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【肺転移かもしれない】

今日は午前はよしおさんの循環器内科受診、午後はみつこさんの内科受診でした。
みつこさんの方のご報告です。
お昼御飯は食べれなくて、ご機嫌も悪かったそうですが、私が行った時にはご機嫌は上々に戻っていました。認知症の方からご報告するならば、まだまだ改善しています。
言葉の改善は顕著です。

施設に入る時に持ってきた、家の猫たちの写真と、お正月の家族写真が見つかり、それをみつこさんに見せてみました。猫を指差して、何と、「ねこ」と言いました。あまり日常的でない単語が出てきました。

それから良く聞き取れなかったけれど、何度か○○ちゃんと繰り返しました。私のことだと感じました。それから、家族写真の自分の写真を指差して、「●●ちゃん(姉の名)に似てる。」と言いました。

眠りに引き込まれてゆくのと、むくっと起きるのを繰り返し、起きている時にはそういうふうに多弁になります。笑顔もあります。

興奮しているふうには見えないけれど、これだけよくしゃべること自体がみつこさんの体力では精一杯のことかもしれません。これ以上頑張る必要はないように感じてきました。


内科を受診しまして、今日は再度レントゲンを撮ることになっていました。
やはり、先回と同じ大きさの白い影がありました。
どうやら、それは肺炎の影ではなかったようです。
先回の風邪は、気管支の腫れは確かにあったので、気管支炎による発熱ということは確かなのですが、肺炎にまでは至っていなかったので、比較的早くに治まったと考えるのが妥当な気がします。

肺に映った白い丸い影は腫瘍の可能性が出てきました。
昨年の乳癌時のレントゲンでは同じ位置に薄くぼやっと白いものが映っています。それが1年で濃くはっきりしてきた感じがします。大きさとしては5cmくらいです。

主治医の先生は、今それが何であるかをきちんと調べるというお気持ちはないようで、今後としては2~3ヵ月に1度追跡して、どう変化するかをまず見て行こうとおっしゃっています。

私としては、みつこさんが受け入れられる方法で、それが何であるかを調べ、治療可能な方法があれば採り入れたいと思っています。手術、抗がん剤、放射線、どれも無理だと思うけど、漢方とか免疫力を上げる方法とか、体温を上げるとかを考えることはできるはずです。

6週間後にレントゲン、CT,血液検査をすることになっています。
それまでにも、体を温める食べ物とか、5本指ソックスとかを工夫してみようと思っています。
排毒という点では便秘は最大の敵なのですが、GAで大幅に解消されつつあります。うれしい点です。

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【また怒っちゃった】

昨日は、「よしおさんには切れの良くなる薬はセーブしているのだから、同じことをくどくど言っても責めてはいけない。大人しくしていてくれるだけ有難いと思わなきゃ。」・・・なんて殊勝なことを言っておきながら、今朝には、またよしおさんを責めまくってしまいました。

何故かと言うと、よしおさんが今朝、食事中に、「トム(猫の名前)が布団に(よしおさんの布団に)おしっこしたで、何とかしてちょ。」と事も無げに言い放ったものですから、ムムムっと思いました。
今週一杯雨だというのに、洗濯できませんよ。

夕べ、目撃したのですが、よしおさんは掛け布団を剥がして起きた状態そのままで、応接間でがんがんステレオをかけていました。そのすきにトムが敷布団の上でジャーっとやったにきまっています。

パ「お布団から出たら、掛け布団をきちんとかけておいて、上に毛布(汚れ防止用)を掛けておいてください。」とちょっとキツイ口調で言うと、

よ「私が寝てる時に、おしっこしたんだよ。」と平然と言います。

パ「寝てる時に背中の下におしっこできるわけがないでしょっ。
 「寝てる時なら、ダメって言えばいいでしょっ。

・・・・もしかすると、トムは敷布団の上と、よしおさんの言う通りに掛け布団の上との複数ヵ所におしっこしたのかもしれませんと後になって思いましたが、私は口に火がついてしまい止まりません。

さらに追い打ちかけるように、

よ「今度買い物に行ったら、きんかん買ってきて。」なんて悠長に言ってます。

パ「きんかんだったら、枕もとに飾ってあるじゃないのぉ。

・・・・きんかんは猫よけにお布団にちょんちょんとつけます。臭いがきついので、猫が嫌がるのです。

私はそのあと、ぷんぷん状態のままで家に帰りました。よしおさんは私が何故怒っているのかもわからないけれど、すごい剣幕だけは意識に残っていると思うので・・・もしかして、よしおさんが悲観して自殺しないかしらと不安になりました。もちろん、シーツと防水シーツは交換しておきましたので、気持ちが悪いことはないはずです。

後で行ってみると、布団で横になって、ラジカセからボリューム満点で民謡を聴きいっていましたので、大丈夫でしょう。

というのも、どこかで、読んだ覚えがある、とあるお話が頭をよぎったからです。
認知症の父親に、「ほんとに、迷惑ばかりかけて・・・」と言うような意味のことを思わず言ってしまって、翌日訪ねた時には、冷たくなっていた・・・という辛いお話です。

その方はどんなにか辛い想いをされたと思うのですが、自分のひとことが親を死に追いやったと責めていらっしゃると推察するのですが、、、、それはきっと、お父様に「うつ」が潜んでいたのだと思います。

だけど、よしおさんにも「うつ」が無いとは言えないものね。


すぐに火がつく、私がどうかしているのでしょう。
もう少し楽しくやっていこう~っと、今は気を取り直しています。
良いアイディアがあったら、教えてくださいね。

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【栗奉行の出番なし】

今年も庭の栗の木の実が落ち始めました。

栗とよしおさん、みつこさんとは切っても切れない因縁があります。
よしおさんの栗への異常執着(ほんとは栗だけではないのですが)は、ひと際目だっていました。そしてこれがみつこさんとのいさかいの大元にもなっていました。

これまでの詳しい事情は「栗の木は証明した」(2008.10.18)をご覧ください。

今年も去年と変わりなく、「美味しく食べるだけ」の人であってくれると思います。
そういえば、昨晩は一晩で栗きんとん8個平らげたのでした!!!

昨年の今頃は、フェルガード100Mを3包とか4包を試みていました。よくしゃべり、しゃべり過ぎて、話題が危なっかしてしかたなかったことを思い出しました。まだハーフが発売されていませんでした。

考えてみたら、よくぞそんなに飲ませていたわと思います。今はフェルガード100ハーフタイプでも3包が限度だと思っています。そのかわり、やっぱり切れ味が悪いです。頭が悪いなぁ~という感じは否めないのですが、よしおさんの場合は、それでも危なっかしいより数段いいです。

私が調整してそうしているのだから、同じことを何度も繰り返すとか、聞くとか言って、責めてはいけませんね。私がそういうふうにしているのだものね。ゴメンよ。よしおさん。

よしおさんの口から攻撃的な言葉を聞かなくなって久しいので、それがどれだけ有難いことかを再認識しなくてはならないと自分に言い聞かせました。

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【おそぎゃー】

よしおさんをお迎えに行き、まずはみつこさんのユニットへ上がりました。

介護士さんたちはそれぞれの仕事で大忙しなのか、どなたの姿も見れず、それに反して住人さんたちはほぼ全員でしょうか、テーブルについていて、そのどなたもが車イスで、そしてお互いはわれ関せずと言った雰囲気でぽわぁ~んとしていらっしゃいます。みつこさんは犬のぬいぐるみを見つめて、目覚めていました。

最近の特養の入れ替わりは非情に速いです。何時の間にかメンバーが入れ替わっています。
設立5年の施設ですが、設立当初から入所していらっしゃる方は比較的介護度の低い方もいらっしゃるようですが、その方たちもだんだん介護度が上がっていらっしゃるし、最近入所される方はほぼ重度の方ばかりです。ですからまたさらに回転も速くなります。

この異様な雰囲気はどこかで見た記憶があるなぁと思ったら、それは2年前に老健、特養の認知症専門棟めぐりをしていた時のことでした。お昼に眠ると夜眠れなくなるからと言って、ほぼ全員共有スペースに出されて、部屋のカギはかけられているところが多かったです。

車イスに座った人たちが、みんなテレビの前に集まって、お互いが話をするわけでもなく、何をするわけでもなく、日がな1日そうやって過ごしているのかと、、、びっくり、ものすごいカルチャーショックを感じ、こういうところへみつこさんを預けたくはないと感じたものでした。

みつこさんの今いる特養は居室への出入りは自由ですし、居室は個室ですし、介護士さんの目の届く共有スペースに居ても、時によって、ソファで休ませてもらったりと自由度は高いです。

今日はたまたま、おやつ時間帯で、ほぼ全員がテーブルについていたのと、車イスの人が増えたことで、そんな印象を受けてしまいました。

話はいつも逸れてしまいますが、、、、半眠り状態だったみつこさんを起こして、よしおさんのところへ連れて行きました。何となく忙しそうな雰囲気だったので、今回は合わせてもらっていないのではないかなと思いましたが、やはりそうで、ショートも満室で付き添う人手がないので、一緒に一度も食事ができませんでしたと済まなそうに言われました。

ショートへ行く途中で、介護士さんがショートと兼務のユニットを通過しますが、そこで、よしおさん情報をキャッチしました。

ひとつは、「二日続けて髭そりをしたので、つるんつるんですよ。」と言うものです。
もうひとつは、「爪が伸びていたので、切れせてもらおうと思ったら、おそぎゃーで、自分で切るでええわ。(恐ろしいから自分で切るから、いいわ。)と言われたので、自分で切ってもらって後でやすりだけかけました。」と言うものでした。

爪切りはなかなかさせてくれません。たまにさせてくれても、爪切りを当てただけで、「あーっ。」とか大声を出すので、「痛かった?」と聞くと、「痛いような気がした。」とか言います。「小指の爪は耳掃除のために伸ばしとく。」とか毎回言って、一旦思い込んだら、どう説明しても、その思い込みの場所に戻ってしまうので、最近は放置してあります。

でも、どうやら、じわじわとショートで手を出してもらえるようになってきたので、しめしめです。
そのうち、3泊4日か、もしくは3週間に1回のショートを決行しようともくろんでいます。

さて、肝心のふたりのご対面ですが、みつこさんのあっさりに、拍子抜けと言った感じです。
それでもよしおさんはみつこさんが元気で居ることを確認できただろうと思います。

うちのふたりにとっては、介護制度が存在しない時代だったならば、ほんとにお手上げです。
こうして恩恵に浴せる事を感謝しています。
困っている人たち、皆のもとに制度の恩恵が届くことを願っています。

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【今日からショート】

よしおさんは今日から月1ショートです。
ゆうべはバタバタでショートの準備をしたのでした。準備はたいへんだけど、でもショートへは行って欲しいと・・全く勝手な複雑な心境です。

突然ですが、よしおさんは夕べもレコードを聴いて夜更かしをしていました。今朝は起きれるのだろうかと不安でしたが、ショート行くこともちゃんとわかっていて、朝はひとりで起きて新聞を読んでいました。よしおさんが知りたがっていた軍歌は「戦友」であることがわかりました。

ここはお国を何百里・・」と言っていたから、ネット検索してわかりました。

それはさておき、施設へ着いて、みつこさんを訪ねると、今度はみつこさんが大不調です。
介護士さんの証言では、「今日は怒ったと思うと笑って、上がったり下がったりです。」と言うことでした。これはまずいのではないでしょうか。まだ現在GA160mgです。来週から170mgに増量したら、どういうことになってしまうでしょうか。でもそれは今日は口に出さないでおきました。

よしおさんとご対面をしても、何の感慨もありません。でも、イヤというわけでもないので、何となくわかっているかもしれませんが、何を言っているのかさっぱりわかりませんし、話さない時は目を閉じてしまいます。時々瞬間的に笑顔になるけれど、それもすぐ消えて目を閉じます。

まあ、そういう日もあるさ」と自分を無理やりなっとくさせて、それぞれのユニットとショートへ送っていきました。

さて、午後はハリ治療とマッサージの日なので、出直しました。
施設につくと、みつこさんはトイレで奮闘中。看護師さんに手伝ってもらった後、現在介護士さんがみつこさんをなだめすかして、後始末をして下さっているところでした。しばらく待って、車イス上でぐったりと眠ってしまったみつこさんが出てきました。あたり一面すごい臭気です。「ご機嫌が悪くなっちゃって、すみません。」と、介護士さんが出ていらっしゃいました。

在宅で奮闘していた時を思い出しました。あの頃は拒否が強くて毎日が戦争でした。今、あのたいへんさを全部施設で肩代わりしてもらっています。私の娘のような若い介護士さんが、イヤな顔ひとつせず、トイレ介助をして下さっています。私は心の中で手をあわせて、助けてもらっているのは私なんだと、しみじみ感じていました。

トイレでの疲れが出たのか、みつこさんはハリ治療中も眠ったまま・・・終わってからも眠ったままなので、ここぞとばかりイヤホンを耳に差し込みました。今、ちょっとみつこさんに聴いてもらいたいものがあるのです。その内容についてはまた後日詳述します。

みつこさんが目が覚めるまで待って、そのあと私の自力で車イスへ移動してもらい、おやつのクレープを何とか完食。よしおさんへは「戦友」の歌詞を届けて、本日の私の仕事は終了しました。
その時が4時ですので、今日は早番ということですね。

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【今凝っているものは】

よしおさんは根っからの凝り性で、食べ物にしても、趣味にしても、ひとつのことをとことん突き詰めないと気が済みません。
突き詰めると言っても、一時期、猪突猛進するばかりで、その道で大成するというわけでもありません。そして、ある時、憑きものが落ちたように、パタッと止めてしまうわけで、「一体あれはなんだったの?」みたいな感じになります。

食べ物で現在続行中のものは、パイン缶、心太(ところてん)と言ったところです。

そして、よしおさんが最近凝りだしたものは・・・何と、「からおけ」なのです。
こういうものは、よしおさんの経験には存在しないもので、不思議で楽しくてしかたがないのかも知れません。それにしても、90歳にして、新しいものが楽しめるのは結構なことです。

昨晩も夜の見回りが12時近くになってしまいましたが、行ってみると、まだ応接間の電気がついています。この部屋にステレオがあるのです。このステレオはレコードプレーヤーしかない古い物なので、ここで聴いているのは、ほとんどがクラシックのレコードです。話は逸れますが、よしおさんのお気に入りは「チゴイネルワイゼン」と「ボレロ」です。この趣味は上がったり、下ったりしながらも完全に途切れることはありません。何十年と続いています。

居室においているラジカセはCDが聴けるので、割と新しくコレクションに加わった、日本の歌曲などもあり、それを聴いていることも最近多くなりました。
昨日はヘルパーさんに「満州の歌の歌詞を知らない?」と聞いていました。

カラオケで歌いたいのか、誰かが歌っていたのか?
どっちにしても、とっても興味を持っています。
実はよしおさんは相当な「音痴」なのです。小学生の時に先生から「おまえは音痴だ。」とはっきり言われて以来、可哀そうに人前では歌えなくなっていたのです。それが、デイサービスでは、そういう心の縛りが解き放たれて、歌えるようになったみたいなんです。

今も、私が帰ると、一人きりの家でひとりで歌っています。まだ、私には聞かれたくないようです。

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【ガーデンアンゼリカを10mgアップ】

今日は月1回の往診日です。
祭日関係なく先生が来て下さいました。

1週間前に施設スタッフに提出した私の提案骨子は以下のようなものです。

【提案】

朝:NEWフェルガード半包、フェルガード100Mハーフ1包
昼:フェルガード100M2包
夕:NEWフェルガード半包
夜:フェルガード100M1包


合計 フェルラ酸 500mg、GA 170mg
ガーデンアンゼリカだけが10mg増えています。

【効果】
・傾眠には引き続き効果が出ている。眠っていても、はっきり目覚める。
・発語に効果大。自分から話しかけることあり。会話がかみ合うこともあり。
・便秘の解消。
・嚥下が悪くならずに維持できている。

【副作用】
・ハイな様子はみられない。
・訳もなく(本人には訳あり。認知症の進行から)怒っていることはあるが、すぐに機嫌が治る。
・若干、介護抵抗があるが、問題視するほどには感じられない。

故に、今の段階では、副作用より効果の方が数段上回っているという判断から、更に10mgのアップを提案しました。

施設スタッフからは何の反論もなく、通ってしまいました。私の強気発言に押されてしまったのならば、申し訳がありません。これからは、みつこさんの介護抵抗がどの程度かを、よく観察して、判断を誤らないようにしていこうと思っています。皆さんの言葉にも謙虚に耳を傾けて。

先生からは、「そろそろ限度かもしれないね。」とのお言葉を頂きました。
効果と副作用のバランスからは、今が最高のバランスなのかもしれません。
今回の10mgアップでバランスが崩れるようならば、一段階前に後戻りするつもりです。

【今日の改善報告】
・診察の待ち時間に、お部屋で、家族写真をみつこさんに見せた時の反応が、何だかしゃっきりしていました。いつもだと、「えへぇ~」という感じで何の反応もないことが多いのですが。

今日はシェリー(犬)を指さして、何やら頷いていました。(一緒に留守番してくれたものね)
それから、夫を指さして、「この人、誰?」と聞きました。
私を私が指さして、「これ、私」と言うと、「あら、そうね?!」とびっくりして見せてくれました。
それから、よしおさんを指さして、意味ありげに頷いていました。

・お散歩途中で、赤ちゃん連れのご家族があり、みつこさんを見ると、赤ちゃんを見せに来て下さいました。それに応えて、みつこさんが「可愛い」とはっきり言いました。それからぷくぷくのあんよを触らせてもらいました。

・やはり、知的レベルが上がっているのを感じると、家族としては嬉しい。みつこさんにしても、頭のもやが少し晴れた感じがするのではないだろうか。
どうか、怒らないようにして、もう少しアップしてくれるといいなぁ。

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【ひとりで歩いた】(GA効果)

肺炎完治と診断されてから今日で3日目、初めて面会に行ってきました。

ユニットに上がって行くと、真っ先に飛び込んできたのが、ビッグニュース。

それは・・・。

みつこさんが、知らない間にひとりで立ち上がって数メートル歩いていたんですよ。」と言うものでした。

おぉ、素晴らしい。拍手喝采してしまいました。

今でも、トイレから食堂テーブルまでの数メートルを介護士さん見守りのもとで、車いすを押しながら歩くことはあるようです。(歩行練習として)

でも、ひとりで勝手に歩いたというのは、恐らく1年ぶりくらい。もっと前かもしれません。
もしも、転んでいたら・・・と思うと怖いし、危険と隣合わせではあるけれど、テーブルを伝いながらにしても、自力で歩けたということは、ほんとに万歳したいくらい嬉しいです。

肺炎の方は、今のところ全然問題ないそうです。今日までくらいは抗生物質が効いているはずなので、明日以降も大丈夫なら、本物です。まず大丈夫でしょう。

介護士さん証言で、会話もかなり噛みあうことがあるそうです。ガーデンアンゼリカを増やしてきて、発語の改善はかなりな物があります。恐らく歩行の改善もガーデンアンゼリカから来ていると思います。

明日は往診日なので、GA増量、もうひと押し頑張りたいです。


画像:カウンター内から撮影。介護士さんが笑顔誘発に協力して下さいました。
mitsuko090920

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昨日ヘルパーステーションから電話があり、急きょ大掃除の1回目を今日ではどうかということになりましたので、お願いしました。

掃除道具はこちらで用意するということなので、換気扇用強力洗剤、重曹、使い捨てようボロ布、古歯ブラシ、脚立、掃除機、ほうき、はたき、ほこり取りワイパーなどを用意しました。

介護の生活援助と全く同じで、1時間半が1単位、値段も生活援助の実費ということです。今日来て下さったのはセンター長(男性)といつものヘルパーさんです。今日はまず、差し迫っている台所からお願いしました。

少なくともみつこさんに異変が感じられた2000年からは大掃除らしきことはほぼできていません。
べとべとの換気扇まわり、台所の壁の油汚れ、台所の蛍光灯を掃除してもらい、汚れの散った床を掃除してもらって、あっという間に1時間半が過ぎました。その間に私は別の部屋から、カーテンの洗濯を始めました。

パッと見には、あまり違いは感じられないのですが、良く見ると、空気がきれいになったような気さえします。後お願いしてあるところはよしおさんの居室と廊下の壁まわりです。
後、2~3回は必要なのではないでしょうか。

それにしても・・・ヘルパーさんはよく働きます。週2日の休み以外はデスクワークも含めて朝から夕方までびっしり仕事ということです。1時間半の大掃除を中にはさんで1日中働けるものでしょうか。そんなことを言っている私が滅茶苦茶甘ったれているのでしょうか。

1時間半の大掃除は、身体介助に替えれば入浴介助3件ぶっ続けと言うことになります。その後にも前にも食事の支度、掃除など家事援助、身体介助などがぎっしりなんて、考えられないよ。

大掃除を、家の内情をよくわかってもらっているヘルパーステーションにお願いしたことは、大正解だったと思っています。次回はよしおさんショートの中日に朝一番の9時からの予定です。

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人間の出来がいまいちの私は、最近よしおさんのことが腹立たしくてしかたありません。

陽性症状も起こさず、穏やかな好々爺でいてくれるのに、文句を言っては罰が当たるというものだということくらいは承知しているのですけれど、1軒の家に猫3匹と暮らして、勝手気ままな生活をして、生活の全てを娘の私にお任せしているよしおさんに、時々無性に腹立たしくなります。

何も用事がなくても、1日最低5回は訪問しなくてはならないというところが、、、少しづつ負担に感じてきているのでしょう。

何が腹が立つのかというと、食べかけのアイスクリームが冷蔵庫でとろとろになっていたり、べたべたのスプーンがテーブルの上に出しっぱなしだったり、猫3匹をテーブルの上に乗せて、刺身を直にテーブルの上で与えたりと、目に見えないものに不潔という感覚がないこと、それを何回行っても覚えられないこと、、、そんなことは認知症なのだから当然なのですが、わかっていても腹立たしくなります。←困った私です。


先日こんなことを言いました。

よ「あんた、デイサービスの経営者の人の名前は知らんわな?

  まず、その聞き方にカチンと来てしまいます。それだけでも介護士失格ですね。

「○○さんです。」とぶっきら棒な返事です。顔もこわばっています。「またか、うんざり。」という感じありありです。

よ「そうかね。○○さんと言うのかね。」と言ったと思ったら、

よ「何ていう名前だった?

パ「だから、今言ったでしょ!」と名前は教えません。←私、つくづく無能介護士ですねぇ。

すると、

よ「デイサービスの経営者の人ね、偉いよ。私が名前を聞いたら、教えてくれてから、何回でも聞いてね。って言うんだよ。

あまりのタイミングの良さに思わず笑ってしまいましたが、よしおさんは嫌味を言っているつもりはないようです。


陽性症状盛んな頃にも、同じことを何度も聞くというのは日常茶飯事でしたが、当時はちょっとでも嫌そうなそぶりをしたら、大逆襲に遭いました。

もっと親切に教えれんのかっ」(怒) なんてことはしょっちゅうでした。

今はその危険を全く感じないので、私もふてぶてしい態度に出てしまうのですね。
それでも、反省はしています、よ。

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昨日は点滴3日目で、今までと同じ抗生物質と輸液の点滴をしました。
薬のせいか眠気はありますが、食事はまあまあ摂れていて問題はありません。

本日は内科主治医の診察を受けることになっていましたので、間に合うように出かけました。
今日は施設からの患者がとっても多くて、午前中の部で6~7人いたのではないでしょうか。
それに担当はおばあちゃん看護師さんで、ひとりで大変なことになっていたので、有無を言わさずお手伝いすることになりました。家族がくっついて行くのはみつこさんくらいなものです。

直に診察に呼んでもらいました。一応聴診器は当ててもらいましたが、後は施設から持参した食事表と水分摂取量と体温とから、「治療終了」と言うことになりました。
えっ、いいの?」という感じではありますが・・・体温が平熱になって3日目であること、食事は8割は摂れていることから、「早く来てくれたので、早く終了。」と有難いと言えば有難いですが、一抹の不安の残る「治りました。」ということになりました。
風邪からくる気管支炎から肺炎ということです。今後は食事が摂れないとか、熱が上がるとかしたら、「近いから、すぐに来てね。」ということです。

30日に定期受診の日になっていますので、その時にレントゲンを確認します。
昨年の9月と今回、今年の9月の写真を見比べさせてもらいました。
今年のレントゲンには丸く白い影が映っています。昨年の物にも同じ位置に薄くぼんやりと白い影がありました。CTでは気管支の腫れがわかります。その白い影が何であるのかははっきりしていません。30日に薄くなっていれば、肺炎の影・・と言うことになります。もしも変わらなければ、3ヵ月に1回くらいを目安に追跡していくそうです。

今はそれ以上考えるつもりはありません。

施設に戻ってから、お昼御飯には少し時間があったし、リクライニング車いす(社長の車いす)上で眠っているので、ベッドで休ませてもらうことにしました。と言っても自力でベッドへ移動して欲しいので、薄目を開いた時をねらって、介護士さんとふたりでベッドへ誘導しました。

なんとか移動はできましたが、枕の位置まで上って行く事ができません。介護士さんとふたりで引っ張り上げたら、かなりの抵抗で、昔懐かしい、手でポカポカが出ました。はてさて、これは陽性症状と言うのでしょうか!!! まあ、このくらいはいいんじゃないでしょうか。

一応、早々と終結、おめでとう、みつこさん。

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朝1番で、歯医者さんの予約があったので、それを済ませてから、みつこさんの施設へ直行しました。まだ、病院へ行く前で、ちょうどロビーへ降りてきていました。

もう、今は平熱(36度台)に下がっています。
特に具合が悪そうな感じはしません。強いて言えば、声が変かなという程度です。

事務の方が、「みつこさん、今日は具合はどう?」と聞いて下さったら、「まあまあね。」と答えたとか。
噛み合っているわね~って笑ってしまいました。

熱は下がったんだって。」と、私がおでこに手を置くと、「もういいよ。」と返事がありました。
ほんとに、冴えています。

病院での付添は今日は看護師のKさんでした。Kさんは昨日は付き添ってもらっていないので、微妙に反応が違い、腫瘍の疑いについては何もおっしゃってませんでした。

先生の診察では、胸の雑音が少なくなっている(ということは、昨日は雑音があったということか)けど、同じ抗生物質の点滴と輸液を少し点滴しましょうということでした。抗生物質だけ病院で点滴し、輸液に変わってから、施設へ戻りました。飲み薬も抗生物質が出ています。3日間飲むと10日間効果があるというものです。

食事も摂れているし、水分もまあまあ摂れているそうです。こういう点は施設で看てもらっていると本当に助かります。

みつこさんは土曜日に会った時と特に変わらず、すでに元気回復しています。
施設に戻って、看護師のTさんに昨日のお話を伺いました。腫瘍と思しき痕は、乳がんと同じ右肺にあるそうで、輪郭のはっきりとした白い影だそうです。ま、しかし、今から思い悩むつもりはありません。もしも、そうであったなら、上手に共存していく方法を探ろうと思っています。
mitsuko090912
土曜日に撮った写真ですが、それほど具合が悪かったわけではありません。

Tさんとお話している間に、可笑しなことがありました。
何故かみつこさんが、ずぼんの裾を太もものところまでたくしあげているのです。
みつこさん、何してるの? 『ちょっとだけよって見せてるの?」って、私とTさんで笑ったら、みつこさんが、本当に可笑しそうに、泣いてるのかと思うくらい、顔くちゃで笑っていました。

何だかしらないけど、大笑いして、今日のシメにしました。
明日、明後日と病院通いに付き添う予定です。

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今日、施設の看護師さんから電話がありました。
ドキッとするんですよね。何かあったと言うことだから。

看T「みつこさん、土曜日の夜から発熱して38度何分かありました。ご存じでしたか?

パ「土曜日のお昼に訪ねました。その時、熱っぽい感じがしたので、熱を測ってもらったら、36度8分でした。

   ほんとは、その時、私でも長そで着用なのに、みつこさんは半そでのTシャツ1枚で、鼻をぐずぐず言わせていました。声も風邪っぽかったし、熱っぽい感じもしたので、熱だけ測ってもらって、黙ってカーディガンを羽織らせておいたのでした。「風邪ぎみなようだから、気をつけてみていて欲しい」と言いたかったのだけど、遠慮してしまいました。悔やまれます。

看T「土曜日から解熱剤投与し、日曜日には風邪薬も投与しました。本日内科受診して、レントゲンを撮りましたら、胸に影がありました。腫瘍のような感じがするということです。

パ「肺炎にでもなっていたのでしょうか。

看T「肺炎ならばいいのですが、腫瘍かもしれないと言うことです。現在CTを撮って結果待ちですので、結果が出たらまたお知らせします。



  が~~~ん  乳がんが転移したのかしら。 だとしたら、風邪をこじらしてレントゲンを撮ったことは返って良かったということか・・・。ともかく、私は出かける用事があったので、一旦出かけて、帰ってから、電話をかけ直しました。


看T「CTの結果ははっきりしないということでした。血液検査で炎症反応が強く出ていましたので、引き続き抗生剤を入れて行きます。入院しますか?ということでしたが、点滴に連日3日通うことにして、通院にしました。4日目に診察がありますので、もう一度CTを撮り、影がどうなっているか確認した上で今後のことを考えます。

ということで、明日からできるだけ、点滴と診察には付き添おうと思っています。


炎症反応が強いということで、やはり肺炎(もしくは気管支炎)なのかなとは思うのですが、咳をしていたということもないし、誤嚥しているということもないように思うし、そんなに簡単に肺炎になるのだろうか?とも思うのですが、すべて明日直接会ってからよく聞いてみよう、それまでは思い悩むのはお預けにしようと思っています。
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ヘルパーさんに来て頂く日には、終了時間に私がヘルパーさんをお迎えに行くと、たいていふたりでおしゃべりをしています。

先日も台所へ入って行くと、よしおさんの

よ「老人ホームへ行くだわね。」(老人ホームへ行くといい)或いは(老人ホームへ行くしかない)という声が聞こえてきました。

一見、自分のことを言っているかのように見えますが、そうではありません。
自分は老人ホームへ行くつもりはありません。なぜならば、娘である私がいるから。

ヘルパーさんが、
そうだね。」と合わせてくれています。(ほんとはムッとしていると思うけどな。)

調子に乗ったよしおさん、
よ「今はいいとこがあるで・・」(今は老人ホームでも良いところがあるから)なんて言っています。

女房が行っとるところ知っとる? 何でもやってくれるよ。」←気に入っててくれて嬉しいわ

ヘルパーさんはここのところずっと同じ人です。この話は最近何度もしているので、今日聞こえてきた会話の前の部分も想像できます。


まずはよしおさんによるヘルパーさんの身上調査が始まります。

よ「奥さん、どこの人?」(女の人は誰でも奥さんです)(どこに住んでいるの)
 「だんなさんは何してる人?
 「子供はいるの?

子供はいないと答えたヘルパーさんに、冒頭の言葉となったのです。

よしおさんの知っている老人ホームと言えば、みつこさんのいる施設しかありませんので、そこを「3つ星」と思っていてくれるらしいことは嬉しいです。

それにしても、子供のいないヘルパーさんの老後を心配するなら、子供のいない娘の私のことも心配してくれてもよさそうなもんですが・・・。

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【ワイヤー交換】(2009年9月11日)

2009年7月13日(装置をつけた日と9月11日との比較です)
090713&090911

2009年7月13日から2009年8月17日までの比較写真です。
090713~090817

装置をつけてから2ヵ月目になりました。
上側ワイヤーは一直線になりました。
下側も、正面1番の歯が重なっていましたが、開いてきました。それに伴ってブラックホールも出現してしまいました。最初からそう言われていたので、これは仕方がないです。
上下の噛み合わせが合わず、口が開いていましたが、大分閉じてきました。

今日はもう一段階太いワイヤーに変えました。締め付け強度は同じです。
奥歯の噛み合わせはきっちり合っていますので、これからは、広がってきた下の前歯を奥へ引いて、上の歯が下の歯の上にくるように位置を調整に入りました。

自分の歯を移動させて、正しい並びに調整しているだけですので、テレビで見るタレントさんやモデルさんのような白い粒のそろった歯にはなりませんが、この歯を私が生きている間中、きちんと機能を果たせるように、しっかり管理していきたいと思っています。

こんなに早く、揃ってくる楽しみを感じられるなんて、とても嬉しい。
思い切って矯正を始めてよかったと感じています。

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先回の記事の「あの、ちょっと」もそうですが、最近介護士さんに向って、自発的に何か意志を表したい時に言葉がでるようになりました。言葉が出ると言っても、「ちょっと」と呼びかけるだけですが、今まではそれもできませんでした。

今までは、介助の時に指示されたことに従うことができたり(ジェスチャー混じりで言われたことの意味を解する)、何かしてもらった時にお礼を言うことができたり、まれに言われたことに噛みあう返事ができたりすることはありました。

言葉数が少なくなって、傾眠が増えてきてから、ガーデンアンゼリカを少しづつ増やしています。その効果が最初に感じられたのは、言葉数が増えたことです。目が覚めていれば、いろいろ話をしています。ただし、意味の通じない言葉であったり、意味は通じても、内容がみつこワールドの中のことであったりしていました。

今日はちょっと冴えている日だったのかもしれませんが、汚れた口元を拭いてあげると、笑顔で「すみません」「ありがとう」とはっきりと答えてくれました。

写真では笑顔は消えていますが、口元の表情がきりっとして、神経が行き届いているように感じられます。認知症の中核症状が改善している?なんて、家族の欲目でしょうか。
mitsuko090910

言葉という点では、表現を良く似た言葉と間違っていることがありますが、今日は冷たいプリンを触って、「寒いっ」と言いました。痛い時に、「熱い」というのも良く言います。

ここまで、言葉の点で改善しているのを感じると、もう少し頑張ってみたいという気持ちになります。さらなる改善が望める、望めないまでも、限界を知りたい、ボーダーラインまで行って確かめてみたいと家族である私は思っています。

ちょうど、生活指導員さんとカウンター越しにお話することができましたが、その点でも考えが食い違っていました。「もう少し上げてみたいと思っている。」と話すと、「えっ、そうなの? 今とっても調子がいいのに・・。」という反応がありました。

家族だから、、とか、家族じゃないから、、という違いではないと思っています。やはり、何をゴールと定めているかの違いではないかと思います。この点は次回診察までに、お互いの理解を深めたいと思っています。

私はこの頃、奇跡みたいな事が突如起きて、みつこさんが2年前の入所した当初くらいまで意思疎通ができるようになることを夢見てしまいます。そんなに非現実的な夢でもないような気がするのです。近い過去の記憶がなくても、今現在の話ができるなら、生活は一変するような気がします。

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面会に出かけると、珍しく目を開いてこちらを見てくれました。
面会票を書きながら、こちらを見ているみつこさんに手を振ってみたけど、険しい顔をしていました。
私に手を振って、一体あんた誰?」と、そんな感じでした。
近寄って、「みつこさん、こんにちは。」と話しかけても、その反応は変わりませんでした。

でも、まあ、そんなことは気にしないで、どんどん話かけて、施設内散歩に出かけました。そんなことをしていると、途中から笑顔を見せてくれるようになります。後はいつもの通りです。

喫茶室に立ち寄り、ここで休憩して、マッサージです。足を動かしたり、手を組み合わせたりしていると、もうひと組のご家族が話しかけてくださいました。体の不自由なお父様を娘さんが面会に来ていらっしゃるのかと思ったら、ご夫婦なんだそうです。まだ入所されて数日だそうです。子供さんはすでに独立されているのか、いらっしゃらないのか、奥さまがご主人の介護をしていらっしゃったそうですが、体の大きなご主人を介護するのが大変だったけど、ここにきて、本当に楽になったとおっしゃってました。
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その後、施設内をぐるっと回って、いつものゴリラくんにもご挨拶し、ユニットに戻りました。
今日のおやつは、シュークリームと温か麦茶でした。このおやつが出る前に、カウンターに座ったみつこさんは、しきりとお兄ちゃん介護士さんに何かを言おうとしていました。

そして、とうとう、「あの、ちょっと・・」と、隣にいる私には聞こえる声を発しました。

お兄ちゃんには聞こえませんでした。
みつこさんが何をお願いしようとしたのかは不明ですが、こういう場面に出くわしたのはこれで2度目です。

みつこさんが自分の言葉で自分の意思を伝えようとしていることがわかって、とても嬉しいです。
そして、その意思を、私に伝えるのではなく、介護士さんに伝えようとしていることが、みつこさんの2年のキャリアを物語り、私は安心しました。みつこさんはちゃあんと、施設の中に自分の居場所をみつけているように思います。そして主体性(オーバーですが)を持って生きているとも言えるような気がしました。

サプリの調整という面からは、NEWフェルガードで発語が豊かになっていることは明らかです。

そして、みつこさんはあの場所で、穏やかに落ち着いた生活をしていると確信することができました。

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【定期検診:虫歯の治療】(2009年9月7日)

矯正歯科の紹介元である、歯科医院から、定期的(3ヵ月に1度)に検診を受けて欲しいと言われていましたので、予約の上、本日出かけてきました。

装置がついてからは、実際には2ヵ月になります。でこぼこだった前歯がすでに一直線に並んできているので、とっても動きが早いとびっくりされました。
前歯が拡がってきたのに伴って、今まで重なり合って隠れていた虫歯が出てきました。これを装置を避けながら、できる範囲で治療していくことになりました。合計3本ありましたが、まずは1本を1回で治療しました。

本当は麻酔なしで削ろうということになったのですが、お願いして麻酔を使ってもらいました。
この前のレーザーといい、前歯なので、過敏にもなっているし、麻酔なしで削るのは痛そう~。痛いのは、よしおさんじゃないけど嫌いです。

来週、残りの2本を治療することになりました。こちらは本当に麻酔なしですって。

それから、装置がついていると、歯磨きが一苦労なんですが、、、電動歯ブラシが良いそうで、次回にも説明してもらえそうです。

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みつこさんの面会に出かけました。
日曜日ということで、家族の姿がちらほら見られました。

私は家に置いてある、動物のぬいぐるみを洗濯して、みつこさんに持って行きました。
ユニットにつくと、テーブルにつっぷしていました。テーブルの上には白いわんちゃんのぬいぐるみが置いてありました。どなたかが動物好きのみつこさんの為に持ってきて下さったのでしょう。

みつこさん、みつこさん」と揺すると、首を嫌々と振るので、脈があります。目の前に持参したぬいぐるみを置いて、頭を実力行使であげさせてしまうと、「でへぇ~」と笑顔を見せてくれました。ぬいぐるみはどうやら気に入ってくれたらしく、膝に乗せてくれました。

そのまま、喫茶まで移動しました。車イスを動かすと、よほどでない限り目を覚ましてくれます。喫茶には誰も人がいなかったので、ここでマッサージをすることにしました。みつこさんは据わったままで、膝が90度に曲がった状態のまま、かかとを持ち上げると結構足をあげることができます。これで股関節も動かすことができます。足くびは固まっていて、なかなか回すことができません。力がぐっと入っているのかもしれません。ま、無理せず、やれることをやれるだけやっています。

この時、良い笑顔を見せてくれたので、「写真を撮ってもいい?」と聞いてカメラを向けると、「こお?」と聞きながら、ぬいぐるみをカメラに向けてポーズをとってくれました。なんて素晴らしい!
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写真撮影の後は、施設内めぐりです。3階から2階へ降りて、歩いていると、トイプードルを連れたご家族に出会いました。声をかけて触らせて頂きました。

ところがわんちゃんが若いのか、性格なのか、とってもきゃっきゃと華やかな子で、みつこさんのお膝の上でおおはしゃぎで、みつこさんの顔をベロベロになめていました。みつこさんはちょっと迷惑そうな顔をしましたが、それ以上にはならなかったのですが、お礼を言って、早々に引き揚げることにしました。

この飼い主さんとわんちゃんは性格が似ているのか、わんちゃんが飼い主に似てくるのか、飼い主さんが、みつこさんに「リリーちゃんて言うの。リリーちゃんて呼んで。」と言います。通じないみつこさんが黙っていると、さらにたたみかけるように、「リリーちゃんて呼んで。」としつこいこと、しつこいこと。
こちらから声をかけておいて申し訳ないけれど、「これはあかん」と思いました。

ユニットに戻って、おやつを出して頂きました。今日は手作りりんごゼリーで、りんごのすりおろしが感じられて美味しそうでした。みつこさんも私の介助でペロリと完食しました。

今のみつこさんに私ができることと言えば、こんなことだけですけれど、みつこさんの笑顔を1日でも長く見ることができるように、努力していこうと心に誓っています。


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昨日、ふっと、入所した日のことを思い出しました。
あれから、もうじき2年になります。

あの日の朝、みつこさんは何か変だと感じながらも、私と夫の無言の圧力に押されて、出かけることになりました。

私は、この場で修羅を演じては行けないとそれだけを念じていました。だから、威厳をもって、絶対に有無を言わさないよという気迫で、「みつこさん、今日はどうしても行かなくちゃいけないところがあるから、一緒に行こうね。」と迫りました。

逃げられないと思ったみつこさんは、寝ているよしおさんに「行ってきますと言ってくる。」と奥へ戻りました。もしも、「助けて」とよしおさんに訴えたら、どうしようと思いましたが、お別れは言わせてあげたかったので、そっと玄関で待ちました。

奥からみつこさんの声が聞こえました。
おとうさん、私、どこかしらないけど、行くんだって。ちゃんと帰ってくるから、待っててね。行ってきます。」そう言うと、玄関へ戻ってきてくれました。

行ってらっしゃい。」と言っていたよしおさんも起きてきて、玄関まで送りにきました。
元気でなっ」と最後に言いました。

82歳目前だったみつこさんは、まだ言葉も話せたし、状況も何となく理解できていました。玄関から門までの階段も自力で歩いていました。

ピック病と一口にいっても、症状は様々なようです。そして、みつこさんの年齢から考えれば、仕方がないと思われるかもしれませんが、やはり、進行した認知症は残酷です。
原因と治療法の発見される日を心から望んでいます。私がみつこさんの為に試行錯誤していることが、何かのお役に立つのならば、これからも、どんどん発表していこうと考えています。

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昨日の続きでヘルパーさんのお話からになります。

【ヘルパーステーション】

現在週2回、夕食の準備、配膳、片づけとお掃除をして頂いています。
みつこさんが在宅の時からお願いしている方たちで、当時は物盗られ妄想が出ていましたので、妄想を抱かせないよう、最大の注意を払ってもらっていました。

たとえば、
・居室には入らない。
・家に入る時には私物の荷物を持ち込まない。(家の物を持ち帰ると思われないため)
・食べ物は腐敗していようが、決して処分しない。
・よしおさんの前を離れる時には、必ず「何々をしてきます」と声をかける。
・さらに、ヘルパーさんの滞在中は私も同席する。

という具合に、それでもヘルパーさんに入ってもらう意味があるの?という状態でしたが、慣れてもらいたい一心でお願いしていました。
しかし、これも、いつの間にか嬉しい方向へ転換していました。

今は居室の扉はあけっぱなし。下着姿で平気。私は最初に声をかけて、終わった頃にヘルパーさんを迎えに行くのみ。よしおさんはヘルパーさんと楽しく会話して、今では妄想について、ちらりとでも心配する必要はなくなりました。

と、ここまでは、担当者さんたちからのご報告でした。
これに対し、よしおさんからの希望はありませんか?とケアマネさんに聞かれ、「みんないい人ばっかりで、何もいうことはありません。」と答えていました。

サービス担当者会議が終了して、みなさんがお帰りになった後で、ケアマネさんと私の家で来月の予定について話し合いましたが、その席で、「こんなに良くなっていらっしゃるとは、想像以上でした。私もとっても嬉しいです。」と感想を述べて下さいました。

私が考えている以上によしおさんには奇跡のようなことが起きているのかもしれません。
体調不安を除けば、この1年、機嫌が悪いということも一度もありませんでした。

介護サービスについては、現状のままで続行です。

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先月、よしおさんの介護度の見直しがありました。
今回は暫定的な措置で、介護度がたとえ下がっても、上がっても、今まで通りと希望することができました。よしおさんも、上がった時にはそのとおりに、下がった時には現状維持と希望を出しました。
結果としては、認定で、今までと同じ要介護1の認定がおりました。

ケアマネさんのお話では、介護度3から一気に自立になってしまった方もあるそうなので、よしおさんの場合は主治医の意見書を丁寧に書いて下さった結果ではないかと思っています。

その介護度の見直しを受けて、本日よしおさん宅でサービス担当者会議を開いて頂きました。
出席者は、ケアマネージャーさん、デイサービスセンターから1名、ショートステイ先施設から1名、ヘルパーステーションから1名とよしおさん本人と、家族の私の6名でした。

進行役はケアマネージャーさんです。

まずはよしおさんの現在の状態についてご説明頂きました。

【デイサービス】

当初デイサービスでの1日は
ベッドで休憩→入浴→昼食→お昼寝→おやつ→帰宅
と、昼食と入浴をさせてもらうだけが目的で、後は家と変わらない状態でしたが、

現在は大きく変わって、
体操→レクリエーション→入浴→昼食→機能回復訓練(洗濯物たたみなど)→お昼寝(1時間)→おやつ→帰宅
と、昼食後の1時間くらいのお昼寝をのぞき、他の時間は他の利用者さんたちと同じように、その日のレクリエーションに参加したり、からおけでマイクをもったり、洗濯物たたみにも参加したり、昼食時、おやつ時には積極的に隣の人と話をしたりして、ムードメーカ的存在になっているということです。

おおお、何と素晴らしい。
みつこさんがデイに通っていた頃は、嫌がるみつこさんを出かけさせようとあの手この手を使っていると、横やりを入れて、「嫌がるものを行かせるな。」とか、「デイはボケた人の守をしてもらうとこでしょう。そんなとこ行きたくないのに行かんでもいいんだよ。」とか、言っていたものです。

本日の本人の感想は、「働いている人たちが、老人の手助けをするという崇高な気持ちの人ばかりで、とても気分がいい。デイサービスに通うのはとっても楽しくて、待ち遠しい。」というものです。

【ショートステイ】

先日もショートの主任さんとお話したとおり、当初は食事時以外は自室で過ごすことが多かったけれど、今は何もなくても、ロビーのソファで過ごす時間が長くなった。ショートの雰囲気になれた感じがする。ショートはデイと異なり、利用者さんもその都度変わるので、利用者さん同士で話たりする機会も少ないし、レクもしょっちゅうある訳ではないので、退屈かもしれないが、音楽の催しなどが有る時には参加してもらうようにしているということでした。
またショートを利用する目的でもある、みつこさんと会うことについては、昼食時などにみつこさんのユニットを訪問して一緒に食事をするように配慮してもらっています。

本人の感想は、ショートは嫌ではないけれど、しょっちゅうとか、今より長くというのは、ちょっとゴメンだという感じです。

みつこさんと一緒に食事をするようになり、みつこさんの変化に気づくことができました。
みつこさんが介助がないと食事ができなくなっていること、トイレの介助を受けていることについて、このように言っていました。
女房はご飯も食べさせてもらっているし、下の世話もしてもらっている。うちではできんから、ここでお世話にならないかん。


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長くなりましたので、ヘルパーさんのお話からは明日の記事にさせて頂きます。

昨年の4月に陽性症状が落ち着いて後、よしおさんの認知症という病気については、あまり変化がありません。進行が感じられないということです。
記憶は落ちていますが、あとは見当識障害があるものの、それもずっと以前からある程度とさほど変わりません。みつこさんと同じ頃から認知症の気配がしていましたが、その後の道は大きく分かれて、陽性症状が消えた分だけ良くなってそのまま現状維持ができている状態で、ワンダフルのひとことです。

現在フェルガード100M,ガーデンアンゼリカハーフタイプ、3包/日、八味丸1包/2日です。

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いろいろとおしゃべりはしてくれるものの、語彙はぐっと少なくなってしまったみつこさんですが、その中でもみつこさんが良く使う言葉に「上等」という語彙があります。

みつこさんにとっての、「上等」とは、質の良いもの、きれいなもの、賢い、すてき、可愛い・・・など、良い物の総称であるようです。この「上等」という言葉は、みつこさんが認知症になる以前から好んで使っていた言葉なんです。

辞書を見ますと、上等とは上の等級、もっともよいこと、またはそのもの、とあります。みつこさんが後者の意味で使っていることは明らかです。施設に入ってから、この言葉を聞いたのをはっきり覚えているのは、昨年、みつこさんの浴衣を持って行って見せた時と、そして、今日です。

今日もみつこさんの写真を撮っていたら、怪訝そうに見るので、「これはカメラよ。写真を撮らせてもらっているのよ。」と説明しながら、「ほらねっ」って映っている写真を見せて1枚づつ説明していました。犬の友ちゃんの写真を見せた時・・・出ました「上等」って。
tomo09093

友ちゃんは、日本犬mixで、上等と言われる上の等級のわんこではありませんが、みつこさんが使った上等は可愛いという意味でもなく、以前にみつこさんが飼っていたわんこと似たところがあって、みつこさんにとっての好ましい感じがしたのだと思います。

みつこさんとよく話をして、眠っている語彙を引き出すとか、少なくとも語彙が減らないように食い止めるとか、言葉がなくなるのを少しでも遅らせるとかが家族にしかできないことではないかと思っています。

今日写真に収めたみつこさんの表情は、また穏やかな笑顔に戻っていました。

mitsuko09093

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生活記録から見えてきたもの。

・夜半、覚醒していることが時々ある。今のところ不穏になっていたりしている様子はない。
・眠くて(+他の理由で)食事がとれないことが時々ある。食欲はかなり低下している。ただし、嚥下と栄養的には問題はない。体重は少し増加するくらいである。
・便秘は解消され、逆に緩くなって、サインを見落とされるか、無意識になっているかで、ズボンまで汚れて、シャワー対応になることが頻繁になった。
・笑顔も多いが、機嫌の悪いことも多い。ただし長く続けて怒っていることはなく、すぐに変わる。


私が面会していて感じること。

・言葉数がとても多い。はっとするくらい、会話が成り立つことがある。意味ある発語もある。

・機嫌がころころ変わる。目覚めている時には、ぼーっとしていることはなく、機嫌良くころころ笑ったかと思うと、何かに怒り出したりしている。いつまでも怒っているということもなく、すぐまた笑顔になったりする。

・食欲は長い目で見ると、とても落ちてしまった。以前のように「美味しいね」と言いながら、手を出すということはなくなった。

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もしも、今、何も治療をしていなかったならば、自力で食べることもなく、1日中うとうとと過ごし、しゃべることもない状態なのではないだろうかと想像できます。

確かにフェルガードが、中でもガーデンアンゼリカが効果を表していることはまちがいないと思います。言葉数が多いこと、まれにこちらの言うことに答えてくれること、自分ひとりの世界ではなく、目の前の人を認識しているのを感じます。

今日はおやつを出して下さった介護士さんに、「あの、ちょっと、これ・・・」と呼びかけました。
みつこさんの真意は、想像ですが、「これは、私のなの?」か、「私、これ、要らない。」ということではないのかなと思いました。真意が何であるにしろ、自分の方から、はっきりした言葉で話しかけたというのは、驚きでした。

にこにこと笑顔いっぱいだったと思うと、顔が曇って、そのうち怒り顔に変化することが多くなりました。その逆もあります。無表情だった時と比較すると、GAが効いている感じがしますが、そろそろ限界なのかなと私は感じています。

施設での対応としては、このくらいの不機嫌はな~んでもないそうですので、GAを使って、少し覚醒していて欲しいと思うのならば、今の量は適当と言えると思います。

笑顔が一杯で嬉しいと思っていたのですが、今日は家に帰ってから、愕然とすることがありました。みつこさんのあんよのマッサージをしている時、あまりにも笑顔が多くて、満面の笑みを見せてくれて嬉しくて、写真を一杯撮りました。以前だとカメラを向けた時には笑顔は消えていたりしましたが、今日は笑顔のままでした。

パソコンで再現してみた、みつこさんの笑顔は、笑顔には違いないけど、ちょっと興奮ぎみな気がしました。ここに載せるのをはばかられるくらいです。面と向かっている時にはわからなかったから、写真が正直なのか、一瞬を捕えるからなのか、そのへんはわかりません。

言葉がはっきりしているということで、ひとつ嬉しいエピソードです。
マッサージしている時に、大腿部を触ったら、「そこは、いけません。」という言葉が返ってきました。痛むところだったようですが、私の手を払いのけたりするのではなくて、そういう言葉で返してくれたことはとても嬉しかったです。

ピック病は言葉が失われていく認知症であるだけに、何とか進行を遅らせようとする私たちに、みつこさんが、一生懸命応えてくれているようでもあり、「もう少し頑張ろうか~」と思わず励ましたくなってしまいました。

そしてもうひとつ。みつこさんの嚥下機能が保たれているのは、GAをずっ取り続けているからだと信じています。

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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

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「両親の改善報告」
「患者家族としての気持ちの変化」
2009.5~6 報告

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