2009 / 08
≪ 2009 / 07 - - - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - - - - 2009 / 09 ≫

よしおさんはもう久しく選挙の投票には出かけていません。
確か理由は、単に「行きたくない。」と言うものでした。

それ以前のよしおさんは、投票するのは絶対に○○党。私やみつこさんにもそれを強要するというあくどいところがあって、辟易したものです。

今日の衆議院選の投票は行かないというのじゃないかなと思いつつ、期待しつつ、「今度の選挙はどうするの?」と聞いてみると、「行こかな。」そして、殊勝にも、「どういうふうにしたらいいのかわからんけど、誰に入れたらいい?」と、信じられないようなお言葉です。そんなふうに素直に言ってくれるなら、お手伝いしようかなと思います。

それは2日程前のことで、その時は、選挙公報を見せて、こちらの選挙区から出馬の3名から選ぶこと、それから党だけを選ぶこと、それから、裁判官のうち止めさせたい人があれば×をつけることを説明しました。

どっちみち、すぐに忘れてしまうのだけど、メモに書いて欲しいというので、それはまずいから当日掌に書きましょうということで納得してもらっていました。

さて、今朝、当日となり、あらためて「投票はどうする?」と聞くと、「行くよー。」とその気満々です。
そして、当然のごとく、「どうやって投票するのか、教えてくれ。」と、もう一度最初からおさらいです。
候補者の説明をしていると、「私は○○党が好きだから、この人にする。」と昔に戻っていました。

今年のよしおさんは殊勝だと思った気持は一遍に吹き飛び、腹立たしい気持ちが湧き起こりました。
選挙ですもの、自分の好きな人を投票して下さいね。決めているなら、何も聞かなくてもいいでしょっ。」と、意地悪く、それ以上何も説明せずに、投票所へ直行しました。

直行すると言ったって、よしおさんが出かけるためには、ご飯を食べさせて、服薬させて、ふとんを上げて、着替えを手伝って、食事の後片付けをしてと、ひと汗もふた汗もかかなくてはなりません。

投票所では案の定、地方区の投票を済ませたあと、どうしていいのかわからなくて、ウロウロしていました。係の人の呼びかける声も聞こえないし、腹立たしくなった私は知らん振りを決め込んでいました。
すると、見かねた夫がよしおさんを誘導して、市役所の職員も出てきて手伝ってくれて、事なきを得ました。当のよしおさんは、別に何とも思っていません。

今日の記事、何が言いたいのかというと、「よしおさんが選挙に参加しようと、俄然やる気を出してくれたことは、今までにないことで、非常に嬉しい。」。
でも、そのやる気は、世の中のためには、ちょいとまずいので、これからは、よしおさんの自尊心を傷つけず、上手に別の方向へ誘導していこうと思っていますと、そんなところです。

関連記事
スポンサーサイト

本日、名古屋方面は非常に残暑の厳しい1日となりました。
湿気も多く、首のまわりがべとべとして気持ち悪いです。

本日ショート最終日で、よしおさんをお迎えに参りました。
今回は2日目、3日目とも、昼食をみつこさんとよしおさん一緒にとらせて頂いていました。考慮して頂いて、本当に有難いと思います。

よしおさんはポロシャツの2枚重ねをしているだろうか?と思いましたが、長そで1枚で過ごしていました。みつこさんは昼食時にはつっぷして寝ていたようですが、よしおさんをお迎えに行った時点では、割合はっきりしていました。何やらみつこ語を話しては、笑顔を披露してくれました。ご機嫌良好です。
8

そう言えば、サプリ類は1週間遅れになっていますので、まだ増えていないのでした。現在はまだ、GA150mgで、この量では全く問題なしです。来週からは少し様子を見ていきたいと思います。

よしおさんのショートでの生活は全く問題なしです。最初は「私のことを嫌っている。」と胡散臭い目で見ていた、ショートの主任さんのことも、今では、「この人、○○さんと言って、私の母の実家の名字と一緒だよ。」と教えてくれるまでに成長しました。介護士さんとも馴染みになり、「よしおさん、こんにちは。お待ちしていました。」と言われると、「あぁ、こんにちはぁ。よろしく~。」と鼻の下がでろ~んとなります。よくここまで成長してくれました。
ショート3日目

もう、これからは、ショートの中日はふたりのことを全く忘れていられる1日になりそうです。

よしおさんの寒がりと低体温対策には、明日からもう一度、八味丸1包/2日で再開するつもりです。

関連記事

みつこさんの歩行能力がこの2年間で極端に落ちたことがあり、何とかできないかと対策をたててきました。

当初は施設の機能回復訓練で、なるべく自力歩行の機会を作ってもらうようにしていました。朝起床から食事にユニット中央へ出てくる時にも手引き歩行でゆっくり歩いていました。

だんだん、歩行が落ちて、自力歩行が危うくなってからは、機能回復訓練としてどんなことができるか?と提携病院整形外科に相談しました。すでに、骨粗鬆は、かなり進んでいる状態でした。整形外科では、認知症の人はリハビリを行っても、脳からの指令として受け止めることができないため、単に他力によって、身体部位を動かすだけになり、それはほとんど意味がない。仮に無理に動かして、骨折に至った場合、今より余計に辛いことになってしまう。無理にリハビリをすることなく、車いす生活を受け入れた方が無難ではないかと言われました。

何故、急速に歩けなくなったかということについては、少し前にご意見を頂きましたが、やはり、認知症で、脳がダメージを受けていることが大きく関与していると思えます。歩かないから歩けなくなったというのとは少し違うように思います。

現在は立ち上がりは何とかできています。でもこれも時間の問題で、寝たきりになる日もそう遠くないかもしれません。恐らく寝たきりになってしまうと、全ての身体機能、食べることや、話すことも、連動してダメになりそうな気がします。

何とかそれは、1日でも遅らせたいと願っています。

そこで、週1回お願いしている、鍼灸マッサージの先生にリハビリについて相談してみました。
この先生も整形外科の先生と同様、自分で意識して、脳からの指令で身体を動かすのと、他力本願で動かしてもらうのでは、効果は全然違う。「この指を動かそうと頭で意識して、自力で動かす。」ことの大切さをおっしゃいました。しかし、みつ子さんの場合は「じゃあ・・」と手をこまねいていることはできません。

他力でも、動かさないよりはよいから、足くび、膝などの関節が固まらないように、少しづつ動かしていきましょう、膝を支点にして足を動かすと股関節まで動くので、機能残存には役立つということでした。ただし、骨粗鬆が進行すると、動かしただけで骨折するから、本人の顔色を見ながら、優しくねということでした。マッサージだけでも効果があるそうなので、それもお願いしました。理解できなくとも、声をかけながら、動かしたり、マッサージしたりしていこうと思います。

この方法ならば、たとえ起きることができなくなっても、続けることができます。逆に身動きできなくなった時に、これをしないと、関節が固まってしまって、ただ寝ているだけでも痛んだりするそうです。

私も訪問した時には、必ず、手足のマッサージもするようにしていますので、それも続けていこうと思っています。

関連記事

日中は夏日でも朝晩はすっかり秋めいてきました。
よしおさんのショートへ持たせる洋服を半そでにするか長そでにするか最後まで迷っていましたが、日中は暑ければクーラーが入るし、夜間は涼しくなりそうなので、半そで1枚、長そで1枚の両方を持たせて、着て行く洋服は日も高くなって暑くなってからの出かけなので、半そでを用意しました。

朝ご飯を済ませ、布団も上げて、出かける用意をしておいて、一旦家に戻り、家の用事を済ませて、自分の準備も済ませて、よしおさんを迎えに行ってみると、そこで見たものは・・・。

用意しておいた半そでポロシャツの上に、長そでポロシャツを重ね着したよしおさんでした。
どちらか一方でいいと思うのですが、用意しておいた半そでを着たけれど、何だか寒いと感じて長そでシャツを探したようです。着替えないで上から重ねたところがよしおさんらしいです。

年をとると寒いんだ。」とか、「あんたたちが半そででいるのが信じられん。」とかあくまで自分中心なので、それ以上騒ぐのは止めました。兎に角ショートへ出かけてもらうのが目的ですから、どんな格好をしていようと、そんなことは騒ぐに足りません。

今日は施設に着くと、先に検温と血圧測定を済ませました。体温は35度台前半。血圧は135といつもと変わりありません。最近雑誌で読んだり、ネットでも読んだのですが、体温が低いのは良くないそうです。35度台というのは、癌細胞が活発に増殖する温度だそうです。温度があがると癌細胞は不活発になる(死滅する?)そうで、ですから温熱療法とういうものが存在するのだと思いました。癌細胞だけでなく、健康的には37度近くの体温が良いそうです。

よしおさんは低過ぎるので、ショートから戻ったら、また八味丸を量を考慮して再開しようと思います。

血圧も、到着したばかりにしては低く、上出来でしたので、その足でみつこさんに会いに出かけました。
mitsuko&yoshio090827

みつこさんの状態は、認知症が進んでいることをはっきり伺わせます。顔つきの変化は否めませんし、よしおさんに対する反応がぼわ~んとしてきました。月1度しか会わないということも忘れていくひとつの要因だと思います。そしてすぐに目を閉じていく様子も、脳の衰退を感じさせます。前はいつも美味しい、美味しいと言っていたおやつの習慣もすっかりなくなりました。食事以上に他の食べ物に手を出す余裕はないようです。

しかし、それも今は自然に受け入れていこうと思っています。ピック病が最後にはどうなっていくのかは、たくさんの例がどこかにある訳でもなく、わかりません。みつこさんがパイオニアになって、示していかなくてはならない立場なのだと思っています。いつも書いていますが、みつこさんの笑顔だけが頼りです。笑顔の見られる生活を支えて行こうと思っています。

どういう状態であっても、みつこさんはよしおさんの妻ですし、私達の家族です。よしおさんにはみつこさんの病気は理解不能ですが、家族である、妻であるという気持ちは同じように持ち続けています。

みつこさんがうとうととしだしたので、ユニットに送り、よしおさんはショートへ送りました。
午後はハリ治療があり出直しました。その時にも先生と相談したことがありますが、それはまた明日の記事にさせて頂きます。

関連記事

最近、あまりよしおさんの話相手になっていなかったのだけど、今日は久しぶりにデイから帰るとデイでの面白(びっくり)体験を話してくれました。

よ「デイサービスで、全員の名前を覚えている人がいた。
 「『あなたは○○よしおさん、あなたは○×△△子さん、、という具合に10人の名前を言うんだよ。
 「びっくりした。私は2~3人は覚えとるけど、みんなの名前は覚えとらんわ。

パ「負けないように、覚えてみたら?」と、意地悪いことを言ってみました。

よ「私はそんなことする気はないわ。」と、上手に誤魔化していました。

自分より、はるかに記憶の良い人を目の当たりにして、ちょっとびっくりしたようでしたが、自分はそんなに覚えられないと弱気にならないところが、よしおさんのよしおさんたるところです。

勝手ボケの症状のあるよしおさんは、忘れて欲しいことは、しっかり覚えていて、覚えていて欲しいことはすっかり忘れているという症状がありますが、自分が忘れるという認識は全くありません。

今話している話の内容は聞く端から忘れているというか、全然頭に入ってないように見えますが、エンドレスに話をしていると、たまに記憶に一瞬残っている時もあります。
全く不思議な頭です。

しかし、穏やかに落ち着いて後のこの1年ちょっとは、ほとんど変化した様子は感じられません。認知症が全く進んでいないということはないでしょうけれど、別の脳神経の手がたくさん伸びてきているのではないでしょうか。

毎日、新聞を読み、週刊誌を読み、テレビを見て楽しく過ごしています。

よしおさんは、認知症に対しては、フェルガード100Mハーフタイプ、3包/日だけで維持しています。

関連記事

本日は認知症外来の月1回の受診(往診)日でした。
フェルガードに関してだけですが、診察日1週間前に私の希望(提案)を施設に提出し、スタッフの方たちに検討して頂いています。その結果を診察の場で話して頂き、どうするかを先生に判断して頂きます。

現在みつこさんは認知症の進行に伴って、傾眠傾向があり、歩行は衰えています。すべてに逆らおうとは思っていませんが、いくらかでも進行を遅らせることができるのであれば、努力していきたいと考えています。

薬剤として、サアミオンは目一杯入れていますので、今はガーデンアンゼリカの量に頼っています。ガーデンアンゼリカを少しづつ増やしてみることで、傾眠傾向がやや改善されている感じがします。それにプラスして、発語が増えている、時につながった会話ができることもあるということも感じています。これは認知機能が改善していると感じます。

それに反して、興奮はどうかというと、一瞬怒ることはありますが、次の瞬間には笑顔に戻っていたりしています。まだまだ興奮しているというところまでには余裕があると思います。

ガーデンアンゼリカの量をマニアックとも思える方法で調整していることの理由を書面で簡単に説明させて頂いたら、介護士さんたちも「何を目指しているのかということが良くわかった。」と言って下さいました。

そういう訳で、今回はフェルラ酸500mgは据え置き、ガーデンアンゼリカは160mgに10mg増量しました。スタッフから「必要なだけどんどん上げてしまうのと、いざという時に備えてとっておくのとどちらがよいのか?」という質問が出ました。

それに対する先生のお答は「NEWフェルガード2包が日常的な人もいるわけで、GA200mgまでにはまだ余裕があるから、まだここで控えておく必要はないでしょう。」という趣旨のものでした。

私の考えている「いざという時」は、嚥下障害が出た時。その時は1度だけは、抑性系の薬を入れてでも、GAをうんと増量してみたいと思っています。ほんとに1度だけ。

後は、みつこさんの笑顔がバロメーター。笑顔が保てない状態で、体だけをこちら側に保っておこうとは決して思っていません。自然に逆らおうとも思っていません。みつこさんが0歳に戻る日が、何時なのかは、神様だけがご存じなのでしょう。

関連記事

今日はみつこさんの施設での夏祭りです。
午後2時から4時までで、スタッフの皆さんが忙しい中、楽しい趣向を考えて下さっています。
本人用に模擬店の食べ物が4種とゲーム券が用意されています。家族はお金を出して購入します。

うちは私と夫が参加しました。2時少し過ぎに施設へ到着すると、もうすでに同じユニットの住人さんたちもそれぞれのご家族に付き添われて、玄関前で和太鼓の演奏を聴いていらっしゃいました。家族のいらっしゃらない人はスタッフの人に付き添われています。みんな浴衣に着かえさせてもらっています。

ユニットに上がっていくと、家族を待っていたのはみつこさんの他少しの方だけでした。見るとみつこさんは、テーブルに突っ伏して寝込んでいます。きっと昼食が済むと、トイレ介助をしてもらって、それから浴衣を着つけてもらったのでしょう。一仕事済んで疲れたのかもしれません。

車いすから落ちそうに寝込んでいましたが、最近の経験から車いすでごとごと揺らしていれば、そのうち目を開く事はわかっていましたので寝込んでいるのには構わず、出発しました。
1階ロビーではそれぞれの写真が展示してありました。みつこさんの写真には「笑顔がすてきなみつこさん」とコメントしてありました。

ここでは何人かのスタッフに声をかけられましたが、ずっと眠っておりました。このままでは何も食べるどころでもないので、兎に角ぐるっと回ってこようと、玄関前に出ました。賑やかな和太鼓の横を通り過ぎ、デイサービスの方へ入って行きました。

こちらは、フルーツポンチとおだんごと飲み放題のお茶が用意されていました。それにこちらはゲーム会場です。ボーリングゲームと玉入れゲームの2種セットですが、まだ眠ったままですし、去年はゲームはやる気なしで、うまくできませんでしたので、まあ、とても無理だろうと、そこを通り過ぎて、奥で休憩することにしました。他の住人さんたちが食べさせてもらったりしている横に席をとって、どうしようか・・と思案していると、突然目が開きました。
夏祭り2009-1

寝起きなので、言葉ははっきりしないのですが、にこにことご機嫌が良かったので、まずはフルーツポンチを頂くことにしました。フルーツポンチは1/3くらいはみつこさんの口に入りました。
夏祭り2009-2
その後、おだんご、これはみつこさんがほんの一口、後は私たちで頂きました。お茶も一口頂いて、さて、大分時間がたったので、もう一度外へ出ようかと、でもその前にゲームに挑戦してみようかと列に並びました。

並んでいる間に、前の人のを見ていたのかもしれません。最初はボーリングゲームでしたが、みつこさんもちゃあんと、どこにボールを落とそうかと狙いをつけていました。やる気満々とお見受けしました。

その後は玉入れゲームです。点数の書いてあるマスの中にお手玉を投げ入れるというものです。右手にお手玉を握らせてもらって、「ここへ入れて」と手を誘導してもらうと、そこへ手を持って行く事ができました。なにせ、ちゃんとやる気になっていることだけでも凄いです。1球目はお手玉を投げ入れることができず、ずっと手に握り締めていましたが、教えられてそっと放しました。2球目からは自分から手を放すことができましたし、3球目では、ほんのちょっとですが、ぽいっと投げ入れることができました。
夏祭り2009-3

あまりの驚きに歓声をあげていると、スタッフの方たちが記念撮影をして下さいました。子供に戻っているみつこさんですから、子供らしいゲームはお手の物だったのでしょうか。

ちょっと感激の面持ちで、中庭に戻り、みつこさんのユニットの担当している、タイ焼きを購入して、それを持って1階ロビーへもどりました。ここはジュースがあるので、みつこさんにミックスジュースを1杯もらいました。タイ焼きはほんの一口、ジュースはコップを自分で手にもって半分くらいは飲めました。

これで全行程終了です。食べ物もひととおり、全部口にすることができました。ゲームも参加して、終始ご機嫌も良く、みんなに写真を撮ってもらって、上出来の夏祭りでした。

昨年と比べて、いらっしゃらなくなった住人さんも多数いらっしゃいます。昨年とはすっかり様子の変わった住人さんもいらっしゃいます。今年初めての夏祭りの方も多数いらっしゃいます。みんな家族に付き添われて嬉しそうにみえました。

みつこさんはどうでしょうか。昨年とあまり変わらない夏祭りが迎えられたように感じます。

ここでは来年のことは話せません。みつこさんの来年も予想がつきません。みんな今が全てな方たちばかりです。それは私たちも同じかもしれません。

今の一瞬を輝いて、その輝きの先に未来があるようにと願っています。

関連記事

今日はお盆休みをはさんで2週間ぶりのハリ治療がありました。

今日のみつこさんはうとうとするものの、昏睡してしまうことはなく、割合よく話してくれました。ハリの先生の感想は的を得ていると思うことが多くありますが、今日は「何だかわかっているねぇ。」と言うものでした。

私も家に帰るまでに具体的な言葉は忘れてしまうことが多いのですが、みつこさんと問いと応えがはっきりと噛みあうことがまれにありますが、今日も治療中にもそんなことがありました。マッサージをしてもらいながら、じっとしています。たぶん気持ちがいいのか、以前のことを体が覚えているのか、両方なのかだと思います。「ありがとうございます。」とか、「すみません。」とかの言葉も聞かれました。
ちょっと痛かったりすると、「いたっ」とか、「あつっ」とか小さく叫んでから、「それはいかんわ。」と言いましたが、手で振り払ったりすることはありませんでした。

ハリが終わった後、おやつまでのちょっとの時間に、ぐるっと施設内を1周しました。時々睡魔に誘い込まれながら、でも、ふと目を開き、笑顔を見せてくれたりしました。

今日はゴリラくんとのご挨拶もできました。
ゴリラと090820

大急ぎでユニットへ戻って、おやつを頂きました。今日はアイスクリームと温かいお茶。アイスクリームはこぼしそうなので、大きいエプロンを広げると、「これは好きじゃないの。」と意思表示がありました。

ガーデンアンゼリカを、ずっと100mgだったのを、じわじわと増やしてきて現在150mgですが、傾眠も多少は改善されているような気がするし、それよりも、発語面で大きく改善しているように感じます。はっきりとした言葉を話す。まれに会話が成り立つ。指示が通じるというような場合に感じます。

さて、おやつも終わり、そろそろ帰ろうと、「行ってくるね。今度は夏祭りに来るから、浴衣を着せてもらって待っててね。」と言うと、「帰るの?」っと言った後に衝撃の言葉が続きました。


「私もほんとは帰りたいのよ!」


こういう言葉はみつこさんを長く家に帰らせてあげていない身には、衝撃的に響きます。
でも、みつこさんの真意は、よしおさんが住んでいる家、みつこさんが住んでいた家に帰りたいという意味とは思えません。

私の勘でしかありませんが、みつこさんが子供だった頃の家、女学生だった頃の家のような気がしたのですが・・・だったら、帰りたいというのは変かもしれません。家を離れたことはないのだもの。
う~む、謎です。

関連記事

先日の記事で、認知症外来の往診時にサプリメントの変更について、家族と施設スタッフとで共に検討できる方法として、家族からの提案を予め書面で提出しておいて、それをスタッフの皆さんで検討して頂くという方法をとってみることにしたということをお伝えしました。それが、これまでの何となく行き違い感を是正する第一歩でした。
--------------------------------
提出書類全文引用開始
<フェルガード類>
フェルガードに含まれるガーデンアンゼリカの総量を増やすことで、傾眠傾向が改善できないかと考えています。ただし、ガーデンアンゼリカの副作用で興奮し過ぎないところまでで、止めたいと思っています。

現在の状態は、傾眠がやや改善されているように感じます。ガーデンアンゼリカによる興奮状態というのは、異様にハイな状態として現われるように思います。母の場合は言葉がはっきりし、よくしゃべり、妙な丁寧語を使ったり、笑い過ぎたり・・という状態だと感じています。どこからを興奮ととらえるのかはわかりませんが、本人が機嫌よくしていてくれればそれで良いと思っています。今はぎりぎりのところでしょうか? まだ余裕があるでしょうか?

上記のことを考えると、今回、10mg増やしてみて、様子をみたい気がします。

フェルラ酸、ガーデンアンゼリカともに体へ蓄積するということはないので、あまり長い期間様子をみる必要はないと思っています。一応上げれるところまで上げてしまって、後はその量を維持するという形がよいのではないでしょうか。

提案:朝:NEWフェルガード半包
   昼:フェルガード100、2包
   夕:NEWフェルガード半包
   夜:フェルガード100、ハーフタイプ、2包


<人参養栄湯>
術後の体力アップを目的として始めました。認知症により脳がダメージを受け、その脳の部分と関連した体の部位にも障害が出るのが当然と考えて、体の方から、それを補う目的です。ただし副作用として、興奮もしくは胃もたれがある場合があるので、食欲が落ちているのは、胃もたれしている可能性はないかどうかを知るために、一時ストップしています。

止めてみて、食欲が増進したでしょうか? 変化ないでしょうか? 飲むことは負担でしょうか?

どちらにしても、もう1ヵ月、止めてみて、その後、1包/日で始めるのはどうでしょうか。
引用終わり

---------------------------------
今日、午後、みつこさんの内科外来の定期健診に付き添った時に、看護師さんが、提出した書面を読んでのスタッフのお気持ちと、更なる提案を聞かせて下さいました。

○たとえば感想としては、興奮と言うと、すぐに暴力というふうに考えてしまうが、よくしゃべったり、しゃべり方が変わってきたりする先に興奮があるというのは、目から鱗な感じがしたと言うものです。

○また、提案としては、スタッフは1日のうちでも何人も変わり、日によっても人が変わるので、何を観察するかということが漠然としていてわかり難い。どんな点を注意して見て行って欲しいのか、具体的なチェックリストを作って欲しいというものがありました。

早速、皆さんの熱意に応えて、こんなところを観て欲しいというチェックリストを考えてみたいと思います。

今までは、私一人で、スタッフの皆さんにみつこさんの様子を聞いたりしながら考えていたことを、みなさんも一緒に、協力して考えて下さる態勢ができつつあります。私の提案に応えて下さって、更に1歩を踏み出すことができたと実感できた、とても嬉しい日となりました。

関連記事

最近よしおさんから食べ物のリクエストが続いています。

あるひとつのものを延々と食べ続け、ある時ぱたっと止めるというのが、よしおさんのパタ~ンです。今のところの好きなものは・・マグロの刺身、アイスクリーム、パイン缶です。

食べても食べても、「今度買い物に行ったら、マグロの刺身とアイスクリームとパインの缶詰買ってきて。」と言われます。

マグロの刺身は1日3食、3日くらい続けてもOKな感じです。直前の食事を食べたかどうかも覚えていないくらいなので、何を食べたかは全く覚えていません。毎回食べたいと思うものを続けると、どこかで胃が受け付けなくなったところでストップするということかもしれません。

アイスクリームは6個入りパックを買っておいても1晩でなくなるので、1日3個くらいで毎日補充するという方法がよいのか?と思っています。アイスクリームは冷凍庫で保存といのも覚えられないことのひとつです。冷凍室にはアイスクリームと書いたシールを貼ってありますが、それでも目に入っていないのか、冷蔵庫保存をして、どろどろになっています。

パイン缶はひと缶を密閉容器に出しておくと、腐敗させてしまいます。容器から直接食べる。自分の食べたい時にしか食べない。食事の後などには「今はいらない。」と言い、夜中などに冷蔵庫から出して食べて、そのままテーブルに放置するということもあるからでしょう。これも小分けが必要です。

ペットボトルのジュース類は直接らっぱ飲みするので、これも腐敗に気をつける必要があります。飲み物が何もないと、お茶にお砂糖を入れて飲んでいます。テーブルの上にはアイスの殻、汚れたスプーンなど置きっぱなしなので、蟻にも要注意です。

要するに、だんだんみつこさんに近づきつつあるかもしれません。

関連記事

【1段階太いワイヤーに交換】(2009年8月17日)

090817

装置をつけてから1ヵ月が経過しまして、かなり歯が整列してきたのを感じます。
写真で見ると、上側前歯につけたワイヤーが一直線になってきました。これが最初は蛇行していましたからずいぶん違います。上からにょきっと重なって生えていた八重歯が並列しています。
歯科衛生士さんにも「顔つきが違ってきました。」と言ってもらいました。
1ヵ月で、すでに、整っていく喜びを味あわせてもらえるなんて、幸せです。

歯がぐらぐらする感じも最近するようになりました。実際触ってみると動くようです。当然ですが痛みもありますが、我慢できないほどのものではありません。歯が抜けるようなことはないので大丈夫だそうです。

今日もワイヤーを外して、歯のお掃除から始まりました。
フロスは結局、奥歯以外は使っていなくて、後は一番小さいピックで掃除をしています。

前歯の重なりがほどけてきたので、歯の裏側についている歯石で今まで触ることができなかったものが取れるかもしれないからと超音波のスケーラーをかけましたら、これが飛びあがるくらい痛くてびっくりしました。今まで一度も痛んだことはなかったのですが、歯が動いて敏感になっているのかもしれません。歯科衛生士さんもびっくりして、手動で取って下さいました。

お掃除の後は、1段階太いワイヤーに交換して張替えました。このワイヤーは形状記憶合金な訳で、体温の35度設定にしてあり、冷たいものを口に含むと、ワイヤーが緩むのだそうです。この緩み縮みを繰り返すことで、歯を動かしていく。ワイヤーの本来の緩い曲線に戻ろうとする力を利用してがたがたしている歯を動かして行きます。

今日の変更点は、ワイヤーが太くなったのに伴って、一番奥のバンドまでワイヤーが通ったことです。これで、バンドがまだついていない右下奥と親知らずのある左下奥以外はデンタルフロスが通らなくなります。

次回調整は1ヵ月先です。

関連記事

昨日の記事が更新が遅れまして今日になりました。
お盆休みも今日まで、明日から日常の仕事と言う方が多いのではないでしょうか。
我が家もよしおさんちも普段と何ら変わらない毎日でした。
以下、昨日のことです。



今日は次回診察、8月24日のために、サプリメント類の提案(私の希望)を書面で生活指導員さんに提出してきました。このことについては別途記事にさせて頂くつもりです。

もうひとつ気になっていたのが、みつこさんの足親指の巻き爪のところの発赤です。触ると嫌がるし、もしかして化膿してないかと思ったら、気になって、確かめたくなりました。

これは、マッサージの時にもう一度見直してみましたが、化膿ではありませんでした。足指全体が膨張したような感じで赤くなっていますが、冷たくて、血液が滞って赤くなっている感じでした。

痛がらないように、そっと少しづつマッサージしてみました。あまり意味はないかもしれないけれど、スキンシップです。


この日もテーブルに頭をついて、倒れこみそうに寝入っていましたが、諦めず、そのままで散歩をすることにしました。すると、動く刺激で直に目を開きました。目を開いても、とろ~んとした状態ですので、機嫌も悪く、「あっちの人」状態の顔つきです。でも構わずゆっくり歩いて、金魚を眺めたりしていると、だんだんはっきりしてきました。

チンパンジーくんは、みつこさんの明晰度の判定になります。この日は「可愛いね」と言って抱きしめたので上出来ではないでしょうか。
mitsuko090814

ぐるぐるっと施設内を回って、目が覚めたところでユニットに戻り、おやつにして頂きました。
この日のおやつは、ちいさなマドレーヌと冷たいカフェオーレでした。マドレーヌは私の方へ差し出してくれましたた、「これ、みつこさんのよ。どうぞ。」と言いつつ介助して全部食べてもらいました。

カフェオーレも手渡しして、何とかカップ一杯「美味しいね」と言いつつ、飲み干しました。空になった容器をカウンターの上に返して、そろそろ帰り自宅と思って、お部屋に荷物を取りに戻って、またみつこさんのところへ戻ると、カウンターに手を伸ばして、カップを取ろうとしていました。

介護士のお兄さんにお願いして、もう少しカフェオーレを頂くことにしました。結構なみなみ一杯注いでくださったので、そのままみつこさんに手渡すと、なんとなんと、ごくごくごくごくっとほぼ一気飲みをしました。思わず拍手してしまいました。

このカフェオーレは2lサイズ紙パックに入った、「アイボクカフェオーレ」と言うもので、施設の隣の牧場で作られています。飲み物をあまり好まない住人さんにも、これは好まれているのよと介護士さんが教えて下さいました。かなり美味しいらしいです。今度機会があれば買ってみようと思います。

さて、帰る段になって、「行ってくるね。」と声をかけると、「もう、帰るの?」と明晰な質問が返りました。「うん、また来るから、待っててね。」と答えると、「いいよ。なんとかかんとか・・・」と後は意味不明になりました。

この頃、とろ~んとしている表情を見ると、如何にもボケた人という印象を受けます。恐らく発症から9年目になるみつこさんにとって、当たり前と言えば当たり前なのですが・・・、その表情を見ていると、一体今、何を思っているのだろう~と、頭の中を覗いてみたい気持ちに駆られます。

認知症の中でも、前頭側頭型認知症は前頭葉に障害があるので、感情の抑制が利かなくなり反社会的な行動をするようになると言われているけれど、それは本能が前面に出るということなのだろうか、その人の持つ本来の姿が前面に出るということなのだろうか。

前者だと人格が変わってしまうということになるのだろうし、後者だと良くも悪くも取り繕わないその人そのものが前面に出るということになる。きっと両方のmixなのではないだろうか。

自分がピック病になったら、どんな自分になるのかしらと思うと、ちょっと怖いね。

関連記事

【保存版投稿コメント】

このブログに投稿頂いたコメントから、いつでも皆さんの目に触れる所に残しておきたいものを、記事として更新させて頂きます。


----------------------------
【ピック病の運動機能障害について】

レビーでは、パーキンソニズムの急速な悪化で、運動機能が急に低下することは珍しくありません。
ピック病でも、レビーほど頻度は多くないと思いますが、脳の障害に伴い運動機能障害が起こらないのか?と言う疑問があります。現在ピック病ではと考えている方も、起立歩行障害がります。大昔に対応した方でピック病だったのではと考えている方々は、あっという間に起立歩行障害が進行した方がいます。この辺は一度河野先生に伺いたいと思っていましたが・・・。
動かなくなって、歩行障害は現在の高齢者の場合、そう簡単に起こらないと言うのが私の認識です。1~3ヶ月程度ほぼ寝たきりの方が、平気で動き回るということは何度も経験しております。ですから中枢神経系の障害により起立歩行障害が起こらなければ、多少動かなくとも歩けなくなると言う意見は受け入れ難いものがあります。みつこさんの歩行障害が廃用性だけと言うのは、私には受け入れ難いのですが・・・・。

hokehoke | URL | 2009年08月15日(Sat)15:31 [EDIT]
元記事:「歩けなくなったことが申し訳なくて・・」 2009/8/15 コメント欄 

関連記事

昨日のカンファランスの件で生活相談員さんとお話している時に、私が施設で良くして頂いていることにお礼を申しますと、「歩けなくなってしまったことだけが申し訳なくて・・」とおっしゃいました。

確かに施設入所直前には、自力で歩いて車に乗り、デイに出かけていました。入所直後も夜中に歩きまわって他の住人さんのお部屋に侵入するので、困っていました。当時はトイレを探して歩き回っていたのでした。

外へ出る機会がなくなっていったこと、施設内でも直に車いす対応になったこと、、、そんなことが重なって、あれよあれよと歩けなくなっていきました。

施設でも、提携病院の整形外科でも、何よりも転倒→骨折を恐れるので、歩行能力の維持よりは、骨折しないことを選びます。施設としてはやむを得ないと思っています。

家族としては、在宅で歩行訓練を続けていれば、維持できていただろうことは理解できるので、悩むところですが、骨折の可能性も充分にあったし、何より、私ひとりでは、そんな生活ができるわけがなかった。そのことは、たぶん親戚には一番わかってもらえないところで、今でも何故在宅に戻さないのかと責める気持ちを持っているのかもしれない。私の被害妄想かもしれないけれども。でも私にはわかっているのだから、悩むのは止そう。


施設で暮らす以上、歩けないことで、そんなに困ることはないし・・・と思っていたのですが、昨日、偶然困ったことに遭遇しました。
いつものように施設内車いす利用散歩をしていますと、2階のユニットで看護師さんにばったり会いました。「みつこさん、散歩しているの?」としゃがんだ格好で正面から話かけて下さって、とたんに「うんっ?」という顔になりました。
ふたりで、ズボンの上から、くんくん。。。
看護師さんが、ズボンを下げてみると・・・やっぱし、、、、。出ていました。
即、散歩を切り上げて、ユニットに戻り、トイレ介助をお願いしました。

その時は偶然、看護師さんにみつけてもらったわけですが、恐らく普段の生活では気づいてもらうのに時間差が生じて、みつこさんは気持ちの悪い思いをしていることでしょう。
昨日は何だか機嫌も悪かったけど、そういう理由があったんだ、、、と、言葉が出なくなって、気持ちの悪さは機嫌の悪さでしか表現できなくなっているのでしょう。
歩ける時には、トイレに行こうと立ち上がり、どこかへ歩きだすので、気づいてもらうことができました。そのかわり転倒したことも何度かあります。運よく怪我をしなかっただけです。

今は、車いすから立ち上がることも、立ち上がろうとする力もなくなったように見受けられます。これまでは動くことで表現していた意志は、今は、なかなかわかってもらうことができなくなりました。

でも、これは、しかたがないね。ごめんね。みつこさん、我慢してください。

関連記事

現在、認知症外来の往診時には、施設の看護師さん、施設のケアマネさんが立ちあってくれています。実際のみつこさんの状態をいつも見ていて下さる介護士さんは、時間ぎりぎりの仕事があり、診察に同席して頂く事は困難なので、事前にカンファランスを開き意見を述べて頂いているようです。

家族として私は私で別個にフェルガード類や漢方エキス剤については検討し、増減を考えています。これまでは施設スタッフの皆さんと家族との意見調整を行う場がなかったので、結果として診察当日私が意見を押し切る形になってしまっていました。

これについては、不満の声が漏れ聞こえてきたので、気にしていました。
言いわけがましいですが、当初、事前にと思い看護師さんに相談した時には、「私たちは私たちで相談して考えていますので、もし変更したいと思うなら、先生に直接相談してみて下さい。私たちは先生が『こうしなさい』とおっしゃればそれに従います。」という、少し行き違った答えを頂きました。

そうですか。」とその時は私の意を通してしまいました。それではと次回には看護師さん、介護士さんに相談することなく、一方的にフェルガード類の微調整を申し出ました。すると、「今現在好調なので、私たちは変更する必要はないと考えていたのに・・。そんなに頻繁に変える必要はないのに・・。」という言葉が漏れ聞こえてきました。

せっかく、看護師さん、介護士さんたちスタッフが認知症について勉強する気になってくれていて、積極的に参加して頂けるようになった矢先なので、こういう関係はまずいと思い、対策を練っていました。

ひとつは、みつこさんのことを全面的にお任せして、私は主導権をとらないようにする。それもいつかはそうあるべきだと思っています。だけど、今はまだちょっと心配なんです。スタッフの中にもいろいろな人があり、全面的に全員を信頼できるわけではないから。

もうひとつはカンファランスの場に私も参加させて頂き、皆さんのお話を聞き、私の意見も聞いて頂いて、診察に備えるということですが、これも、今はカンファランス自体がそれほど整ったものでないので、私がその場に入ることは、できる時もあるかもしれないけど、実際には難しそうです。

と、いうことで、今しばらくは、私は生活記録を参考にしたり、週2~3回の面会時の手ごたえから私なりに考えて、考えた結果を書面にまとめて、診察1週間ほど前に施設へ提出する、施設では、それをもとにして、カンファランスを開く。結果は診察時に直接聞くということを相談しました。暫定的なもので、今後はより良い方法を相談していこうということになりました。

施設で投薬をお願いする時に、サプリの微調整はいろいろ問題があります。
ビンから何錠づつ、とか、1包を半分にわけて、とかは、間違いも起きやすいので、ご法度です。
この点については、家族の側できちんと分包をするということで、クリアしました。

このサプリの分包に続いて、今回微調整自体についても、家族と施設スタッフ相談の上でというところへ後一歩と近づくことができました。とても嬉しい前進です。

関連記事

みつこさんを訪ねますと、ベッドでお休み中でした。
ベッドで寝かされているということは、机に頭をつけて突っ伏してしまうくらい寝込んでいたということでしょう。
1日のうちの1~2時間くらいは、お昼寝タイプは必要と思います。
それに日がな1日車いす生活ですから、姿勢を変える時も必要だと(変えなければ辛いだろうと)思います。

お部屋でみつこさんの様子を見ながら、洋服の整理をしようと思いました。
この前買ったばかりのカーディガンが何だか小さい気がします。同じものを2枚買ったので、比べてみると、袖丈で10cmちかく縮んでいます。ありゃありゃですが、しょうがないです。
乾燥機に入れても大丈夫なもの・・と思って選んでいるのですが、難しいです。

しばらくみつこさんの顔を覗きこんだりしていました。
顔貌の変化は否めません。相当認知症が進んでも、表情は以前のきりっとしたところを残していると娘の欲目で見ていましたが、それも打ち砕かれました。

お脳は子供に返っても、顔は年をとっていきます。脳が小さくなった年よりですから、やっぱりそういう顔でした。特に眠っている時には、本来の姿をさらけ出しているのでしょう。
みつこさんも、来るところまで来たんだねぇ。」とか感慨深く思いながら顔を見ていましたら、目を開きました。

せっかく目を開いてくれたので、久しぶりにひとりで介助して起き上がって、車いすに移動してもらいましたが、これが、以前より困難になっていました。やはり進行していることは否定できない。
寝起きは、言葉もはっきりしなくて、ろれつも怪しげです。それでも笑顔を見せたり、わからなくても怒ることなく指示に従ってくれるところは上出来です。

おやつは黒糖饅頭とお茶。なんとかひとりで完食しました。そのあと、いつもどおり、マッサージもしたり、散歩もしたりしました。ここのところのとびっきりの好調はストップしていましたが、まあ、あれも真実、これも真実、両面を見ることができたということで、そんなにがっくりしている訳でも、びっくりしている訳でもありません。

こんな日は帰りに、「出かけてくるね。」と耳打ちしても、意味不明らしく、うかない顔になります。すると後ろ髪をひかれてしまいますが、そこは割り切って離れるように努力します。(努力しないとできません)

22日(土)は施設の夏祭りです。今日はみつこさんの浴衣を届けてきました。去年とあまり変わらない夏祭りが過ごせたら、有難いなと期待しています。

関連記事

デイのお迎えが、時々女性介護士さんの時があります。
今日も最近お見かけするようになった女性の介護士さんが、予定より早めにご到着になりました。
慌てて、よしおさんを呼びに走って、急いで転ばないように、でもモタモタしないで出かけるように促しました。

その女性介護士さんは、結構大柄な方で、よしおさんよりゆうに大きい方です。
その方がアプローチの階段をゆっくり下りているよしおさんに駆け寄って、腕をとって下さいました。

早く着いてしまって、ごめんなさい。急がせてしまいませんでしたか?」と声をかけて下さいました。
よしおさんは、2~3回聞き返した後で、やっと意味がわかって・・・・
いやいやぁ~」と言いつつ、相好が崩れました。

女性に腕をとってもらうのも嬉しいし、大柄でやや太目な女性もよしおさんの好みです。
腕をとってもらった時点で、鼻の下は伸び伸び~~~。
あんた、大きいねぇ。頼りになるぅ。」と、嬉しそうに出かけて行きました。

この、デイサービスで、何度かよしおさんが鼻の下を伸ばすのを目撃しましたし、私には聞かせたことのない甘い声を発するのも聞きました。

どの介護士さんも、ひとりひとりに合わせて上手に対応して下さっているからだと思います。私はいつもこっそり感謝の手を合わせています。

関連記事

本日のみつこさんは、ちゃんと目を開けた状態で迎えてくれました。

話の内容はこの前ほどには通じませんけれど、よくお話してくれて、ご機嫌も良く、笑顔も一杯見せてくれました。

ネット友から頂いた、花柄のエプロンを持って行って、みつこさんに見せると、「きれいだね。」と喜んでくれました。みつこさんが綺麗なものを見て、綺麗だと言えるということは凄いと思います。改善していると思う訳です。
介護士さんたちも、「可愛いね。ちょうどいい大きさね。」と気に入って下さいました。
きっと今夜からこれで食事をさせてもらっていることでしょう。
花柄エプロン

今日は早めにおやつが出たので、早速このエプロン着用でおやつを頂きました。
蒸しケーキと麦茶。どちらもちょっと時間をかけて完食しました。

いつもと順序が逆ですが、そのあと、お部屋に行って、手足のマッサージ。
足は靴下も脱いで、素足をマッサージ(と言うか、指圧ですね)します。
足の指の爪が巻き詰めになっていますが、何とか切ってもらっています。
ただ、足の指の裏側が真赤です。触ると痛がります。
足首からふくらはぎにかけては、とっても冷たいです。
血液がほとんど循環していない様子なので、そっとなぜなぜしておきました。

手の指に手の指をからませると、何故か嬉しそうに笑ってくれます。
これぞスキンシップの醍醐味かもしれません。

マッサージが終わると、施設内散歩に出かけました。
何やら訳はわかりませんが、ご機嫌良く話していてくれると、みつこさんを介して幸せオーラを受け取ることができます。
可愛いチンパンジー

私は決して、施設へみつこさんの介助に行っているのではなくて、新生みつこさんと会って、幸せのオーラを受けるためなのではないだろうか、そのためにGAを盛ったり、減らしたりと工夫しているのではないだろうか、なんて思います。

今のみつこさんの姿は、10年前のみつこさんの10年後としては決して想像できる姿ではありません。全く別の人へと生まれ変わってしまいました。でも、だからと言って、悲しかったり、辛かったりという訳ではありません。

とっても不思議な感覚なのですが、天からの贈りもののような気さえすることがあります。脳に障害を持った親。一歩天使に近づいた親といった感覚でしょうか。いえ、今のみつこさんは私の親ではないので、強いて言えば私の娘ということでしょうか。

秋がくると、新生みつこさんは2歳になります。
7月から増やしてきたGAは、今がベスト(?)かな。しばらくこの量でよさそうな気がしています。

関連記事

よしおさんの週3回のデイサービスはあったり前となった昨今ですが・・。
今日の連絡帳にはこんなことが書かれていました。

今日は、『昨夜、本が面白くて夜更かししてしまった。』とお疲れ気味の様子で、久しぶりに午前中横になり、のんびり過ごされました。

ということは、最近はお昼寝以外にはベッドで横になることはなかったようです。
有難いことに、すっかりデイに馴染み、まさか参加できるとは思わなかった、ゲームなどにもしっかり参加しているようなのです。

本が面白くて夜更かししてしまった」と言うのは事実です。
昨晩夜の見回りに行くと、いつもの如く、すでに布団で横になっていた(と思った)ものですから、蛍光灯を一段、パチンと消しました。すると、「おっ」と言う声がしたので、布団を見ると、横になって本を読んでいるところでした。ごめんごめんと謝って電気をつけなおしましたが、あれからいつまで読んでいたのでしょう?

今朝も一番の見回りの時にも、やっぱり電気がつけっぱなしだったので、やれやれ消さずに寝たんだなと、それに朝なので、今度はパチパチと2段とも消しました。すると、横向いて寝ていると思った体が、また向きを変えて抗議しました。なんとまだ本を読んでいました。っということはないでしょうけれど、朝も起きて続きを読んでいたようです。

一体何をそんなに一生懸命読んでいるのかと興味を持ってタイトルを見ると、何十年か前に買った本で「テレパシー入門」という文字が見えました。よしおさんは結構変なのが好きなんです。でも、まあ、回りに危害を加えるわけでもないし、ただ、繰り返し読んでいるだけなので、それはそれで、良いことだと思っています。(偏見お許し下さい)

そう言えば最近CDを聴いていないので、読書へ鞍替えした模様です。
よしおさんは凝り性の飽きっぽいので、一旦のめりこんだらそればっかり。
飽きたらパッと止めて、しばらくは一切振り向きません。

でも、そんな昔からの習慣が、今も続けられていること自体、びっくりするような有難いことですね。

追記:記事中の本のタイトルは「オカルト」から「テレパシー入門」に訂正しました。

関連記事

みつこさんの7月の生活記録をもらってきて読みました。
この時期は、フェルラ酸500mg、ガーデンアンゼリカ140mgです。

・傾眠傾向から、昼食が食べれない、夕食が食べれないという記録がちらほらあります。
・便秘気味で、パンカマ、マぐミットを内科から処方され、認知症外来から漢方エキス剤を処方されていますが、この月に入ってから、下痢傾向になり、漢方も内科の下剤も中止することが起きています。

他には特に目立った記述はありません。

7月の記録を見ていると、今現在との違いとしては、やはり今は傾眠傾向がやや改善している感触があります。それに伴って食事も摂れていくので、改善できるものは改善すべきだと私は思っています。

介護士さんたち施設からは、「2週間ごとにサプリ(GA)の量を変えるのは早急過ぎないか、今現在良い状態なのだから、このまま維持すれば良いのではないか」という意見が良くでます。

家族としての私と、実際に介護を担って下さっている施設とで、2点の食い違いがあります。

ひとつには、私は傾眠がある程度改善され、かつ興奮が起きないところまで、GAを少しづつ上げていきたいと思っていました。だから、2週間ごとにGAの量を上げていたのは、まだ興奮していないし、傾眠もそんなに改善されていないので、もう少し上げて行っても良い、限界のところまで上げて行きたいと思っていたからです。2週間も続ければ変化を感じるのには十分と思っていました。施設の担当者さんたちは、2週間は短すぎると思っていらっしゃいました。

もうひとつは、施設では、今現在のみつこさんの様子が落ち着いているから、現状維持で良いと考えているということです。落ち着いているのはわかっているのですが、多少なりと傾眠が良くならないか?と考えていることが、どこかへ行ってしまっています。

実際に介護を担当して下さる介護士さんたちでも、10人くらいはいらっしゃるので、その方たちおひとりおひとりもまた意見が異なることでしょうし、今やっていること、私が意図していることが、おひとりおひとりにまで理解されていないということでもあろうと思います。

そこまで、考えると、施設に居て、家族がこれだけ口出しすることは、きっと他の住人さんにはないことだと思いますし、私もみつこさんのことばかりに集中して下さいとお願いする気持ちは毛頭ありませんから、少し策を練って、施設の皆さんにも負担にならないで、みつこさんにとっては試行錯誤ができるような方法を上手に探してみたいと思っています。

関連記事

今日はハリ治療の日なので、久しぶりに夫とふたりで面会、介助に出かけました。
すでにリクライニング車いすに乗せ換えてもらっていて、こっくりこっくりと舟を漕いでいましたが、声をかけると目を開けてくれました。

一目見た時に、「あらぁ~可愛い!」と思わず、声を立ててしまいました。前髪が長く伸びたからでしょうか、髪留めでパチンと留めてあります。まるで幼い女の子のようで、いかにも今のみつこさんにぴったりだったのです。
素敵な笑顔09086

お部屋に入って、先生を待っている間、おしゃべりしながら準備をしていました。いつもは夫のことを胡散臭い目で見るのですが、今日は私にこそっと「誰ね?」と聞きながらも、終始笑顔でした。
今日は何だか調子が良さそうと感じたのですが、それを裏付けることが次々と起きました。

よくおしゃべりをして、しかも言葉がとてもはっきりしています。
しかも、丁寧な昔を思わせる言葉づかいをしています。ここしばらくなかったことです。
しかも、意味が通じることが何度かありました。
しかも、笑顔が多く、気分上々です。
傾眠もあまり強くありません。

ガーデンアンゼリカがとっても良い具合に効いている気がします。現在150mg/日です。

ハリの先生にもご指摘頂きました。
今日はとってもいい調子だねえ~」って。

ハリ治療が終わって後、最近始めた施設内散歩をしました。今日はまたまた秘密の入り口を発見しました。とても不思議な作りの施設で、1階だと思って入ったら3階だったりとか、飽きないです。みつこさんはもちろんだけど、よしおさんにも絶対に覚えられません。よしおさんが覚えられれば、ひとりでみつこさんに会いにいったりできるのですけど、それは無理なようです。

散歩が終わって、おやつを出して頂きました。
今日はプリンとカルピス。どちらもきれいに食べて、飲み干しました。
頭がはっきりすると、体調もよく、食欲も出て、機嫌もよくなるのでしょうか。

こういう日が続けば嬉しいし、続かなくても、たまにご褒美のようにあっても、それも嬉しい。
週2~3回の訪問で、しかも1時間の滞在だけど、それも長く続けば、それなりに体調の変化も感じられると信じています。

私にできることは、やっぱりお薬の調整なので、介護士さんたちと相談しながら、これからも頑張っていこうと思います。

関連記事

みつこさんのサプリメント類
具体的に言いますと、

カルシウムの錠剤のマイカル
NEW フェルガード
フェルガード100
フェルガード100ハーフ


このうち、マイカルは1日3回、各3錠づつ
NEWフェルガードは1包を朝食後と夕食後に半包づつ
の2種については、薬局へ分包をお願いします。

分包してもらったものと、残りのサプリを朝食後、昼食後、夕食後、寝る前の4回分に分けて、シール容器に詰めるのが私の仕事です。
内科と認知症外来から出ている薬は施設の方で仕分け、セットしてもらえます。
この場合も1包を半分づつというような類のものは、薬局で分包してもらいます。これについては施設から頼んでもらえることになりました。と言いますか、薬局が無料で分包することを申し出てくれました。

今までも、早くこういうふうに対処すれば良かったのですが、わからないまま飲ませにくい処方はしないということにしていました。
施設と話し合っていく中で、ここまでを家族でセットすれば、飲ませて頂けることになりました。

今日は2週間分のセットをしました。テレビドラマを見ながら始めましたが、1時間ものが終わってしまいました。これでは、50名の入所者を抱えている施設で、お願いする方が無理ということが、よくわかりました。

しかも、今までは、1週間くらいしたところで、やっぱり減らしてみて下さいとか、止めてみてくださいとか、みつこさんのことだけで頭の中をいっぱいにして、よくまあずーずーしくお願いしたものだと思います。

施設でお世話になっていて、そこまでマニアックに薬の(サプリの)調整をしたいのならば、少なくとも自分でセットすべきだということが、今頃わかりました。なんと言う傲慢な家族だったかと我ながら呆れます。逆に言うと、そこまでやりたいから、何とかやらせてもらえる方法を探したということでもあります。

関連記事

みつこさんを訪問する行きがけに、ドラッグストアによって、介護用エプロンと赤ちゃん用携帯エプロンを買いました。
食べこぼしがすごいので、あった方がいいのかなぁと思って持って行きました。
1枚はこれです。ちょっと大き過ぎて、手が出なかったりして嫌がるかもしれません。
エプロン大

もう1枚はこれです。これは流石に赤ちゃん用だけあって、小さ過ぎます。
これじゃあ、何の役にも立たないね。
エプロン小

今日は梅雨明け初日。あまりの暑さに出かけの足が鈍ってしまい、時間がだんだん押されてしまいました。そこへ持って、エプロンを買いによったり、NEWフェルガードの分包を頼みに薬局に寄ったりして、ますます遅くなりましたので、マッサージはちょっぴりだけ。

今日は、靴下も脱いで、素足の足裏マッサージをしました。眠っていて嫌がる様子もありませんでした。足の指に私の手の指を入れてみようと思いましたが、みつこさんの足指はとっても小さく、全く開かないし、手の指をはさむことすら困難でした。これでは地面を踏み締めることには程遠いと思いました。それでも触るだけでもいいと言うので、足指を1本づつ刺激しておきました。

さて、おやつの時間ということで、カウンターまで出かけて行きましたが、今日は全く目を開きません。おやつも出してもらったけど、とてもじゃないけど食べられません。そこで諦めず、おやつはラップかけしておいてもらって、また施設内をぐるっと回ってくることにしました。

今日はぐるぐる廻っている間もほとんど眠っておりましたが、中庭に出るちょっと前あたりで、突然目が開きました。その勢いでカウンター席まで戻りましたが、やはりおやつを食べるところまではいきませんでした。
中庭


でも、まあ、ちょっぴり笑ってくれた場面もありましたし、まあまあです。

時間も迫ってきたし、「出かけてくるね。」っと声をかけると、「帰るの?!」と聞きました。
どきっとしました。どこかで、何かがわかっているのですね。

みつこさんの日々が苦痛なく穏やかでありますように。

関連記事

今現在90歳のよしおさんは、病院やショートなどで、距離が長くなると車いすを利用していますが、実際にはかなりの距離を自力歩行可能です。

見るからにがっちりとした体型で、骨太で頑丈そうです。

生活習慣病と、原因不明の縦隔腫瘍を除いて、病気らしい病気はありません。

よしおさんが骨太である理由は、ひとつ思い当たることがあります。
もちろん遺伝的な持って生まれたものもあろうかとは思うのですが、それに加え、就学以前に片足大腿部から切断していることが大きいのではないかと思います。

骨粗鬆症の予防の体操として、片足立ちがあります。
1分間、体重で片足に負荷をかけると、50分間歩いたのと同じくらいの負荷が骨にかかると聞きました。

よしおさんはその運動を生涯に渡ってやり続けてきたことになります。運動は大嫌いだと豪語する、よしおさんですが、知らない間に骨育てをしていたのではないでしょうか。そのことが90歳になった今も歩行を可能にしてくれているような気がします。

一見、不幸に思えることでも、探せばいいこともしていてくれるということかしら。
よしおさんはそんなこと、思ってもいないことでしょうけれど。

関連記事

今日は大雨の中、いつものように2時半着で施設へ行きました。

みつこさんはカウンター席で舟を漕いでいましたが、見ると、首にハンカチを巻いてもらって、食べこぼしがくっついた状態でした。どうやら、まだ先ほどまでお昼ごはんをくちゃくちゃしていたのでしょう。今日は介助がついてもらえなかったようで、ハンカチにも、車いすにも、テーブルにも、足もとにも、食べこぼしが一杯。自分の手でくちゃくちゃやっていました。

介助になかなか来れない以上、そんなことは気にせず、みつこさんの口と手をウェットティッシュできれいにしておきました。

先日のレクチャーを実践ということで、眠っていたけど構わず、まずはお部屋に直行。ここで、カレンダーを8月に直して、それから、何とみつこさんは肌着の上に前が重ならない羽織るタイプのカーディガンを直接着せてもらっていましたので、これはちょっと・・・ということで、中に半そでTシャツを着直ししました。おそらく今日はお兄ちゃん介護士さんが担当なのでしょう。
部屋で

それから、顔に乳液をつけて、残りを手にもつけて、手と足をちょこっとマッサージ。冷たい手と足をしています。みつこさんは眠ったと思うと、しゃべったり、と思うと、もう眠っていたりの繰り返しなのですが、「ありがとうございます。」って言ってくれたんだよね。

さて、そのあと、施設内を車いすで散歩することにしました。いつもの喫茶を通り越して、ショートへ行く時の道順で2階へ降りました。ショートには熱帯魚がいます。それをちょこっと眺めました。
結構いい顔で見ていました。
熱帯魚

そこを通り過ぎて、隣のユニットへ行く途中のところから中庭が見えます。庭の窓ガラスへ車いすを向けて、「お庭がきれいね。」と話しかけると、みつこさんはベランダに降りかかる雨を見て、「雨が降っている。」とか、「今日は雨なんだ。」とか言いました。
Oh,サプライズ。何もわからないとか、通じないとか言っちゃあいけませんね。表に出てきていないだけで、ちゃあんと脳の奥深くに仕舞われているものがたくさんあるのだろうと思いました。
またひとつ、私の脳も目覚めさせてもらいました。

隣のユニットへ入っていくと、ここはゴリラとチンパンジーのぬいぐるみがあちこちに置いてあります。ゴリラを抱っこさせると、「可愛い」と言って、なぜなぜしていました。
ゴリラと

迷路のようなこの施設の中を、今日初めてみつこさんと一緒にゆっくり回りました。眠ったり起きたりしながら、穏やかに一緒に回ることができました。雨の中庭にも出てみました。
2年近くいるのに、初めてなんて、何て怠慢な家族かと思いましたが、みつこさんにもそういった余裕がやっと出来ているということでもあるんだと思いました。
中庭

自分のユニットに戻って、おやつを出してもらいましたが、梅寒天を半分食べて、寝入ってしまいました。ユニットに戻って、カウンターに座ると、何故か涙ぐんだ、みつこさんです。みつこさんの脳になにかが伝わったのではないかしら。

寝入ってしまったところで、今日の到着から1時間ちょっと経過していました。よしおさんの帰りにあわせて、そっと私も帰ってきました。

関連記事

【ワイヤーの交換】(2009年7月31日)

090731正面

今日は装置がついて初めての、お掃除とワイヤー交換をしました。

まずはワイヤーを外して、歯のお掃除。
フロスを入れると、汚れが飛び出てくるところがありました。
ありゃ、恥ずかしい。
実はワイヤーが張ってあると、デンタルフロスをワイヤーをくぐらせなければなりません。ちゃんとくぐらせられるような、糸通しのような小道具があるのですが、歯の1本1本に1回づつワイヤーをくぐらせる必要があり、あまりの面倒さに、省略して、細いピックでお掃除していましたが、やっぱりこれではきれいにならないということですね。今夜からは頑張ってみます。

装置が一ヵ所外れていました。冠がかぶせてある歯は接着が悪いので、これからも外れる場合があるそうです。外れてしまうと力がかからなくなるので、その歯は動かないということになります。

今日はお掃除をしたあと、同じ太さのワイヤーで歯が動いた分だけ締め直しをしました。先回から3週間弱ですが、すでに歯が動いていました。左上が動いているように感じていましたが、実際にそうでした。ワイヤーが緩んできて、1cmくらい余っていました。その分歯が動いたということです。
090731左

前歯はまだまだ凸凹で、とても歯磨きのし難い状態で、実際重なっている部分が虫歯になっています。もしも、このまま矯正をしないでいたら、ゆくゆくその虫歯は広がり、そして広がっても治療することができず、どういうことになったのでしょうと考えると、今、矯正に着手できて、ほんとによかったと思います。この前歯の虫歯は歯がきちんと広がって、装置が外せてから、治療をします。

今日のワイヤー交換は1時間弱であっさりと終わりました。次回はまた2~3週間先です。

まだまだ歯磨きがきちんとできない歯並びなので、フッ素強化の歯科用の歯磨き剤と、寝る前に歯につけるフッ素ジェルをもらってきました。なんとしても今以上の虫歯は阻止したいところです。矯正期間中には何があっても治療しなくてはならない状態にすることはできませんので、しっかり磨いていこうと思います。
歯磨き剤とフッ素ジェル

今年は名古屋で歯科矯正セミナーが開かれます。ご興味をお持ちの方はぜひ覗いてください。

歯科矯正展

関連記事
↓メールはこちらへお願いします  (*を@にかえて下さい)
pandora*r4.dion.ne.jp

↓管理人の別サイトです
HP「ふたりの介護」および
HP「シェリーとともに」は
終了しました
長い間有難うございました。

Bl「友わんこ&3にゃんこ&パンドラの徒然」

パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

↓セミナー情報はこちらをご覧ください。

「セミナー情報」

↓以前のセミナーでの報告原稿はこちらをご覧下さい。

「両親の改善報告」
「患者家族としての気持ちの変化」
2009.5~6 報告

ブログランキングに参加しています。応援よろしくお願いします。

FC2Blog Ranking