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2005年に旧日記を含むホームページ「ふたりの介護」を立ち上げましてから早6年の歳月が流れました。みつこさんが認知症に違いないと確信したのが確か2002年ですので、それから9年経ちます。ふたり同時の認知症の介護から始まり、みつこさんを病気で見送り、よしおさんを病気で見送り、とうとう「ふたりの介護」に完全にピリオドを打つ日がやって参りました。

年月は流れ、今は認知症に対する意識も深まり、予防だけでなく、進行を止めるだけでもなく、治すことさえ可能になって参りました。河野先生を始め、実践医の先生方、サプリメントの研究をして下さる方々のお力があればこそです。そして介護家族の皆さまも、介護施設の皆さまも、たくさんの方が手をとりあって自分たちで勉強を始めていらっしゃいます。

みつこさんとよしおさんは今の時代には少し間にあいませんでしたが、それでも、河野先生のブログでフェルラ酸とガーデンアンゼリカの混合物のサプリが認知症に効果があることを知り、岩田先生の後押しがあって、藁をもつかむ気持ちで、フェルガードを試してみることができました。その結果、みつこさんは興奮が強く生活に大きな支障が出ていたのが、後には「笑顔の天使」と言われるようになり、よしおさんもまた鬼の形相で怒り狂っていたのが、見違えるような「好々爺」になり、ふたりとも何年かを穏やかに過ごすことができました。

私は、この10年近くの日々、自分自身の生活を忘れ、夢中で過ごしてきましたが、今振り返れば、ふたりに対する感謝の気持ち、多くのことを学ばせてくれて、私を成長させてくれてありがとうという気持ちにつきます。もちろんそれも夫の支えがあればこそできたことではありますし、皆さんからのコメントが励みにもなっておりました。

もう、このブログを更新していくことはありませんが、これまでの介護、看護の記録が少しでもどなたかのお役に立てば嬉しいと思いますので、このままの形で残しておきます。どの記事でもご質問や感想などお有りでしたら、コメントして頂けばお返事させて頂きます。

皆さまの前途は明るく希望に満ちていると信じています。
長い間、応援、叱咤激励、共感、ご指導、いろいろな想いを誠にありがとうございました。

平成23年4月29日 パンドラ


今日のなんくるカード
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美らさ(ちゅらさ)

美ら海 美ら島 美ら心
私たちのまわりは 美らさでいっぱい
美ら星 地球を 楽しむ毎日。


   *美らさ:美しさ
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ご挨拶・・・娘から父への弔辞

よしおさんの葬儀での「ご挨拶」です。
ごく近親者による家族葬ということもあり、喪主とは言っても、娘として父へのお別れの言葉としたい、それも、つたなくてもよいから、自分の言葉で語りたいと考えて、以下のような挨拶をさせて頂きました。原稿は葬儀が終わってから忘れないうちに書き留めたものです。



本日は父、○○よしおの葬儀にご参列賜りまして誠にありがとうございました。

父は、昨年10月に母が亡くなりましてから1ヵ月ほどで体調を崩し、入院治療を受けておりました。一時は在宅で過ごせるのではないかと言うところまで落ち着き、事実2月の末には退院したのですが、やはり老体には厳しく、懐かしい家で5日間過ごして、また病院へ戻ることとなりました。再入院致しましてから、ほどなく大量の吐血を致しました。吐血で失った血液を補う為に大量の輸血を致しました。輸血後一時元気を快復したのですが、今度は輸血により血栓ができやすくなり、残念ながら、脳幹梗塞を引き起こして、ほどなく息を引き取りました。

父の人生を振り返ってみますと、幼児の時に交通事故により片足を失いました。そのことが後の人生に大きく影響することとなります。父は人は自分の意思ではどうにもならない運命というものを持って生まれてくるのではないかと考えるようになりました。ならば、運命を知りたい、運命を切り開いていく方法を知りたいと考えるようになり、親の強い反対を押し切って、独学で運命鑑定の方法を勉強しました。

まず最初は自分の名前を○○△△とあらため、その名前を使って回りの人々の運命鑑定をさせて頂きながら、学ばせて頂き、しだいにプロとしての道を作っていきました。そうして20代から80代まで一貫して運命鑑定を仕事としてアドバイスを求めて来て下さる方々に貢献してきました。

一方私は、父の仕事が大変珍しかったため、からかわれたり、いじめられたりすることも多く、父の仕事を恥ずかしく思っておりました。大人になってからは「何歳で結婚する」とか「何歳の時には災難があるから危ないことはしてはいけない」とか言われることに、人生を押し付けられているように感じ、とても反発を感じ、父との心の葛藤は深いものがありました。

ところが、父が完全に仕事を引退した80代の後半になって、介護サービスを受けるようになり、介護サービスの先で、スタッフの皆さんや同じ利用者さんの手相をみて差し上げて、とても喜ばれ、人気者になっているという話しを聞きました。父はサービス精神に富み、サービスでみさせて頂く時には決して悪いことはいいません、嘘ではないけれど良いことだけを選んで話すようにしていました。たとえば「離婚する」と言った時には、「でも大丈夫、もっといい人に出会えるから」と付け加えるのを忘れませんでした。その話を聞いた時、私は父が、自分の夢を実現し、生涯それを貫き通したことに気づき、初めて父を尊敬する気持ちを持ちました。

今日こうして人生という学校を卒業して旅立って逝く父を、夢を実現し、それを貫き通し、やりたいことをすべてやり尽くした、良い人生でしたねと、晴れやかな気持ちで送りだしたいと思います。

娘から父への弔辞となりましたが、これで喪主の挨拶に替えさせて頂きます。
ありがとうございました。


今日のなんくるカード
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わったー

わったー 自慢の ハートです
いつも キラキラ 溢れてる
あなたを 優しく 包む愛。
 

   *わったー:わたしたち
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今惜別の時

よしおさんの「お別れ会」の様子を葬儀社の社長さまがブログの記事にして下さいました。よろしければタイトル「今惜別の時」をクリックしてご覧ください。


今日のなんくるカード
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石は意志を持った医師

石は医師 地球の細胞 友だちだ
石に聞いて 尋ねてみよう
クリスタルな 毎日の 始まり。

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よしおさんの葬儀も、みつこさんの時と同様、質素なものでしたが、心のこもった温かい儀式になったと思います。

浄土真宗大谷派は旅立つ人に白装束を着せなくてもよいそうなので、よしおさんには一張羅のモーニングで正装してもらいました。手には愛用のステッキを持ちました。

遺影は、デイサービスで91歳のお誕生日に映して頂いた可愛い笑顔のお爺さんです。デイサービスの主任さんに写真データを探して頂きお借りしましたので、とてもきれいな写真になりました。今はみつこさんとふたり笑顔の写真が祭壇に並んでいます。毎日訪ねて行くと、笑顔のふたりが迎えてくれるのは今の私には大きな安らぎになります。「ありがとう、見守っているよ」と言っていてくれるようです。

葬儀は、よしおさんが趣味が多く、そのひとつにクラシックの音楽鑑賞がありましたので、お花のお別れの時にバックグラウンドでバイオリンの生演奏をお願いし、1曲はよしおさんが好きだったチゴイネルワイゼン、後はお任せをしました。よしおさんをお花で埋め尽くし、お別れをする前に参列して下さった皆様に何か心に残っているエピソードを一言づつお願いしました。

私が皮切りで、耳の遠いよしおさんが家族が留守になると大音響でレコード鑑賞を始めて、私たちは外出から帰ってくると、「また、お父さんの大音楽会が始まっている」とよく言ったものです、と話すと、

よしおさんが趣味で飼っていた金魚をもらって、家で育てた、とか
よしおさんが趣味で描いていた絵を見て、絵を描きたくなり自分は美術の道に進んだ、とか
家を訪ねると、趣味の電車や模型飛行機があった、とか
いつも、途切れることなく動物がいた、とか

大人になっても、ある意味天真爛漫だった、いろいろなエピソードを披露して頂くことができました。

それと言うのも、よしおさんが高齢になるまで幸せな人生を歩くことができたからに他ならないと思います。少しづつ気持ちが落ち着いてきて、みつこさんとよしおさん、共にふたりは幸せだったんだ、お世話させてもらった私たちも幸せなのだと気づくことができました。

お空のふたりはきっと仲良く、震災で亡くなった方たちと一緒に、困っていらっしゃる方の方へ手伝いに出かけているのかもしれません。


今日のなんくるカード
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サイレント

たまには 静かな ひとときを
自分でつくって あじわって
内なる光に 入っていこう。

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お悔やみコメントを頂きまして、誠にありがとうございます。皆さまのお気持ち、たいへん有難く思っております。おひとりづつお返事をさせて頂きますので、今しばらくお待ちください。

4月20日、午前一時半、まだ私はベッドへもぐりこんだばかりでしたが、携帯が鳴りました。
よしおさんの呼吸状態が悪いので、病院へ来て頂いていた方がよいかもしれない。」という連絡でした。私と夫とふたりで、しばらく戻れなくともよいようにして、病院へ急ぎました。

病院へ着いてみると、少し落ち着いたところということでしたが、意識はないまま、手を握っても握り返すことはもちろんありませんが、温かい手をしていて顔も赤く、ただ息だけがあえぐような肩から上だけの呼吸でした。血圧が40くらいから80くらいをいったりきたり、酸素マスクの中で呼吸も止まりそうになったり、深い呼吸にもどったりを繰り返しつつ、少しづつ下がっていきました。

朝6時になり、夫と交代で一旦家に戻ることにしました。先に私が戻り、1時間ちょっとで交代しました。病院へ来てみると更に少し下がっており、モニターの警告音が部屋の外にももれ響いていました。朝の病院の始まりの時間になると、師長さんが来て下さり、冷たくなり始めた足を温めたりしてくださいました。主治医の診察もあり、輸血から血栓ができやすくなり、呼吸中枢である脳幹に梗塞を起こしたらしいことを説明されました。

夫に早く戻るようにと電話をした頃にはすでに瞳孔も開きっぱなしになっていました。夫が部屋に戻って来たころには、呼吸が頻繁に0になる状態で、もう盛り返すことはなく、彼を待っていたかのように息を引き取りました。その時が9時30分頃。主治医の死亡確認がなされたのが9時44分でした。

眠ったまま息が途絶えていったよしおさんは、眠ったままの本当に安らかな死を迎えました。あれだけ死を恐れていたよしおさんが自分で選んだ、怖くない逝き方だったのではないでしょうか。

恐らく梗塞が始まっていた15日くらいから、よしおさんは両手を胸の上で組み、口をもぐもぐと動かしていました。恐らくその時によしおさんは彼岸へ帰ることを認識したのだと思います。口のもぐもぐは絶対に「南無阿弥陀仏」だったと今は思います。

何故、胃潰瘍がみつけられなかったの?
何故、輸血をもう少し早めに止められなかったの?


いろいろな何故が浮かんでは消えましたが、いつも思ってきたように、きっとこれがよしおさんが選んだ方法だったのだろうと思う事にしました。

吐血後に移った自分の個室で体を清めてもらい、そのままその部屋で休ませてもらった後、主治医をはじめ、たくさんの病院関係者に送られて病院を出て、お昼前にずっと帰りたかった自宅へ無言で戻りました。


今日のなんくるカード
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ティーダの心

まんまる 太陽 わたしの心
ティーダ 輝く いつまでも
明るく 強く まわりを照らす。


   *ティーダ:太陽
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よしおさんは、昨晩から呼吸状態が悪くなり、
今朝9時44分、息をひきとりました。
みなさまの応援ありがとうございました。
脳幹梗塞によるものでした。
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今日のよしおさんは意識(反応)はなく、体の不随意運動が多発していました。体躯拘束は解かれました。

夫が付き添ってくれている時に、主治医の先生が説明に病室へ来て下さったそうです。「輸血でしっかり血液が入ったことで、逆に血栓ができ、脳梗塞を引き起こしたのではないかと考えている。」「腎臓、肝臓ともに悪いので薬は使うことができない状態。」という説明だったそうです。確かに、吐血から1週間目の輸血が終了した日から、じわじわと様子が変になってきました。

体の不随意運動がひどくなっており、原因は脳なのか、別のものなのかはわからないそうですが、体に負担がかかるので、少しでも楽にする方法ということで、抑制剤がまずは標準量の半分、注射されました。ところが、呼吸抑制が起き、無呼吸状態が頻発しました。確かに体の動きは一時的に止まりましたが、時間とともにまた出始めました。無呼吸はだんだん時間が短くなり、早く復活するようにはなっていきましたが、呼吸抑制が起きるということで、この薬は1回だけで中止になりました。一旦余所のお部屋に行っていたモニターも再度運びこまれました。

耳だけは最後まで残ると言いますので、たとえ反応はなくとも、聞こえているのだと思います。握手をすると握り返すことはありませんが、しっかりと握手の形にはなり、手を離すことが難しいです。


今日のなんくるカード
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ブラボー

ブラボー! 私の人生に
ブラボー! 私の魂に
ブラボー! 今日の一日に。

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意識状態はじわじわと悪くなっています。目は閉じていても頭を掻いたりしていた手も今は動かなくなっています。今はたまにですが、咳をし、しゃっくりをし、ちょっと体がけいれんします。それ以外の動きはなくなりました。

手を握ってみると、うっすら反応があるような、ないような、そんな感じです。話しかけてみると、落ちくぼんだ目がほんの一筋くらい開くような気がします。全部私の希望的観測のせいかもしれません。本当は全く反応がないのに、あるように思えているのかもしれないです。でも、あるように思えるというのは、逆によしおさんの魂のレベルでは反応しているのだということかもしれません。それならば傍観していないで、何か働きかけようと思います。

明日からは手足のマッサージとか、刺激するようなことをしてみようと思います。


今日のなんくるカード
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すべてはうまくいっている

マイナス プラス まるごとオッケー
すべては うまく いっている
すべっても うまく いっている。

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どうも昨日から意識状態が悪化しています。最初は脳が酸欠になったから?と思いましたが、もしかしたら尿毒症で混濁してきた?とも思ったりしています。ひとつのことではなく、複合した原因があるのでしょう。意識はあり、とろんとした目を開くし、手を動かしたり、体を動かしたりはしていますが、昨日からもう起きあがろうという様子はありません。言葉かけにはほとんど反応なしです。言葉を発することも全くありません。苦しそうではないこと、私の姿を追い求めるということがないのが救いです。

血圧、血中酸素濃度などは正常です。というか血圧は高めです。足は丸めていることが多くなったので、拘縮しないように枕があてがわれています。

日々変わる様子に、どうしても心はざわつきますが、何が起きても、それが起きるべくして起きていることと自分に言い聞かせて、少しでも体の力を抜こうと思います。


今日のなんくるカード
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テーファー

天から ふぁあと ふってくる
笑いの天使が ふえてくる
あなたも りっぱな テーファー族。


   *テーファー:ユーモラスな人
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今日から付き添いを半日にしてみました。午前中は何かと看護師さんの出入りも多いですし、昨日で輸血も一段落しましたし、何よりよしおさんの反応が全くない状態なので、寂しいですが、じっと見守っている必要性もあまりなくなりました。拘束ベルトは取れないので、その代わり、体位変換の工程表が作られ頭の上にかけてありました。体位変換隊の看護師さんふたりが時間で回ってきてくださって、工程表に従って右左上と順番に変えてくださいます。

思えば、3月の最後の日々、中心静脈から栄養が入るようになって、少し蘇り、アイスクリームが食べたいとか、心太が食べたいとか、りんごジュースが飲みたいとか言いだした時が、よしおさんがよしおさんらしくいられた最後の時だったのだなと思います。

脳へのダメージは相当大きかったのでしょう。今は植物状態とまでは言いませんが、全く無反応でほぼ眠っています。当面の命は助けて頂きましたが、生きている証は感じられません。今後どういう経過をたどるのかは誰にもわからない。恐らくよしおさんの奥深くではわかっているのでしょう。でも、それをみつこさんのように伝えてくれることもありません。でも、どういう経過をたどるにしろ、それがよしおさんの選んだ道なんだと思います。


今日のなんくるカード
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リラックス

のんびり ゆったり あるがまま
心と身体を 休めましょう
ゆらゆら ふんわり 流れるよ。

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命が繋がっているだけで充分ですから、欲を言うつもりは毛頭ないのですが、ただ、事実をありのままに伝えておこうと思います。

吐血をして、深刻な貧血状態を経験して蘇ってきたよしおさんですが、体が蘇ってくるのと反比例して、認知症の状態は深刻度を増しています。

ほとんどの時間は目を閉じています。眠っている時も大半です。ほんの少し覚醒している時間があるのですが、ほぼ反応がありません。ただ回診の先生に言葉をかけられると、頷いてはいます。私の呼び掛けにはたいてい無反応です。自ら言葉を発するのは排泄の知らせと拘束ベルトをとって欲しいということだけです。それも単語の発語だけです。

吐血の前までは、「わからん」と言っていたのですが、それもなくなりました。同時に暴力も出てきました。と言っても対象は私だけですから、私が我儘を言える相手だと認識はしているのかもしれません。「おしっこ」と言って起きあがるのを止めさせると、ぽかぽかっと叩かれました。

私の推測に過ぎませんが、どうも重症の貧血状態に15時間ほど置かれたのがひとつの原因ではないかと思います。心臓も辛かったでしょうけれど、脳への酸素も断たれていて、ダメージを受けたのではと思います。

それともうひとつ、よしおさんは臨死体験をしたのではないでしょうか。時々両手を胸の上で組んで、唇をぶつぶつと震わせています。絶対に「南無阿弥陀仏」とお経を唱えていると思います。


今日のなんくるカード
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わったー

わったー 自慢の ハートです
いつも キラキラ 溢れてる
あなたを 優しく 包む愛。


   *わったー:わたしたち
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今日は唇の色が赤く蘇っているのに気がつきました。毎日何かしら命を吹き返しているようで、すごいなあと感嘆しています。

吐血をしたけれど、下血の方が先にわかっていたのですが、最近もまだ下血も続いていたそうです。下血というより上部消化管からの出血が便に混じっていたということです。黒い便が続いていたけど、最近の一番最後だけは茶色かったそうです。嘔吐傾向も今日は治まっていますし、良くなっているのが感じられます。

ただ、起きて排尿したい気持ちは、そうそう簡単には治まらないようです。体の方が快復していけば、起きたい気持ちは強くなって当たり前ですから、だんだん我慢が必要になるのかもしれないです。

何としてもパンツを下ろそうとするので、手を上に持ち上げて触らない様にしたら、物凄い抵抗にあいました。「何するんだっ」と振りほどこうとした、その手の力の強さにびっくり。排泄以外はおとなしくて、いいお爺さんと言われているのですけれど・・・。胃が治って、食べられるようになって、中心静脈からの点滴が外れる日がくれば、この悩みは終わりになります。それまでの辛抱です。頑張ってね。

そんな夢のような日が来るのが信じられるようになってきました。


今日のなんくるカード
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虹の天使

虹の天使を ひいたなら
天がオッケー 出している
今の調子で 大丈夫!

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今日の変化は、モニターが外れていたことです。
呼吸数、血圧上下、血中酸素濃度などが一目でわかり、ナースセンターからもわかるものですが、この器械がなくなっていました。他に救急の患者さんがあり、よしおさんは数値が落ち着いてきたので、そちらで使わせて頂いていますとのことでした。よしおさんは救急からは脱しました。

力が出て来たので、「おしっこ」と起きあがることが多くなったようです。利尿剤が入っていることも一因です。私がついている時にも2度ほどありました。面白い会話になりました。

よ「おしっこがしたい。」とベッド柵につかまり、起きあがろうとします。
何度か引き戻して横にさせようとしますが、やっぱり起きあがって、ベッドの下に手をやって、
よ「あれ、取って。」と、尿瓶の形を手で作ります。

パ「尿瓶なら、ここに入っているから、していいよ。」と、オムツの中をたたいてみましたがわかりません。
よ「いかんて、ちびれる。」と悲痛な顔です。
パ「出てもいいって。ここでいいよ。」と言ってみても通じません。
よ「いかんて、我慢したら体に悪いで。」と言っていましたが、そのうち疲れて横になり眠りました。

そんなことを2回くらい繰り返して治まりましたので、オムツの中で出たと思われます。
看護師さんに聞いてみると、そういうふうに訴える時と全く訴えない時とあるそうで、夜間などはあまり訴えなくオムツで排尿できているそうです。覚醒している時間が増えてきているのかもしれません。

午後に、素晴らしいことが起こりました。
何と、凍結血漿輸血が、末梢血管から入れてあったのです。もう、ものすごい量の点滴が首から入っているのですが、あまり重ねるよりも、手に素晴らしい血管が蘇っているのでと手の末梢血管から入れることになったそうで、一番太い点滴針が難なく入ったそうです。今まで痛くて嫌がっていたのは末梢血管に血液も流れず、枯れ果てた状態の血管を探っていたので、痛くて仕方がなかったようです。
中心静脈から栄養が入り、輸血で血液も入ったことで、血管自体が蘇ってきたのです。両手とも太い血管が浮き出ていたのです。

主治医の誠意溢れる治療+よしおさんの生命力に感嘆です。


今日のなんくるカード
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ありがとう

ありがとう アリガトウ
有難う サンキュー
胸から あふれて ニフェーデービル。


   *ニフェーデービル:ありがとう
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現在のところ、朝10時くらいから12時まで、午後は夫と交代で1時過ぎから6時までを付き添ってきました。急変は有り得るとしても、何とか落ち着いているので、この先疲れ果ててしまわない様にしようと思います。

今朝も行くと、お腹のベルトを「きついから緩めて」っと言います。ついている間は外してもらえるので、何とか長く居てあげたいところですが、何せ付き添える兄弟姉妹も誰もいないのは、こういう時には苦しいところです。でも普段は争いごともなく私の勝手気ままにできていますので、このくらいは仕方ないかもしれません。

ちょうど回診の先生とお話できました。「まだ少量の出血があるけれど、持ち堪えてみえます。」ということでした。付いている間にも一度は吐き気がします。実際に吐くところまではいきませんが、こみあげてくる感じはあるようで、その後は肩で呼吸する感じになります。酸素レベルは4から2に下がりました。吐く息は血なまぐさい感じがします。胃の中はどんなになっているのでしょうか。

自分の中での最良のパタ~ンというのも想像してみるのですが、そんなの願って、後でがっくりしてもいけないし、とか考えたり、夢は願わないとかなわないとも思ってみたり、私も揺れていますが、ここまできたら、あるがままです。


今日のなんくるカード
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自分を愛する

まるごと 私 そのまんま
今の自分を 認めよう
私は私が 大好きさぁ。

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今朝は7時に病院から電話が入りました。どきっとしますが、最初に「様態は変わりませんが、」と付け加えて下さったので助かりました。要件は昨晩、大量の排便がありお尻拭きを使い果たしたので持ってきて欲しいということでした。

ところが、病院へ行ってみると、それだけではありませんでした。夜間にベッドから降りた(用足しをしたくて)ものの、ベッドには上がれなくなって床に転がっていたそうです。よくぞ点滴が抜けなかったとヒヤヒヤものです。ベッドは全面的に柵で覆われているのですが、柵と柵の隙間に足を入れているのは目撃しました。片足を隙間に入れて立ちあがって前へ転んだようです。

ベッド柵自体も拘束になるのですが、それではすり抜けるということで、ベッドに拘束ベルトで縛りつけられることになりました。ちょっと見るに堪えないものがありますが、今は安静も必要なので致し方ないと思います。朝の担当の看護師さんは「いくら起きたがっても、家族がいる間でも起こすと、夜間にもその癖で起きあがろうとするので、可哀そうだけどオムツで排泄で覚えて欲しい。」と言われ、家族がついていても拘束を解いてもらえませんでしたが、午後の主任さんが、「ご家族がついていて下さる間は外しましょう。」と解いて下さいました。それにしても、立ち上がるなんて、ずいぶん力が出て来たものです。

唇は乾燥でガサガサになり一皮も二皮もむけてしまい血がにじんでいます。しかも舌先も切れているようで歯にも血がつき、生臭い臭いがします。こんな時にはみつこさんが最後に受けていた口腔ケア用品が役立ちました。唇を潤すジェルと口の中をぬぐうウェットティッシュが残っていたので、早速持っていきました。

ところが、肩とかタオルにも薄い血の浸みがありました。口の中のせいかしらと看護師さんにお聞きすると、どうやら、昨日飲んだお茶を戻したようで、それに血が混じっていたということでした。まだ胃の中に血が残っているのか、或いはまだ少しづつ出血しているのか、或いは口の中の血なのか定かではありませんが、当然ですが、まだまだ安心するのは早いということなのでしょう。

今のところ顔色も良くなり、顔つきも以前の静かに寝てばかりの時の顔つきに戻り、順調に快復している感はあります。安心するには早いのでしょうけれど、すごい生命力を持っているような感じがして、少し感嘆の気持ちでいます。


今日のなんくるカード
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ヒーリング

ヒーリングはフィーリング
自分を癒し まわりを癒す
愛と光で ピーカピカッ!

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今朝訪ねると、最初に吐き気を訴えられました。膿盆とタオルを当てがって、どうぞ、と受けの体制に入りましたが、吐き気だけで済みました。今朝から禁食で、禁飲が外れましたが、吐き気があるので、口を湿らすだけにとどめました。やたらとしゃっくりもでます。吐き気止めにはしゃっくり止めの作用もあるそうで、点滴が入ってから直に吐き気は引っ込みました。

力が出て来たので、しきりとトイレ(おしっこ)とか言って、起きあがろうとします。ベッド柵の間から足を下ろそうとするし、理解不能なので困ります。今日まで輸血が用意されていたのですが、今日は土曜日で手薄だということで、できたら輸血の間はついていて欲しいと言われました。そうでなくても、起きあがろうとしたりして、点滴が引っ張られるので、どうしても家族がついていることが必要だろうと思います。

みつこさんが胃潰瘍で入院した時のことが思い出されます。ちょうど3年前です。みつこさんは何度か点滴を自己抜去し、血だらけになっていました。ミトンをはめられても、それを取ってくれと叫んだり、ベッドから降りて廊下を歩きまわったり、トイレもカテーテルは自分で引き抜くし、オムツでは嫌だと叫んだりして、ポータブルトイレに移動することにしたのでした。そんなんで、24時間の付き添いを言い渡されたのでした。

今朝の採血で、貧血はまだ改善されていないということで、日曜日は休んで、月曜日にもう一度輸血をすることになりました。よしおさんはみつこさんほどではないので、入院生活もひとりでもやっていけると思っていましたが(様態は別として)、どうやら猛ダッシュでみつこさんに追いつきつつあります。

私の顔がわかるのかどうか、というところは、私の顔を見ると、「背中を掻いて」というところをみるとわかってはいるようです。今回良かったと思うのは、中心静脈カテーテルを入れていたことです。もしこれを採り入れていなかったら、すぐに薬を多用することはできず、もっと難しいことになっていったことでしょう。すべてよしおさんの運のうちかもしれません。


今日のなんくるカード
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ユイマール

結び合って 丸くなる
助け合って ニコニコと
縁と縁で 結○(マール)。


   *ユイマール:助け合い
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昨日の主治医の説明では、吐血時ショック状態になり、血圧は80に下がり意識レベルも下がって一時危ない状態になった。貧血が極端に酷い状態なので、今日明日の命ということもあり得る。たとえそこを乗り越えられたとしても、心臓に非常な負担がかかっているので、心不全は免れないとのことでした。

夫にも手伝ってもらいながら、朝から夕方までの大部分の時間は付き添っているようにしています。
夜間は病院にお任せすることにしました。たとえ最期に会えないことになったとしても、それも運命だと思う事にしました。

昨晩は一時血圧が下がったことがあったようで、今朝訪ねていくと、足を上げて頭を下げ枕も外してありました。その時には100を超えていました。どうやら無事に一晩過ごせました。

昨日は辛かったようで、じっと固く目を閉じていましたが、今朝はぱっちりお目目が開いていました。物も言えるようになっていました。死相が漂っていた顔色も良くなっていました。

体も動かせるようになってきたので、トイレに行こうと起きあがろうとするようになりました。流石に起きあがる前に体が辛くて元に戻ってしまいます。順調に快復するとセンサーが必要になりそうです。

師長さんが目がぱっちりと開いているよしおさんを見て、「昨日は辛かったね。今日は少しよくなった?」と聞いて下さった後、「すごい力(生命力)ですね、感動しました。」とおっしゃいました。

昨日のことを覚えていないよしおさんは、きょとんとしていましたが、今だけを生きているよしおさんは幸いです。今は恐怖も不安も引きずることはありません。きっと心の奥深くで、今日一日生かされたことを感謝していることでしょう。きっと見えない力に守られているのでしょう。


今日のなんくるカード
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ゆんたく

おしゃべりしましょ 語りましょ
ゆんたく ユイユイ ゆかいだな
心も軽く 大きな和(おきなわ)。


   *ゆんたく:おしゃべり
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昨晩遅くに病院から何度も電話があったのに、昨晩に限って早く休んで電話が鳴った頃には寝入りばなで気がつきませんでした。しかも携帯は毎晩枕もとに置いていたのに、昨晩に限って電源を切っていました。もう大丈夫そうという安心感があったのかもしれません。

よしおさんは昨晩2~3度に渡って吐血(ゲル状の血の塊)を繰り返し、一時ショック状態で血圧低下しかけたそうですが、2時間ほど奮闘して頂いてなんとか持ち直したということでした。

先生のお話は輸血の承諾書にサインして欲しいということ、恐らく多発性の胃潰瘍ではないかということでした。貧血状態は今迄にみたことがないくらい悪いので、心臓にも相当負担がかかり、輸血、止血、胃薬と試みるけれど、予断んを許さない状態であるということでした。

朝は手も冷たく、血中酸素濃度も測れない状態でした。まばたきとか手を動かしたりとかの反応はありますが、意思疎通はできません。輸血が入った午後には多少顔色に変化があったか?という気はしました。血圧は100くらいです。血中酸素濃度は良好です。腎臓の値は悪く、透析が必要、尿毒症の値です。

もう検査をすることはないと思われますが、胃潰瘍であったのなら、早い段階で検査をして治療をしなかったことが悔やまれます。でも後悔に苛まれてもどうしようもありません、今やっていることが、一番良いこと、そう自分に言い聞かせてみるのですが、心穏やかではありません。


今日のなんくるカード
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宇宙のひとしずく

あなたは 宇宙の ひとしずく
宇宙の花火が はじけとぶ
いつかは きっと 星になる。

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病室に入って行くと、イスの上にミトンが置いてありました。それに体にもセンサーがついていました。昨日からの丸1日のうちに何かあったに違いありません。注意深く見まわすと、酸素は完全に外されていました。バスタオルが1枚床に落ちていました。洗濯物はズボンが1本出ており、濡らしたようでした。本人は静かに眠っています。

この状況から推理を働かしてみました。酸素が外れているので、体調は良い方へ向いているようです。体のセンサーは起き上がって動こうとしたのでしょう。ミトンは点滴を触るということでしょう。でもお昼には外されているから、夜間が心配ということなのだろうと思います。バスタオルは何だろうか? 洗濯物がでているのはお漏らしがあったということです。これは横向き寝が多くてオムツから漏れると聞いていました。

今日は約束のアイスクリームを持っていったので、声をかけて食べてもらいました。昨日の勢いはなくて、3口くらいで「もお、いい」になりました。あと、りんごジュースを一口、それで眠ってしまいました。そうこうしていると看護師さんが様子を見に来て下さって、いろいろ説明がありました。

やはり、点滴で栄養が入るようになり、少し力が出て来て、先日の嘔吐の影響も薄れて元気が出て来たせいか、起き上がって、立ち上がろうとして、おしっこをしようとしていた。つまり習慣的に尿瓶使用のスタイルになったということです。記憶があるわけじゃないので、力がなく起きあがれない時にはそのままオムツになっていたけど、自然に力がついてくれば、体が覚えている方法になってしまうということです。それで点滴も引っ張られるし、危険だからとセンサーがつきました。起きあがろうとするとナースセンターでブザーが鳴るわけです。

ミトンは、昨晩、首のガーゼを剥がしたそうです。それで夜間はミトン着用になったそうです。たぶん痒くなってきたのではないかということですけど、そうなら痒み対策をしてもらわなければ、ミトンがはまっていれば、イライラするだけじゃないかと思うけど・・。

床に落ちていたバスタオルは首に巻きつけていたものらしいです。でも、これは本人がうっとうしがってすぐに取ってしまいます。

しばらくすると、体の向きを変えて欲しいと本人がジェスチャーで希望するので、試みましたが、たとえ痩せても大きなお爺さんなので、なかなか上手くいきません。看護師さんに手伝ってもらいました。その時ズボンが濡れていたので、オムツも見てもらいました。すると、オムツではなく、男巻き+リハパンになっていましたが、男巻きは自分で取っていました。そして尿瓶でおしっこをする感じで奮闘したらしくズボンにまともにおしっこをかけていた訳です。前の看護師さんが横向き寝だから漏れるというのは、たぶん違うと思いました。

問題は認知症が急速に進んだことです。幸い興奮は今のところないので大事には至っていませんけど、「分からん」の連発で、意思疎通が難しくなってきました。一般病院にいて、この状態は本当は一大事です。病院に居られなくなる可能性大です。もしくは、「家族についていて欲しい」と言われかねません。今までよしおさんが長期の入院をさせてもらえたのは、認知症とは言え、言われることは分かるし、興奮して大声を出したり、暴れたりすることもなかったからなのです。問題行動が増えると、退院を言い渡されるか、転院を強く勧められる可能性が出てきますというか、精神科のある病院への転院ということになりかねません。

でも、まあ、今日のところはそんなことは考えず、元気が出て来たことだけを素直に喜ぼうと思います。


今日のなんくるカード
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チャンス

チェンジは チャンス
今がちょうど その時だ
勇気をもって レッツラゴー!

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今日は昨日と比べると、ちょこっと力があるのか?っという感じがしました。酸素マスクはうっとうしいらしく、自分で外しています。ゴムをかけると嫌なんだろうと思って、バスタオルで枕を作って顔の横に固定できるようにしましたが、「いらんっ」っと言われてしまいました。

それでも、私に気づくと、ちょこっと笑って、「今度来るとき、アイスクリーム持ってきて。」っと言いました。久しぶりに聞きましたね、この言葉。たったこれだけの言葉ですが、何だか嬉しいものです。

それから、ずっとお風呂に入っていないので、うずうずするのか、「背中掻いて。」と言われたので、パジャマの上から下着を握って、それで乾布摩擦の感じで背中じゅうをこすったら、何時の間にか眠っていました。恐らく昨日と比べると、数段気分が良さそうです。

これからは、一時一時を大切に会いにいこうと思います。


今日のなんくるカード
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ごぼうび

自分に 必ず ごぼうびを
やる気が どんどん わいてくる
嬉しい ごほうび 用意しよう。

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よしおさんの部屋に入って行くと、まず、中心静脈にされた誤嚥性肺炎の認知症のお爺さんのベッドが空いていました。どきっ。苦しそうにしていらしたから・・・。個室に変わられたのならばいいですが・・。

よしおさんは酸素マスクをはぎ取って、眉間にしわを寄せて眠っていました。顔色が悪く・・・というか、黄疸が出ている?って感じの色をしていました。

今日も懲りずに看護師さんを捕まえて聞いてしまいました。
パ「今日はどんな様子でしょうか?
看「どこまで聞いていらっしゃいますか?
パ「だから、土曜日の夜に嘔吐したので、吐き気止めと胃薬が点滴に入っていること、それで様子を見ていくというところまでです。
看「その後は嘔吐されることはありません。
パ「酸素が入っていますが、誤嚥している可能性があるのでしょうか。
看「そういうことは私たちではお答えできません。嘔吐した時に相当苦しかったようなので、酸素を入れています。」っと、真摯に答えてくださいました。

看護師さんがよしおさんの耳元に口を当てて、「どこか苦しいとこはありませんか?」っと聞いて下さるけど、よしおさんは「へぇ?」っというような表情をして、「わからん」と答えます。ご家族が聞かれた方がいいかもしれませんとおっしゃるので、私がよしおさんの耳元で、「えらくない?」っと名古屋弁で聞いてみましたが、やっぱり、「わからん」と答えました。ま、苦しければ何とか言うでしょう。

次に看護師さんが、「何か飲まれますか?」と聞いてくださるけど、やっぱり、「わからん」です。今度は楽飲みを本人に見せたら、自分の口を指差して、欲しいの合図です。見せればわかってもらえるのですね、と納得です。そして、最後に「何か美味しいものがありましたよね、よかったら食べさせて上げてください。」とおっしゃるのです。

パ「昨日は飲食を控えてくださいということでしたから、アイスクリームは持って帰りました。では飲み物は、欲しがれば与えていいですね?」と念を押すと、
看「きっと昨日は吐いたばかりだったからだと思います。一時には少しの量しか飲めないので、ちょこちょこと飲ませて頂いていいと思います。」と答えて下さいました。

実際にはよしおさんが飲み物を欲しがるので、ベッドを起こしてからお茶を飲ませたのですが、盛大にムセてしまいました。

体は急速に衰えてきているようです。そして、認知症の方も老衰に平行して急速進行しているのでしょう。体は表情からして、辛くないはずはないのですが、なすすべもないので、そっと心の中で「少しでも辛くありませんように」と祈るばかりです。


今日のなんくるカード
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アキサミヨー

かるく れいで らさらと
てみる のなか あきさみよー
味方を変えれば ラクラクさぁ~。


   *アキサミヨー:あらまあ、びっくり
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ナースステーションで、「冷凍庫に入れてある、アイスクリームをお願いします。」っと言うと、昨日の夜、嘔吐したので、今日は飲食を控えてくださいという返事が返ってきました。

病室を訪ねると、酸素マスクをしていました。と、いうことは、もしかしたら、吐しゃ物を誤嚥しているかもしれないということなのでしょうか。

ついつい心配のあまり、余計なひとこと、ふたことを発してしまいました。
嘔吐したのが、土曜日の夜ということなので、「先生はご存じでしょうか?
そして、キドミンが点滴に入っていることが気になっていたので、思わず、「キドミンは外して頂いた方が良いのではないでしょうか?

それに対して看護師さんは、
先生はちょうど土曜日ですけど担当だったので、診察してもらいました。キドミンについては、以前のこともご存じですので、考慮していらっしゃいます。ゆっくり入れていますし、嘔吐の原因は何だかわかりませんので、胃薬と吐き気止めを点滴に入れて、様子をみています。便秘もあったので、それで吐き気になったと言う事もあり得ます。月曜日には治療方針が立つと思いますので、お任せ下さい。」と、しっかりテキパキ言われました。

そう言えば、再入院してからも、キドミンを止めていても嘔吐したことがありました。ヤキモキするのは一番良くないね。何があっても不思議じゃないのだから。

一方よしおさんはやたらと水分を欲しがります。「口を湿らすくらいに・・」と言われたけれど、傍にいると知らんぷりは難しいので、可哀そうだけど、眠っているすきに帰ってきました。


今日のなんくるカード
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わくわくチムドンドン

わくわく ドンドン チムドンドン
感動 ドンドン ふくらむさぁ
夢も ドンドン ひろがるさぁ。


   *チムドンドン:心がドキドキすること
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また、ひたすら静かに眠っている状態になっています。
アイスクリームも、りんごジュースも、ポカリも、エンシュアも、ほんの一口だけ渋々口に入る状態です。今日は何も話さず、ただ目を閉じていました。

よしおさんのお向いの人のところには、ソーシャルワーカーさんが訪ねてきていて、10日の県会議員選挙の投票を希望されるのなら病院内でできますよと伝えていらっしゃいました。その後にちらりとよしおさんのところを覗かれたけれど、なにも言われず帰っていらっしゃいました。それはそうでしょう。

帰り際、いつものように、
今日は帰るわ。また明日くるからね。」と話しかけても、
わからん」と返事が返りました。

帰るということと、また来るということを区切ってゆっくり話しましたら、何とかわかってくれて、眉間にしわを寄せて頷いてくれました。相当体が辛いのか、もう「ありがとう」と言う余裕はありません。


今日のなんくるカード
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ユイマール

結び合って 丸くなる
助け合って ニコニコと
縁と縁で 結○(マール)。


   *ユイマール:助け合い
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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

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