という感じで、チューブを使ったりして口の中へ歯の隙間から入れたりするのに、何故かみつこさんにはそれはしてもらえない、してもらえないという言い方もいけないと思うのですが、食べることに関してはユニットの介護士さんたちはあの手この手の対処法を持っていると聞いていたのに、何故なのだろうと思うのです。訳があるのでは・・・と思うのですが、聞けないでいます。恐らく誤嚥の手助けをしたくないということであろうと思います。それは介護士さんとしては当然の気持ちだと理解しています。

もちろん、食べたくないのに無理やり口に食べ物を押し込まれるのは辛いと思います。だけど、一口くらいは入るかもしれない、ごくんと飲めるかどうかはやってみないとわからないと思うのです。やってみて出来ないのであれば、諦めます。諦めるといってもその時はと言う意味で、日に寄っても時間に寄っても違うと思うので、食べれる時には一口でも食べさせたいと思うのですが・・・・。本当に諦めるのは何をやってもダメだとわかった時であるべきと思っています。

でも、施設でそのことを私の方から押しつけがましく口に出すのはよくないと思っています。どちらにしてもみつこさんが早かれ遅かれ全く食べれなくなる日はもうそこに来ていますから、取り乱して無茶なことを言いだすのはよくないと思っています。

そこで、毎日行っているのだから、私が強制給餌をやってみればいいのじゃないかと思っています。家族がすることには何も言わないでくれます。介護士さんたちに誤嚥の引き金をひかせるようなことを頼んではいけないのです。今日は管理栄養士さんにお願いして、ウィダーインゼリーのようなアルミパウチでできた食品の口のところに取り付ける道具と、ゼリーなどを移し替えて口へ差し入れられる容器を部屋用に頂きました。まずは私がこれを使ってみようと思います。

それと、フェルガードを飲んでもらうのに、シリンジが欲しいと思っていたのですが、これが適当なものが見つからない。施設にはあるのだろうと思うのですが、お願いできないので、イイものみっけ。猫用に獣医さんからもらっていた口にゴムをつけて噛み砕かないようになっている小さいシリンジの使ってないものを使おうと思います。

そういうことがみつこさんにとって良いことなのかどうか、それもわからないし、できないかもしれないし、でも、一度は通ってみたいと思うところです。ここを通らずに、「食べれなくなりました」とは言いたくないのです。

今日は乾燥と痩せで、しわしわの顔を拭いてあげて、その後に乳液をつけました。みつこさんはじっとしてやらせてくれました。足をマッサージして、手をにぎにぎしました。そうそう持参したお茶もほんの少しですが楽のみから飲めました。それでいいんだと思います。その手間が介護士さんたちにはお願いできないことなのですから。それこそが家族の役目なのだと思うのです。

明日は点滴と内科の往診があるので、1日中つくことになります。食介の好機です。


今日のなんくるカード
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ニライカナイ

ゆかいな 神々 やってくる
幸せ持って やってくる
あなたの未来は ニライカナイ。


   *ニライカナイ:海のかなたの理想郷
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【Never give up !】
パンドラさん、初めまして。認知症ケア専門士をしている一応有資格者のAyumiと申します。
同じ特養ユニット勤務者として投稿させて頂きたくなりました。
御家族の無駄だとは思えない要望に応えられないのは可笑しいと思います。バックナンバーから拝見しておりませんので無責任な事は申し上げたくありませんし、すれ違いがあれば申し訳ございません。無理やり給餌は、確かに誤嚥防止の為に回避します。
だからと言って、諦めて介助をしないのも職責に反する姿勢だと思うのです。利用者さんもお腹が減っていないかもしれない時間帯だとしても、施設は限られた時間に一斉に食事をします。
そして、食介中に離席し慌ただしく介助されれば利用者さんだって気を使ってしまい食べなくなってしまうでしょう。(普段からコミニュケーションを心がけ信頼関係が出来ていれば、理解出来ないと思い込んでいる認知症の方だって融通は聞いて下さいます。)急かせたり、食べろ食べろと過剰に意識させストレスとなるような言動は禁句で気を使わせない様な配慮、ストレスとならない声かけ、美味しそうで食べたくなる声かけや行動など、こちらの情熱を伝えるのもケアの一部です。味付けやメニューが口に合わなかったり、食べ辛かったり、味覚が衰えている事もあるでしょうが、どうして食べないのか飲みこまないのか原因を探り、ケアだけで対応可能か医療チームや栄養課も巻き込んで改善可能か見極めるのも介護部の役割でもあります。見極められない場合は他職種や経験者に相談するでしょうし、それさえ考えが及ばないならば自分の勉強不足を認識していないからか出来ないのか、人を見過ぎるあまり、自分自身を見つめ直す事を忘れているからか…。余計なプライドはあっても怠慢があって流れを変えようとしない後ろ向きケアに慣れてしまっているのかもしれません。介護士はお手伝いさんではありませんから。
施設スタッフの配慮や連携プレーにも因ると思います。出来ない事を出来ないとハッキリ言うのも大事な事ですが、死を待つだけの叔母捨て山ではありませんから(不適切な表現ですが、特養は昔のイメージとは違いますし、人間相手の仕事ですから)諦めるのが超早すぎますね。
試行錯誤の結果、断念せざるを得ない状況とは思えません。
ケアマネや管理者の視野に入っていないか、入っていても見て見ぬふりなのか…。案外無駄な事に時間をかけて空回りした業務のこなし方をしているかもしれません。
残飯は食中毒回避する為に置いておく時間も決まっているでしょうから時間をずらして提供する事は出来ませんが、私は栄養士にも相談し1食分のお金を頂く程は摂取していないのですから、あまりにも食事量が少ない方には、おにぎりにしてもらって定時の食事時間外に提供したり、ご家族が差し入れした物を適時御出しします。職務中に無駄口をたたいている時間があれば利用者さんに、十分関われますから、言ったら陰で苛められるかもしれない…お世話してもらえなくなるかも等々、考えると言いにくくなってしまうかもしれませんが遠慮なさらないで下さい。汚点は浮上させないと施設側も本腰を入れて改善、向上の切迫感がもてないのも情ない現実です。介護士のリーダーか栄養士やケアマネ、施設長、看護士長に請願して下さい。
私が葉っぱをかけた毎日来所して下さっていた家族さんも強くなられましたよ。(笑)
確かに特養ユニットはスタッフ1人では負担が大きいですが、他のユニットのスタッフや看護士や御家族との連携プレーで問題点は解決可能です。例)自分のユニットの方の洗濯を一緒にしてもらったから、担当外のユニットのBPSDで手に負えない利用者さんを日中は自分のユニットで預かるという風に、チームワークでクリア出来ます。食事に関する問題点も看護士や栄養士ともディスカッション出来ていないのではないでしょうか。
施設側もフェルガードに対する理解も薄いか、ビタミン剤位の知識がないのかもしれません。いずれは全く食べられなくなる事を予測出来ても、その日が1日でも長引く事を願うのは専門職でも同じです。
御意向が伝わるように強気で遠慮しないで伝えて下さい。
応援しておりますから!初めてなのに長々とお邪魔致しました。
【*ayumiさんへ】
ayumiさん、はじめまして。直接お話しさせて頂いたことはないのですが、ayumiさんのことは、よく存じております。

熱い応援コメント、どうもありがとうございます。
この記事は少々(かなり)個人的感情が入ってしまいまして、偏見に満ちているなあと反省しているところです。私がやってみたいと思った口の中へちゅっと押し込む方法については、今日自分で母に試してみまして、介護士さんたちのおっしゃることもよく理解できました。

現在の母のおかれている状況につきましては、過去記事からご覧頂かないとご理解頂けない部分も多々あると思います。私はカンファランスにも出席させて頂き、皆さんが熱意を持って介護方法を検討して下さっていることはよく理解していますし、自分の意見、気持ちも充分言わせて頂いていますので、この記事は感情任せで不適切だったと思っております。熱意あふれるayumiさんを惑わせてしまい申し訳ありません。

どうか、「終末期の患者を家族に持つものの心の揺れ」と、そっと見過ごして頂ければ幸いです。
【No title】
バンドラさん、私の方こそ現状をきちんと把握しておらず高揚したコメントを投稿してしまい申し訳ございませんでした。
本日のブログを拝見し納得出来ました。

>じっと手を握ったり、ほおずりしたりしていると、聞きとれないような声で確かに「ありがとう」と言って、それから今度ははっきりと「ごめんね」と言ってくれました。

私にも同じ経験があります。
私の場合、ご家族はバンドラさんのようなタイプではありませんでした。御本人の前では精神的な苦痛や不安を軽減する事しか残されていなくても、ご本人の心が平安であるから、か細い声でも「ありがとう」と感謝の気持ちを精一杯に伝えようとされるのでしょう。ご本人は私の思いに応える事が出来なくて「ごめんね」と言ったのですが、自分の無力さの限界を感じ辛くて悔しかったです。「思い」が「重い」だったのかもしれないとも思えた時点で、ごめんねという気持ちを受け止めるのも、相手を尊重する事なんだと思いました。過去のブログから拝見させて頂きます。
どうか、体調など崩されませんように…。
【*ayumiさんへ】
ご理解頂きありがとうございます。
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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

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「両親の改善報告」
「患者家族としての気持ちの変化」
2009.5~6 報告

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