2008 / 01
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午前中は5週に1度のよしおさんの内科受診でした。
夫が病院へ連れて行き、私は留守番と言うことで、寝室のお掃除、猫部屋のお掃除をしました。
布団もつかの間ですが、干しました。

このところ、あまり、「盗られた」と言わなくなりましたが、まだ油断は出来ないと思っています。
今日はパンカマを増量してもらうように、夫に頼んでおきました。
便はやや緩めの方が、本人としては痔にも優しいし、お腹への違和感がないようです。
そのかわり、お尻の方は汚れるし、下着もリハパンで定着になりそうです。

病院から帰ってくると、どっと、お布団になだれ込んで、寝てしまいました。
ほとんど寝たきり生活ですので、体力が持たなくなってきたみたいです。

ひとり暮らしがいつまでできるでしょうか。
トイレ、入浴、食事が自力で出来る間は、今の生活で頑張るのかな?



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午後はみつこさんの様子を見に施設へ出かけました。

2年前の風邪ひきの時の近医でもらった薬が少し残っていたので、それを持参しました。
看護師さんにお話すると、快く受け取って、ストックしておいてくれるということでした。

みつこさんの風邪は、よくなっていました。
ちょっと鼻声なことを除いては、熱も下がり、鼻水も止まっていました。
よかった。一安心です。

今日はふたりの介護士さんが、夫々に最近の様子をお話をしてくれました。

介護士のMさんは、みつこさんがずいぶん施設の生活に慣れたと言ってくれました。

便秘があるので、3日~4日排便がないと、摘便してもらっているそうです。
ただ、それだけはどうしても怒ってしまうそうで、
看護師さんが摘便して、介護士さんが手を持っていると、
たたかれるのは目の前の介護士さんらしいです。

これはしょうがないね。

お薬飲むよりいいし、便秘で苦しむよりいいし、
何を何故してもらっているかが、わかってくれるといいなと思う。
こういうことは、家で、私一人ではできないから、施設にいてほんとに良かったと思う。

入居者さんへ攻撃していくのは、みつこさんが話し掛けて、相手の人が引いてしまったり、大声を出したりされる時だそうです。
介護士さんたちがぴったりついている訳ではないけれど、いつも目だけは向けてもらっているので、
危ない時はだいたいわかるらしく、危険を察知すると、さりげなく引き離してもらって、
最近は大事(取っ組み合いの喧嘩)になることがないそうです。

みつこさんがピック病だとわかってから、いろいろ謎解きが出来てきました。
人の視線に怒って攻撃したり、他の人の食べ物に手を出したりも、病気のなせる業でした。

攻撃が病気の症状だとわかれば、「だから施設ではみれない」と言われることが免れます。
治療が(症状を薬で抑えることが)できますから、先生がおっしゃるように、
特養で看てもらうのに許されるところまで、薬で抑えることができます」から。
でも、それも介護士さんたちの対応だけで、ずいぶん良くなっているということで、有りがたいです。

それから、嬉しいことを言って下さいました。
「この頃、意思疎通ができることがあります。」って。
「会話になっていることがあります。」って。
やっぱり、フェルガード効果だとほんとに思います。



ドクターコウノの認知症ブログをまた読み返してみましたが、ありましたよ。
「フェルガードがアルツハイマーワクチンと言われて、爆発する日はいつかと心待ちしている。」という意味の言葉が・・。
健康雑誌などでも、ちょこちょこ取り上げられていますけど、もっと、爆発的に取り上げられる日が近そうです。

それから、介護士のKさんが、「この頃、みつこさん、本を(活字の本を)読んでみえることがあるので、いろいろ読んでもらおうと思っています。」と言って下さいました。
そうなんだ。1年位前、入院する前は、本を読んでいたことありました。

みつこさん、良くなっている・・・って、今日は嬉しい日でした。


ドクターコウノの認知症ブログから、新発見。
①フェルガードはアリセプト同様、攻撃性もある。気をつける必要はあるということですね。
②過食は攻撃性の現われ。みつこさんのしつこい過食は暴力にとって変わるものだったわけだ。


認知症の症状が酷くて、どこの施設にも受け入れてもらえないと困っていらっしゃる方に
適切な医療が受けられたら、その症状、改善するかもしれないことを知ってもらえたらと思います。

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午後に施設の看護師さんからお電話頂きました。

昨日は鼻水がぽたっと垂れていて・・風邪ひいちゃったと思っていたけど、
昨晩からPL顆粒を飲ませて下さるということだったので、
お願いして帰ってきました。

そのまま、良くなるといいけどな・・と思っていましたが、
今日のお電話は、「微熱が出て来たので、金曜日の鍼はキャンセルした方が
良いと思うので、早い方が良いかとお電話しました」ということでした。

今日は風邪薬で眠たくなっているので、お部屋で休んでもらっていますと
言う事でした。

家にいると、気をつけているので、昨年は一度も風邪をひかなかったし、
その前の年も、ひきかけているかなというところで、漢方の風邪薬、
それで、留まらないかなと感じると、すぐにお医者さんのお薬をもらってくるか
連れて行くかして、寝込むところまで行かないようにしてきた。

その辺は、施設だと看護師さんがいらっしゃるから、もっと大丈夫かと思ったけど、
逆で、やっぱり、家族が見ているようにはいかないというのが真相。
というより、対処法が違うのね。
うちでは、みつこさんのことは、大事に大事にしてきたからねぇ~。

このまま、PL顆粒で様子をみて、熱が上がるようなら、病院を受診しますとのことでした。

明日、家にある薬を持って行って、様子を見てこようと思います。
みつこさんも少し鍛えられた方がいいような気もするし、
年だから、慎重にしないとすぐに大事になってしまわないとも限らないし・・
とも思ったり、ほんとに、心配なことです。

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今日はみつこさんの認知症外来の受診日でしたので、
昨日作成した、昨年の8月以前のみつこさんの病歴をまとめて、
先生に見て頂ける様にお渡ししました。

先生も1月7日の頭部CTの結果をプリントアウトして下さいました。
はっきりと理解できなかった、ピック病の診断根拠について、
もう一度、教えて頂く様にお願いしました。
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頭部CTの結果

頭頂葉萎縮(2cm×7)(少ない)
前頭葉萎縮なし
側頭葉萎縮
左>右海馬萎縮著明
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頭部CTの結果は、典型的なピック病の形ではありません。
「典型的なピック病の形は前頭葉(and,or)側頭葉だけに萎縮が見られる」
らしいです。
が数は覚えていませんが、萎縮が多いとアルツハイマーです。
みつこさんの場合はから、アルツハイマーが否定されることと、
で、側頭葉に萎縮があることから、ピック病の診断がおりました。

この画像診断が、最終的にピック病と診断する根拠となったのですが、
その前に、問診(診察)で、ピック病では?と言われていました。

ひとつには、一番最初に診察を受けた時、みつこさんが先生にぶつぶつと
怒りをぶつけていました。暴言、暴力を伴う診察拒否もありました。
先生がその様子をじっと見ていられました。
その怒り方が、ピックを思わせたそうです。

甘い物を好む:お砂糖つぼを抱えていたり、ジャムを一瓶一晩で舐めたり、
思えば、よしおさんがお買い物ツァー(*)をしていた頃は、「お母ちゃんが好きだから・・」
と言って、毎回ジャムの大瓶を買っていました。

みつこさんの不穏に抑肝散とセロクエルが良く効いていた事。
この組み合わせはピック病に最適の組み合わせなのだそうです。

以上のことと、画像診断を組み合わせて、ピック病の確定診断となりました。




今日のみつこさんは、穏やかで、時折、ふふっと笑っておりました。
アリセプトは今後も、もう使わない事になりました。
セロクエルの量は25ml、1錠で、今はとても少ないです。
その量が特養で対応してもらうのに、不都合でない量ならば、それで良いとのことでした。
薬への耐性とかがついてくると、また、効かない状態がくるかもしれないそうですが、
まだまだ、うんと増やせる余裕があるので、みつこさんの治療はこのままこの路線で決まりです。

そうそう、やはり施設にいると、うつるのでしょうか。
鼻水を垂らしていました。
今夜から、風邪薬を飲ませてもらうそうです。
昨年は一度も風邪をひかなかったので、何とか酷くならずに治めたいです。


(*)お買い物ツァー: 
よしおさんが、自分で車を運転しなくなった2004年頃から白内障の手術をした2006年11月までの間(みつこさんがひとりで留守番できた期間)、私たちがよしおさんを連れて買い物にスーパーへ行きました。

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明日はみつこさんの施設への往診の日です。

認知症外来のⅠ先生には昨年8月の帯状疱疹以来
お世話になっていますが、
それ以前のことは、簡単にしかお話してありません。

それで、よしおさんの初受診の時のような
これまでの経過をレポート用紙に書き出しました。

明日持って行って、先生にお渡ししようと思います。

最近急速に大繁盛になっていらした先生なので、
読んでいただくお時間はないかもしれませんが、
カルテの片隅に挟んでおいてもらえばと思います。

それに、書き出してみて、自分でも、みつこさんのピック病、
何だか、納得がいきます。

ずいぶん早い時期から、食べ尽くし(過食)がずっと続いていました。
特に、お砂糖つぼを抱えていたり、ジャムを一瓶食べたり、甘い物への
こだわりがありました。
再認識しました。

それと、ひとつの行動へのこだわりということなら、
洗濯物たたみもそうかなと思います。

しまってある洋服も全部出してきて、きちんとたたみなおしていました。
それが、今も続いています。
角と角をぴちっと合わせて、きれいにたたまないと気がすみません。

新聞たたみもしかりです。
そう言えば、よしおさんの新聞の片付け方がきたないと怒っていたこともあります。

入院中は、羽毛布団についているキルティングのカバーを外して、
そのカバーを端と端を合わせて、いつまででもたたんでいました。

う~~~んと唸ってしまいました。
そうかあ~~、何気なく見過ごしていた事の中にもヒントはあったみたいです。

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よしおさんのことは、しばらく静観することにしました。

私も、できるだけ、距離をおいて、

過剰心配はよそうと思っています。



今日はスーパーへ行ったついでに
よしおさんのあったか下着を購入してきました。


毎日、下着で寝ていて、
ご飯を食べに起きて来る時は、
上にブルゾン(何年も前から同じもの)を羽織ります。


ヘルパーさんがいらっしゃる時には、
下着の上にパジャマを着ます。

ほんとにそれだけの着たきりすずめ。

それでも、みつこさんが元気な時は
あつらえのオープンシャツなどを何枚も持っていて
出かける時にはそれを着ていました。

寝たきり生活に突入してからは
ほんとに下着生活なんですもの。

パジャマを着て、と言っても着ないし。
ヘルパーさんたちも、私が介護拒否しているように
思っていらっしゃることでしょう~。

でも、まあ、好きなようにしていてもらおうと思っています。
そういうわけで、毎日着ている下着くらいはきれいな物をと思って、
下着だけ買いました。

結局、好きなようにしかしないのだもの。

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よしおさんのショートステイ
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みつこさんを訪ねがてら、ショートの面接に行けないかと、
もう一度、今朝、本人にトライしてみました。

最初は、「そうだな」と調子良かったのですが・・
「あんた、留守番していてくれるか?」と言うのに、
「できたら、私も一緒にお話したいから、同行したい。」と、つい口を切ってしまいました。

 ・・・・・ すると ・・・・・

「火事にでもなって、この家が燃えたら、泣くに泣けないんだよ」
と、いつもの調子に戻ってしまいました。
「おかあちゃんに、どうしても会いたいわけじゃないし」と続きました。
「そうですか。そこまで言うなら、また、首を絞められないうちに、この話は止めましょう。」(陰の声)

まだまだ、よしおさんの中では、ひと時も家を空ける事ができないのは、
以前と何も変わっていないのだ。

この前のように、「救急車を呼んで!」って言っている時には
そんなことはぶっ飛んでしまうのですが、
少しでも、気持が落ち着けば、誰か(今は、自分か私)が家を守っていなくてはならない。

これでは、まだまだなので、ショートの主任さんに平謝り。
気長に予定してもらうことにしました。

認知症が進んで欲しいとも、病状が悪化して欲しいとも思いませんが、
現状は、ほんとうに引きこもりで、たったひとりで、家で食事をして寝ている。

体調に変化がおきない限り、この状態から脱却する事はできないだろうけど、
あまり、やっきになるのは、イライラするだけなので、しばし静観します。

でも、この、静観する・・・というのが、実はとても難しい。
どうしても、私の思うようにしたくて、いらいら、かりかりしてしまいます。
そこをぐっと堪えて、笑顔で・・・過したいです。


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みつこさんの鍼治療
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毎週金曜日は鍼治療の日と決めてます。
先週は、起きる事ができなくて、キャンセルだったので、
今日は行けるといいなぁ~~~と期待して出かけました。

よしおさんとのデートは、あまりに気温が低いので、風邪をひいたら大変。
1月、2月は見合わせたいと思っています。
どうしても会いたければ、施設へ出かけてもらいましょう。

施設に着くと、今ちょうど起きて、朝ご飯を食べ始めたところでした。
ちょっと遅いけど、間に合いそうでした。

みつこさんの食事はひとりでぽつんと置かれています。
それが嫌と言う訳でもなく、マイペースでぽつぽつ食べています。
ひとつのものだけを食べ続けて、それが済むとしばらくぼーーーっとしています。
でも、時間が経つと、また食べ始めるので、
時間をかけて、ずーーーと置いておいてもらっています。

でも、今日は時間がせいていたので、半分残して出かける事にしました。

今日は機嫌が悪いわけではないけど、にこやかなわけでもなく、
口数も少なく、車の中では居眠り状態でした。
たぶん、眠かったのでしょう。

治療院でも、かなりの待ち時間があったけれど、
こっくりこっくりして、どれだけ待っても平気でした。
移動のたびに、「どこも行かない。ここに居る。」って、動いてもらうのが大変でした。

鍼治療はみつこさんにとっては命綱のような気がします。
少しでも長く歩ける為に、どうしても続けたい。
行ける限り、続けようと思います。

夫の協力も得ないとならないし、私もしんどいけど、
でも、このくらいはやりたい。

特養に居てくれることで、どんなにか、助かっているのだから。


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うな丼
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よしおさんの好物の筆頭が、「うなぎ」
3人で、食べに行けばいいのですが、家を空けれないから・・・
私と夫で外食して、帰りに持ち帰りで、一人前作ってもらいました。
以前からそうなので、この鰻屋さんは良くわかっていてくれます。

どんぶりを持参すると、そこへ作ってくれます。
これだと、容器を返さなくても良いし、ほんとは出前も、持ち帰りもないけれど、
持ち帰りさせてもらえます。

で、今夜はよしおさんは「うな丼」です。
これで、明日のお昼まで楽しめるかも・・・。




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今日は、急遽決めて、映画を観に行くことにしてありました。
朝、それをよしおさんに伝えて、今出かけようという時にインターフォンが鳴りました。

「トイレに行っても、出ないから、薬買ってきて。」って。

朝、パンカマを飲んでいるので、それ以上は我慢してもらうことにしました。
本来はお昼はパンカマなしなのですが、余分があるので、しばらく、次回の受診まで、お昼も飲んでもらおうと思っています。

多少緩すぎても、お尻を(痔を)傷めないのが、一番です。




よしおさんにみつこさんの特養のショートステイを利用してもらって、
その時にはゆっくりみつこさんと会ってもらおう・・・と密かに計画を立てていました。

夕方ケアマネさんから連絡があって、それも、なかなか簡単には行きません。

みつこさんの時にもそうでしたが、安請け合いしないところが、
この特養の良いところでもあります。

今だと、2月の初めに一泊二日が1回空いている。
それ以外では、4月まで空きがない。ただしキャンセルなら出ると思う。
日帰りは原則としてない。

みつこさんと昼食を共にするという件は、前例がないので、
家族の協力があれば可能だけど、そうでないなら、何とも言えない。

2月初めのショートを利用となると、部屋が一番奥の部屋になるので、
それでよしおさんが大丈夫かどうか、契約時の面接を兼ねて、本人に見に来て欲しい。

ついては、その日にちを検討して欲しい。

と以上のようなことでした。


いろいろ問題が出てきました。

まずは、よしおさんが、今だ家を空けられない。
日帰りにしても、私が留守番でないといけない。
となると、面接にもついていけない。
1泊だとどうなる? 無理?かな。
みつこさんと一緒に食事をしてもらおうと思うと、
まずは私も行っていないといけない。
私が留守番でなくてはならないなら、何もすすまない。

最近、考えると、堂々巡りになって、どうにもならなくなってしまう。

面接に私がついて行けるかどうか、それで決めようか。
あまり、くどく勧めると、また不穏になりかねない。
あっさり、受けてくれれば、話をすすめて、

面接に行く事自体が難しければ、また、もう少し時期を考える。
で、デイにいけるように考える。

面接がすんなりクリアできれば、ショートの契約も有り得るし、
そうしたら、定期的にショートを利用できるようになるといいし。

そのうち、月1くらいで、ショートを利用して、
その時には、ゆっくりふたりで会えるようになると
一番なのに・・・な。

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2007年9月のことです。

入所の打診があり、実質的には入所が決まってから、実際に入所するまでの最後の1ヶ月間のことです。
いろいろな手続きで1ヶ月かかったということです。
以下がそれらの手続きです。


◆施設見学と簡単な事務的説明と質疑応答
◆入所予定の部屋の見学と入所に際して必要書類の説明
◆施設側から、自宅へ出向いてくれての本人との面接
◆書類作成:健康診断書、医療情報提供書、市役所への申請等

その他の準備
◆家具類、衣類、タオルなど身の回り品の準備と搬入


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◆施設見学と簡単な事務的説明と質疑応答
申し込み時にも施設見学は受けていますが、今回は更に入所前提の目でユニット部分を詳しく見せて頂きました。
部屋はその時点で空いている部屋の中を見せて頂きました。
全室個室で、部屋の向き、窓の数、部屋から直接外へ出られるベランダ側の扉などが各部屋毎で微妙に違います。

また、階段、非常口なども質問しながら、見せて頂き説明をして頂きました。

この後、こちらの入所希望を伝え、前向きに話を進めることとなります。
こちらからは、最後まで、決定とはならず、どの段階で取り下げる事も可能です。
先方からは、健康診断書と面接で問題がなければ、決定となります。
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◆入所予定の部屋の見学と入所に際して必要書類の説明
みつこさんの実際の入所予定の部屋を見せて頂きました。
一番南東角の部屋でした。東に出窓、南に掃き出し窓で、そこからは牧場へ歩いて行けます。
ただし、通路先にセンサーが設置されています。
みつこさんは純粋の徘徊はありませんでしたが、ショートステイ中に一度だけ鍵を開け、非常階段を伝って、道路まで出ていたことがあります。
トイレを探してあちこち行ってしまうことはしょっちゅうあります。
ただ、常に腰痛、脚痛のあるみつこさんは、そんなに速くは歩けませんので、この戸外に出れる窓はあまり気にしませんでした。

トイレは部屋の正面にありましたが、入り口が正面ではなくて、視界から外れますので、恐らくわからないでしょう。
当時のみつこさんは、新しいところは決して覚えられない状態でしたので、トイレの場所も、部屋のまどりも、自分の部屋もたぶん覚えられないだろうと思いました。
だから、どの部屋でも同じだろうと思いましたので、少しでも日当たりが良く、居心地が良さそうであれば、家に似ているということも必要ないだろうと思いました。

ということで、このお部屋で結構ですとお返事致しました。
南東角なので、明るさと日当たりは一番良いと思います。
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◆施設側から、自宅へ出向いてくれての本人との面接

こちらからの入所の承諾を受けて、本人の面接を兼ねて、在宅の状況を見に来てくださいました。
来て下さったのは、生活相談員さん、介護士さん(ユニットの責任者)、看護師さん1名でした。
当日は、みつこさんは自宅にいる日でしたが、午後2時だったと思いますが、眠りこけていました。
揺すって、反応はありましたが、目をあけてはくれませんでした。

その後、私の家の方へ来て頂いて、こちらからも質問させて頂きましたが、主に看護師さんからは現在の体の状態を、介護士さんからは家での介護の状態を聞かれました。

みつこさんにどのように対応して下さるのかを、相談して下さるそうでした。
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◆書類作成:健康診断書、医療情報提供書の申請、市役所への申請等
一番最初に準備をはじめたのが、健康診断書の作成でした。
半年以内の情報であれば、それで通用するものでしたが、感染症などの検査は受けていませんでしたので、どうしても健康診断を受け直さざるを得ませんでした。

健康診断を受ける事自体がすでに難関でした。
  ◆病院まで予約の時間に行けるか。
    ・説得して、連れて行くことができました。
    ・レントゲン撮影、感染症の検査で、のど粘膜の採取ができず、1,2、の3で鼻粘膜か     ら採りました。
  ◆検尿はどうするか。
    ・採尿は無理でしたから、2日程前から、パッドに尿漏れがあると冷蔵庫保存して、新     しいものが採取できるごとに入れ替えて用意して置きました。

と、何とか無事健康診断が受けることができ、結果も問題ありませんでした。

その他の書類については、時間がかかったのは、医療情報提供書ですが、時間が必要なことを除けば問題はありませんでした。
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◆家具類、衣類、タオルなど身の回り品の準備と搬入
入所当日までの2日間を使って、自宅の車で搬入しました。
収納家具などは事前にお店を見て回って用意して、私の自宅に保管していました。
洋服類、下着類などの名前付けはかなり時間がかかりました。
そういった準備はみつこさんにわからないように、デイに行っている間に進めました。

◆よしおさんの説得
「家で、あんたに看てもらいたい。」と言うのが最初に話した時の言葉でした。
「家で、私ひとりでは、看る事はできない。ヘルパーさんに目一杯、入ってもらっても良いのでなければ無理です。」と説得して、
「じゃあ、おかあちゃんを説得して頂戴。」と言う返事をもらいました。

しかし、よしおさんも認知症で、すぐに忘れてしまいます。
荷物を入れている時には、
「おかあちゃんは知っているのか?」とか、「行きたくないのじゃないか?」とか、
私が鬼になったような、辛い時期でした。

◆入所当日
その日、出かけられるか?
それが、最後の難関でした。
健康診断はじめ、ひとつづつクリアしてきて、その日を迎えました。

いつも「行きたくないね」が合言葉みたいになっていたみつこさんを、
私は万感の想いを笑顔に隠して、「今日は出かけましょう!!」と、毅然として、呼びかけました。

その気迫に押されて、みつこさんは出かける用意をしてくれて、寝ているよしおさんに「行ってきます。」と言いに行きました。
そんなことは、普段はありません。きっと何かを感じたのだと思います。

よしおさんも起きてきて、玄関まで見送りに来ました。
「私、帰ってくるから・・」とみつこさんが言って、
「いってらっしゃい。元気で・・」とよしおさんが言いました。
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あの日のことは忘れません(完)

2007年10月1日の日記
  
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みつこさんの口腔ケアの日でしたので、午前中に慌てて施設へ出かけてきました。
よしおさんは、ひとりにされるのを嫌うのですが(不安だから)、
わかってもらうには良い機会なので、妥協しないようにしています。

施設に着くと、昨日に引き続き、今日も中学生の福祉体験ということで、
近くの中学生が数名、体験学習にやってきていました。
ずいぶん若い介護士さん?っと思ったら、違いました。
車椅子を押して、施設内の散歩かな?
私の中学生の頃には、こんなことあるはずもなく、施設自体もそんなにありませんでしたから。

さて、みつこさんは、今日も起きていました。
ひとりぽつんと指定席になっている席に座って、
おやつが済んで、テレビを見るともなく見ていました。

「おはよう~」と声をかけると・・・。
「あれっ、どこへ行ってたの?」といつものお返事を聞かせてくれました。
猫のぬいぐるみを胸に抱いて、「他のは、どこへ行ったのかね?」とも言っていました。
そうだよね。うちには3匹いるもんね。

まだ、口腔ケアの先生が、他の利用者さんのケアに回ってみえたので、
待ち時間の間、テレビの番組を時代劇に変えると、「あはは~」と声を出して笑ってくれました。
何が可笑しかったのかな?役者さんの表情かもしれません。

雑誌をひろげて、ふたりで読めるようにすると、私の方へ押しやって、
「私はいいです。どうぞ。」という意味のことを言いました。

最近感じるのは、意思疎通のできることがあること。
言葉がはっきりしてきていること。
絶対、フェルガード効果だと信じています。

よしおさんに対しては、今一、効果がわからないけど、みつこさんには、
言葉の点で効いている気がします。

「では、みつこさん、どうぞ~」と口腔ケアの先生が呼んで下さった時には、ちょっぴり気分が下降ぎみになっていました。
先生はみつこさんのお部屋の洗面台のところで、ケアしてくださいます。

まずは、テーブルから部屋へ行くのを拒否されました。
「いやです。」
「どこにも行きません。」

と言うのを、無理やり立たせて、歩かせたので(ほんの数歩ですけど)それでも、トーンダウンしてしまいました。

まず最初は「自分で歯を磨いて下さい。」とブラシを渡されるのだけど、拒否。
では、と先生がやって下さろうとしても、口をなかなか開けてくれませんでした。
渋々開いても、「もういいです。」(はっきりそう言いました。)と、何度も手で払いのけようとしました。
こんなふうだと、歯医者さんの治療は難しいだろうなぁ~。
「痛いから、いや。」とも言いました。歯茎に当たったブラシが痛かったみたいです。

でも、まあ、それなりに終りました。
口をすすいだお水も、上手に吐き出しました。

みつこさんの良いところは、機嫌が悪く怒っていても、決して後をひかないところ。
5分経てば、けろっとしています。たぶん忘れてしまうのだと思うけれど。
それは、家に居た頃と同じです。

口腔ケアが早く終らざるを得なかったので、まだ早いし、また、喫茶室へ出かけました。
今日は、別のグループが喫茶に入っていました。
水曜日の担当のグループです。

ここはケーキがあるということなので、みつこさんとふたりでケーキ1個、紅茶をそれぞれ1杯頼みました。
お客さんは誰もいなくて、ふたりで貸切でした。
フルーツケーキ1切れを半分こして、温かい紅茶を飲んで、しばらく、ぼーーっと過しました。

お昼近くになって、ユニットへ戻ると、ちょうどケアマネさんがお手伝いに上がってきて下さったところでした。

みつこさんを間に挟んで、しばし、よしおさんのことを話してしまいました。
ケアマネさんも以前から、ふたりのことを良く知って下さっているので、
ご自分のご両親の話も交えて、ゆっくりお話ができました。

「去年の今頃は、みつこさんの今の姿は想像もつかなかったわけだから、よしおさんのことも心配しなくてもなるようになるから~~~」
と、この方は、ゆったりと大らかで、気持が楽になります。

みつこさんは、私とケアマネさんの間で、こっくりこっくり始めていました。

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【よしおさん】
よしおさんのおパンツ交換、お尻の清拭、痔の注入薬の挿入を毎朝続けていますが、
ほぼ良くなってきました。
それと同時に元気も快復。
寝ている時間は同じですが、ちらりと新聞を読んだり、つまみ食いをしたり、
水分も自分で摂れるようになってきました。
やはり、排便が気にならなくなったことが一番大きいようでした。

朝、みつこさんのところへ出かける前に、よしおさんにショートの打診をしてみましたが、
やはり、否定はしないものの、乗り気ではありません。
「考えておくわ・・」と昨日と同じ答えです。
それでも、懲りずに、忘れないように、言い続けようと思っています。
ただし、「家盗られ妄想」に陥としいれないよう気をつけて・・と考えています。

坑不安薬のリーゼは量を減らして、かつ、1日おきにしていました。



ところが、今日は夕方になって、また、不安が再燃してきました。

「胸が詰まるような変な気がした。」
「突然死ぬのじゃないか。」
「今から救急車で病院へ連れて行ってもらおうか。」


と理不尽な言葉を並べ立てて、不安を表していました。

胸の違和感は心配するものではないと思います。
ただただ、不安が高まっていると思うので、
また、やっぱり、リーゼは必要だと今夜も1錠飲んでもらいました。

ひとりでいることが不安を誘うので、ショートに誘う良い機会でもあると考えています。


【みつこさん】
やっと、起きているみつこさんに会ってきました。

ご機嫌はまあまあ。悪くも無いけど、特別良くもありませんでした。
歩行能力が落ちたなと感じました。
せめて訪ねて行ったときくらいと思って、嫌がるけれど、なだめながら喫茶まで手をとって歩いていきました。
今日もハーブティーを美味しいと言って、飲んでいました。
ミントの清涼感がお気に入りみたいです。

ピック病でいろいろ調べてみていると、予後はあまりよくなく、
急速に進んで、寝たきりとなり、亡くなる場合が多いとか。(2年ー8年で)
今でも意思疎通はなかなか難しくなってしまったけど、まだ、今ならよしおさんのことがわかる。
ふたりで居てもそれなりに安らげると思うので、
そういう意味でも、よしおさんをみつこさんのところへ早く連れていきたい。


判断能力のない、よしおさんだから、待っているばかりでもラチがあかない。
その辺の兼ね合いがうまくいきますように。

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昨晩はNHKスペシャルをずっと見てしまいまして、更新する時間がなくなってしまいました。

前半は認知症の診断が遅れていること、まちがった診断を受けたり、認知症ではないと言われ、何年も無駄に過し、その間に認知症が進行してしまった方たちのお話が主でした。

やはり若年性の認知症の方たちが多かったのは、それだけ認知症とは思いがたいわけで、当然と言えば当然かもしれません。

問診、検査(長谷川式など)、画像診断の3本柱が必要なのに、それを受けないで、適当な診断をされている。
きちんと受けているにも関わらず、正しく診断されていない、画像を読めていない場合もある、、など、みつこさんは後者だったんだなと感じながら見ていました。

「認知症ではないでしょうか?」と言って受診していても、「認知症ではない」と言われている人が多い中で、認知症とは思ってもいなかったみつこさんの場合は止むを得ないのかもしれません。
認知症と診断された後でも、病気違いであったり、、、認知症の診断もまだまだの状態なのですね。
1日も早く、診断法が確立され、徹底されるようにと願っています。


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今日のよしおさんは、お尻の方も落ち着いたようで、痛みも訴えないし、パンツの汚れもあまりありませんでした。
ちょっと前から食事も進むように戻っているし(ちょっとお菓子の食べ過ぎくらい)、お尻が大きく影響していたみたいです。
坑不安薬のリーゼは1/2錠にして、時々それも抜いたりしてみています。
布団に入っている時間は今までと変わらず、食事以外は寝ています。
でも、眠りこけているわけでもないので、そんなに心配はいらなさそうな気がします。

今朝もショートステイのことを切り出してみましたが、頭から否定するわけではないけど、「考えてみる」と答えて、黙ってしまいました。
考えてみるということは、行きたくないということで、あまり突っ込むと、また、不穏になりそうで心配です。

ふたりにとって、どうするのが一番いいのか、考えれば考えるほど「どつぼ」にはまりそうで、頭が痛くなります。
みつこさんにとっては、よしおさんが同じところに居れば、どんなにか、心強いというか、進行を抑えられる様な気がします。

よしおさんにとっては、絶対に家がいいだろうと思う。
汚かろうが、寒かろうが、、、そんなこと平気なのだから、好きなように寝て、好きな時に食べて、、でも最近ではそれが寂しいと感じてはいる。

あれだけヘルパーさんを嫌がっていた人が、今は平気になっているのだから、施設へ行く(たまにショートを利用する)ことも、いつか時が至ればできる、今はまだその時ではないと思えばいいのかな?


今日はみつこさんに会いに行こうと思っていたのに、てきぱき動けないでいるうちにお昼近くになってしまい、「もう、今日はやめたっ」と、やめてしまいました。
でも、それができることの幸せ、感じています。

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よしおさん、食欲もまあまあ。
お尻の方も何とか落ち着いています。

ただ、眠り姫のみつこさんに対抗したみたいに
眠り王子になりました。
「お尻が痛いから」
「寒いから」
いろいろ理由をつけて寝てばっかりです。

リーゼをやめてみようかなと思っています。
今日は飲んでしまったので、明日から。
先生には相談してないけど・・・。

また、不安そうになったら、飲めば良いので・・・。

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金曜日は鍼治療の日なので、よしおさんに少し急いで朝ご飯を摂ってもらいました。
ちゃんと起きて食べることができました。
夕べは夜食もいろいろ食べたようで、牛乳、バナナ、それにお菓子のからが散乱していました。
いつもだと「食べ過ぎーー」って怒ってしまうのですが、
このところ食べる量が減っていたので、今日はホッとしました。

みつこさんの鍼治療に行く事を告げると、「玄関まで連れて来てもらおうか」と自分勝手なことを言います。
玄関まであげたら、みつこさんは家に帰ったと思います。
玄関は寒いしね。
家のことはちゃんとわかるのだから。
そんな可哀想なこと、できるわけがありません。

それに今日は冷え込んでいるので、ふたりとも風邪をひかせたくありません。
「今日は寒いから止めておいて、もう少し暖かくなったら、ぜひ訪ねて行って下さい。」と言うと、
「そうだな。」とあっさり受け入れてくれました。



ところが、いざ、施設についてみると、みつこさんは今日も起きれていませんでした。
昨日は、結局、午後1時に起きたそうです。
それで、夜も9時には就寝だったそうで、ちょっとした眠り姫になっています。

「みつこさん、鍼に行きますよーーー。」と声をかけても、
何だか、言語明瞭、意味不明のお返事です。
意識はあって、言葉は返すのですが、絶対に目を開けてくれません。

夫も一緒になって、「みつこさん、鍼に行きますよーーー」と声をかけると、
「なに? もうひとり、だれが入っているの?」って、お風呂じゃないよ。
爆笑してしまいました。

結局、これでは無理だと、諦めて、鍼はキャンセルして、帰ることにしました。
「みつこさん、今日はもう帰るよ。」と言うと、
今日は、言葉の意味がわからないらしく、「何だかわからん」と答えていました。

今日は何時に起きたのかな???



家に帰ってくると、、、
今日はよしおさんが、お昼に「お尻が痛いから寝ている・・・」と痔の痛みを訴えています。
テーブルを見ると、みかんやら、干し柿やら、お菓子やら、いろいろ食べてあるので、
それでよいことにして、ミルクティーで、お昼の薬を飲んでもらいました。

痔の方はどうしたものかと思うのですが、
この前みたいにすごく痛いわけではなく、排便しようとすると痛むらしく、
排便が中途半端になっています。
なるべく水分を摂る事で、便を柔らかくして、痔の方は注入薬をもうしばらく続けて様子見しようと思います。

昨日、紙おむつの補助申請もしてきましたので、これからは、紙パンツで過してもらおうと思います。
紙パンツ、尿とりパッドなど、介護認定を受けていると、9割の補助が出て、
これが大助かりです。

夕ご飯には起きて来ましたが、見ると枕もとに便のついたティッシュが散らばっています。
それに便の塊もひとつ。
まずは、石鹸で手を洗ってもらって、それから夕ご飯にしました。
ご飯は、まあまあ食べれています。
牛乳も結構、飲んでくれるようになりました。



私はと言うと、体中の痒みが始まって、とうとう1年たちました。
いつもちょっとした痒みはあって、皮膚科にいって、それで1回一段落すると、しばらく間があるのに、昨年からはとうとう休み無しで、ずーーーっと1年間続いて、体中、シミだらけになってしまいました。
ほんとに手先から、足先まで、体中痒い。冬は乾燥から、夏は汗で、良くなる間がありません。

それにお風呂に入って温まると、たまらなく痒くなってきて、お風呂がリラックスの場ではなくなってしまっています。ぽりぽり。
それに、ここのところ、頭が痒いいいいいい。
脂漏性湿疹です。しばらく陰を潜めていたのに~~~。

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【よしおさん】
抗不安薬を処方されて以来のよしおさん、
うつ状態というか、不安な、寂しい状態がぴたっと止みました。
ほんとに助かりました。
そのかわりかかどうかは不明ですが、まる1日、食事以外は寝たきり老人です。
新聞も山のように積みあがっています。全く開いていません。

夕べ寝る前くらいに訪問すると、トイレから出てきたところでした。
「出た?」と聞くと、
「出ない。」という答えでしたので、
「牛乳を飲みませんか?」と誘ってみましたが、
「夜中に行きたくなると嫌だから、明日の朝にする。」という返事でした。


今朝、訪問すると、
台所に濡れたズボン下が脱いでありました。
おしっこではなさそうでした。
どこでどうしたのかは不明です。

9時半過ぎに、朝食の為に起こしに行くと、
「おなかが痛いから、食べたくない。」
「えええっ」

でも、よく聞いてみると、
排便をしたら、お尻が痛くなった、痔が痛み出したということでした。

寝たままで、パンツを見ると、便で汚れています。
脱がせて、蒸しタオルでお尻をきれいにしました。
お尻にも形のある便が付着していました。
まだ、痔が治っていなくて、排便するだけで痛むようです。
「何ともない」という言葉を信じて、注入薬をストップしていましたが、
再開です。注入薬を入れて、パンツとズボン下を替えました。
そのまま朝ご飯抜きにしました。



【みつこさん】
それから、2日間があいてしまった、みつこさんを訪問しました。

施設に着くと、今日は会いたい人に皆会えました。

階段の途中で、ケアマネさんに会いました。
先日もお習字のクラブに誘ってもらったそうです。
「筆を持つところまでは出来るのよ。」とおっしゃってました。
「字を書くところまではしてもらえないけど、嫌じゃないようだから、またお誘いしますね。」
「それに、字は読めるようで、春(はる)とか、口に出して下さいましたよ。」と報告を受けました。
良かったね。。。

ユニットまで上がっていくと、ちょうど生活相談員さんがいらしたので、
よしおさんのことを相談することができました。
施設入所の申し込みをしておいた方がいいのか、
もっと間際になってからの方がいいのかということです。

「夫婦で入所していらっしゃる方も何組かあるので、今から申し込んでおいて、状況が変わるごとに変更していったらいいですよ」というお返事でした。
「ご夫婦は、考慮しますから」とも言って下さいました。
今は、施設なんて・・・というよしおさんだけど、暮れくらいからの変わりようを見ていると、
いずれはふたりで一緒に過した方が良いのではないかと思えるから、
近いうちに申し込みだけはしておこうと思う。

さて、みつこさんは・・・
「今日は起きれないのよ・・今、おパンツだけ3人がかりで替えたところです。」
うふふぅと意味深な介護さん。
相当なバトルを演じたみたいでした。
入所したばかりの頃は、介護さんたちも、みつこさんのこと恐々でしたが、
今はすっかり慣れて、「みつこさんのアレが始まった!」みたいに扱ってくださいます。

お部屋に入ってみると、確かに、がはぁ~~~と寝ていました。
「みつこさんっ」と呼びかけると、
目をつむったまま、「はいぃ」と怖い返事。
意識はあるけど、起きたくはないということらしいです。

しばらくついていて、お昼までに起きれたら、着替えとか手伝っていこうと思い、
側についていました。
と、夢なのか現なのか、まだ、先ほどのバトルが頭の中にあるのか、
出ましたよ。「何すんの、バカッ」と叫んで、宙を足蹴りしていました。
まだまだ、健在なんだ、みつこさんの暴力、暴言(可愛いけどね)

なかなか、起きる気配がないので、ちょっと揺すって、
「みつこさん、今日は帰るね」と言うと、
「帰るの。寂しいね。」とギョッとする返事をしてくれました。
正気で受け答えをしているのか、どうかは不明ですけど、
最近、回路がかなり繋がっています。

会話が成立することが多くて、ほんと良くなっているような気がします。

今、睡眠薬は抜いたままです。
昨晩は9時から寝ているそうで、眠気がたまっていたのでしょうか。
薬のせいではないのなら、たまには良いと思います。

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よしおさんが、便秘に対してすごく神経質になってしまっています。

昨日あたりから、「出ない、出なくて苦しい。」と言い始めました。

まだ、やっと下痢が治まったところなのに。

1日のほとんどを寝て過しています。
食事量も少ないし、水分摂取も少ない。

でも、一応、本人は自立している状態なので、
何かをして下さいとお願いしても、意に添わなければ絶対してくれません。

何かと言うのは、水分を摂った方がいいから、
ジュースを飲んで欲しいとか、
食事をして欲しいとかいうことです。
でも、気が乗らなければ、「後でいい」と言って、
無理やりすすめることはできません。

まだ、下剤を増やしたりはしたくなかったので、
昨晩は無理やり牛乳を飲んでもらいました。

今朝も、雨戸を開けると、トイレに籠もっているところでした。
「出ない。」と言って、トイレから出てきましたが、
もう一度朝も牛乳を無理やり飲んでもらいました。

1時間ほどして、朝ご飯を食べて後、
パンカマを無理やり多量(コップ1杯)の水で飲んでもらいました。

記憶がすぐなくなるので、本人はその時のことしかわかりませんが、
どうやらお昼までに出たようでした。

お昼ご飯を持っていった時には
「まだ要らないから、置いといて。」と言っていたので、
ご飯と普段は抜きのパンカマを昼食後の分も用意しておきましたが、
結局、パンカマは飲んでありませんでした。
私も迷っていたのですが、下痢になっても困るので、
それで良かったかなとも思います。

決して何日も便秘しているわけではないので、
とってもとっても神経質になってしまっているようです。

よしおさんも、今の事しかわからなくなってきました。

みつこさんの時もそうだったけど、排泄の様子などもトイレの様子から想像するだけです。
本人の言う事は真に受けないように、上手に操作する必要がありそうです。

しばらくは飲み物を増やして、様子をみたいと思っています。

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先日、両親の可愛がっている猫のトムくんが、便秘でう~んう~ん言っている時に、これはまずいと行きつけの獣医さんに連れて行くと、玄関に忌中の張り紙がしてあり、胸騒ぎがしたこと、お話しました。

トムは別の獣医さんで、浣腸して、事なきを得ましたが・・・いつもの獣医さんの方が気になっていました。
あれからしばらくして、気になるので、買い物帰りに獣医さんへ回って様子を見に行きました。
玄関前には、新年の診察予定が出ていましたので、少なくとも先生が亡くなった訳ではないのだ・・と自分を無理やり安心させていました。

トムくんは体調不良で、ワクチン接種が伸び伸びになっていましたので、今日は思い切って出かけてきました。
キャリーを見せると、ふーふー怒っていましたが、私一人で連れて行けるようになりました。
偉いね。トムくん。

獣医さんに着いて、年末のお話をすると・・・
「実は、女房が・・・、前の晩まで何とも無くて、『おやすみ』って寝たのに・・そのまま・・」と絶句されました。

開業された当初から、先代わんこを連れて通っていた獣医さんで、ずっと奥様と二人三脚の獣医さんでした。
子供さんが生まれた頃は、おんぶして奥様も手伝っていらっしゃいました。

怒りんぼのトムの頭をバスタオルでくるんで押さえて下さっていました。
シェリーの最期の時にも、上の住まいから急遽降りてきて心臓マッサージに加わって下さった。

人の命も、はかなくて・・何とも言えない気持になりました。
きっと、まだ、いつものように診察室でお手伝いしていらっしゃったのではないかしら。。。

誰との出会いも、一期一会と思って接したいとあらためて感じました。

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主に認知症の為の 「最新漢方情報」 をきじとらさんがお寄せ下さいました。
嚥下問題に非常に有効な漢方薬などの情報です。
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以下に貼り付けさせて頂きます。 情報源:「きじとらさん」



先日、高齢者医療、特に認知症における先端的漢方治療を専門に研究をなさっている先生が、医療関係者向きの勉強会で発表なさった最新の漢方治療情報を得ました。要約してお伝えします。

抑肝散(加陳皮半夏):
レビー小体型認知症に対し著効があり、これだけで幻視が消失することさえある。じんわり着実に効いて来る感。アルツハイマーの陽性症状(易怒、徘徊、暴言ほか)にも一定の効果がある。ピック病の激しい陽性症状に対しては、効果は限定的。

釣藤散
服用させると脳血管型認知症の情動失禁、昼夜逆転の他、中核症状(知能そのもの)も改善傾向を示す。もっと効果があるのではないかと更なる研究が待たれる処方。

八味地黄丸:
特に初期のアルツハイマー型認知症に効果がある。尿失禁にたいしても一定の効果がある。量を工夫してほかのエキス剤と併用しやすい。

半夏厚朴湯
高齢者の嚥下反射・咳反射の明確な向上。結果、誤嚥性肺炎を防止する。誤嚥を繰り返す高齢者に対して服用を一考するに値する。副作用がきわめて少ないことが特徴的な処方でもある。

甘草を含むエキス剤を服用する際の注意点: 甘草は大半の漢方エキス剤に含まれているが、高齢者の場合、甘草起因の低カリウム血症を起こしやすい。発生頻度は一般の医師が思っているより高い。利尿剤などを使っている患者は特に注意すること。服用数週間以内に発生することが多い。正しく対処さえすれば大事にならない。

きじとら私見少なくとも、高齢者が服用中のエキス剤に甘草(カンゾウ)が含まれているかどうかはチェックしておいたほうがよい。甘草は、有用な生薬であり、決して悪者ではない。要は用心して使い、何か起こったらすぐ対処できるようにすればよい。二つ以上のエキス剤を併用する際は、ひとつは甘草を含まない処方にするなど、工夫も必要。上の四処方のうち、八味地黄丸と半夏厚朴湯は甘草を含みません。

抑肝散がピック病に効かないという見方はコウノ先生の意見とは異なりますね。更なる研究が待たれます。

半夏厚朴湯に誤嚥防止作用があることは知っていましたが、根拠データを見てぶったまげ。まさに著効です。

抑肝散と加味逍遥散の使い方の違いを、超簡単にご説明されました。外に向かっていらいらしたら(自分以外に八つ当たりしたくなったら)抑肝散。内に向かっていらいらしたら(鬱々となり、ため息ばかり出て、いらいらの矛先が自分自身に向いてきたら)加味逍遥散なのだそうです。
きじとら | URL | 2008年01月16日(Wed)01:40 [EDIT]





以下、昨日upしたつもりだったものです。

今日は、義父の7回忌。
当然私も出席するべきなのですが・・・よしおさんの状態を考えて、やはり止めました。
焦らなくても、時期がくれば、ショートを利用したり、或いはみつこさんと一緒に施設に入所したりということもできるようになるでしょう。

よしおさんの、便秘・下痢・痔の3点セットは昨日くらいから、落ち着いてきました。
お騒がせでしたが、何事もなかったように元に戻っています。
どうやら、紙パンツも、まだしばらく要らなそうです。

今朝は私がぼーっとしていたのか、よしおさんの薬を朝と夕の薬の置き場所を間違えてしまいました。
それをよしおさんが気付かないで、朝食後に夕食後の薬を飲んでしまいました。
夫が法事に出かけるのを、手伝って、その後、友ちゃんの散歩に行って、戻ってきてから、訪問すると、すでにひとりで朝ご飯を食べて、薬を飲んで、また寝ているところでした。

朝と夕では、共通の薬も何種類かありますが、血圧系の薬は午前中には飲まないと良くないものばかりです。
慌てて、残っていた朝食後の薬から朝専用の薬だけをつまみ出して、よしおさんを起して飲んでもらいました。
薬は分かりやすいように一包化してあるので、こういう時は不便です。
でも、今は薬事表に薬の写真が載っているので助かりました。
薬事表の写真を見ながら、お箸でつまみあげました(パンカマの中に錠剤が埋もれています)


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お昼前くらいに、いつものように、みつこさんを訪ねてきました。
まだ、睡眠薬抜きが続いていますが、調子良く眠れているそうです。
夜中にトイレに起きることがあっても、また入眠できているそうで、よかったです。

今日は、テレビを見ながら、笑っていました。
お笑い系の番組でしたが、「あはは」と笑っているのを見て、心底嬉しくなりました。

ほんとに、よしおさんもひとりで寂しがっていないで、みつこさんと一緒に施設にいてくれたら、私も安心なのに・・・。
いつかそういう日が来るかもしれません。心の中で願っていることにします。


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さて、今日のタイトルですが・・ちょっと困ったことです。

3人のヘルパーさんが、交代で入って下さっています。
皆さんそれぞれ、得意分野が異なっているので、なるべく上手にお料理好きな方にはお料理をお願いするようにとか、力を発揮して頂ける様に考えています。
皆さん、みつこさんの時から、よくして下さっている方ばかりです。

そのうちの一人の方が、プライベートなことに突っ込み過ぎなことがあって、前々から気になっていました。
自分のプライベートなことをよしおさんに話す(相談する)という意味です。
よしおさんのプライバシーは、外へは出されていないと信じたいですが、信じがたくなってきます。

今日も終わりにサインをしに訪問すると、そんなプライベートな話をしている(相談をしている)ところでした。

今日は、とうとう、やんわりとですが、釘を刺させて頂きました。
どこまでわかってもらえたかは疑問だけど、「私も来れなくなってはいけないので、以後慎みます。」と言って下さったので、分かって頂けたと思います。

単なる世間話で、よしおさんの相手をして下さるのなら、とてもありがたいのですが、ちょっとのことなのですが、越えてはならないところを越えているという気がしました。

でも、今日ははっきり私の気持ちが伝えられたので、もやもやは消えました。

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霊の世界とか、そういうのにアレルギーの方は、どうぞスルーしてくださいネ。


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実は昨日初めてテレビ番組の「オー○の泉」を見て、考えるところがありました。

江○さんのことを始めて知ったのは(もちろん週刊誌の見出しなどでは知っていましたが)、最愛のわんこ、シェリーが一昨年に逝ってしまった時からなのです。

シェリーの後にやってくることになった友ちゃんのことなどを通じて、霊能者さまに少しづつ感心をもつようになり、本を読んでみたり、番組を見てみたりしていたのです。

彼の言う
「今、この世で起きている事柄は、どんなに辛いと感じることでも、すべて決められていること、試されている事、魂を鍛えられていることなのです。乗り越えられない試練はありません。」という言葉なのです。
「すべて偶然はなくて、必然」と言う言葉なのです。

これは、クリスチャンのお友達が、伝えてくれた
「神様は乗り越えられない試練はお与えにならない。」と言う言葉と意味が同じなのですね。


私の心の中には、よしおさんへのわだかまりが常に見え隠れしています。

よしおさんは、私にとっては、この世に生きている、最後のただひとりの直系です。
私には、自分の子供もいませんし、兄弟姉妹もいませんから。
それなのに、「いつまでも元気に長生きして」と心底から思えない冷たい私がいます。


よしおさんと、私の実の母と、私との事、書こうと思いましたが、思いとどまりました。
今は、まだ、書けません。でも、いつか告白するかもしれません。


様々な葛藤があって、今の私とよしおさんの関係があるのですが、その、これまでの歴史の故に、よしおさんへ誠心誠意の介護ができそうもない、これから後どれだけかわからない残りの時間を、私ができるだけのことをするからね、と言えない。

そういう気持で悶々としていた時に、「全て必然」「与えられた試練」「魂を鍛える場」
そういった言葉が胸に響きました。

これは、私が乗り越えなくてはならない試練なのだ。。。。?
笑顔で取り組まなくてはならない試練なのだ。。。。?
私は今試されている。私は何の為に生まれてきたの?????

すべて、決まっていたことなのだろうか。。。?
私がよしおさんを捨てて逃げない事も、私がよしおさんを最後まで看るだろう事も、
きっと、前から決まっていたことなのだろう。。。か?

だったら、笑顔を作ってでも、穏やかでいよう。自分を追い詰めるのはやめよう。


私には、3人の亡くなった兄弟姉妹がいます。
それと1人の流産でこの世に生まれなかった兄弟がいます。
それと39才で逝った実母。そしてシェリーちゃん。
みんなが、私を見守ってくれているような気がしてきました。

江○さんが、ボクシングの内藤選手に言っていた言葉で、そう気付きました。

まだまだ、きっと迷い悩むけれど、「逃れられないなら、それに立ち向かっていかなくては。」
これは、ネット友から頂いた、ナンシーレーガンさんの言葉から。。。。。

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2007年8月になりました。

◆8月には、特養Nから最初の判定会議の結果、上位10位以内のAランク判定が出たとの報告がありました。
◆また、それに続き、8月末に実際の入所の打診がありました。
◆それを受けて、実際にみつこさんが、入所できるか?やっていけるか?
◆主たる介護者である私は、ほんとうにそれでいいのか?
◆よしおさんを説得できるか?という問題も出てきました。


---------------------
◆8月には、申し込みしてある特養すべて、最初の判定会議が行われる予定です。
その、最初の判定会議の結果を書面で知らせてくれたのが、現在入所している、同市内の特養Nでした。
他の特養は、問い合わせれば教えてもらえたと思いますが、先方からの連絡はありませんでした。

特養Nからの判定会議の結果報告には

「判定会議の結果、待機10名以内のAランクになりました。」と記されていました。

Aランクに入るということは、半分くらいは予想してもいました。
実際には10名中の何位かもわからないし、「そんなに何年もは待たなくていいのだな」くらいの感想でした。

◆ところが、それから何日もしない8月の末に、特養Nの生活指導員さんからお電話があり、入所の打診がありました。
10名中、かなり上位にあったこと、空きができたこと、入所の打診があっても、「今回は保留」とされる方もあることがわかりました。

◆1年以内には入りたいと思っていた特養ですが、それも第一希望の特養ですが、心の準備がすぐにはできず、いざとなると、気持がぐらついてしまいました。
特養Nの生活指導員さんも「即答して頂かなくても良いので、お部屋を見に来たりして、よくお考え下さい。」と言って下さいました。

もしここで、今回は保留のお返事をしても、最下位になるわけではありません。
しかし、次回11月の判定会議の時に、更に重要度の高い申し込み者が現われていると、その方より後になり、結果としては、伸び伸びになっていく可能性は高いです。

GHに入所した時は、みつこさんの混乱状態に対処方法もわからず、兎に角どこかに置いてもらわなくてはという気持が一杯でしたから、入所することに何の躊躇いもなかったのですが、今回は、これがみつこさんの最後の住まい(仮住まいではあっても)になるのだろうと言うセンチな気持があり、私には大変な戸惑いがあり、感慨深いものがありました。

◆また、新たな問題として、よしおさんの説得ということが残っていました。
よしおさんも私同様、GHの時には病院からの流れがありましたから、何も言う事はありませんでしたが、今回は6月から3ヶ月間在宅でやってきて、どんなにたいへんなことが起きても、よしおさんにはたいへんさを理解できていませんでしたので、在宅でやっていけると思っていました。

もちろん、施設入所のことは折々話していましたが、それこそ、もっと先で、どうにもならなくなれば・・・というふうにしか思っていませんので、心の痛む、でも最重要の問題でした。


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8月に入ってからのみつこさんは、この年3度目の病気をしました。

8月の初めに1泊、ショートステイで泊まりの練習をしていました。
この、ショート滞在中から、足が痛い、背中が痛いと言っていたそうです。
帰りの車の中でも「痛い、痛い」と言い続けていました。

足が痛いのは、持病なので、悪化しているのかなと思った程度で、さほど気にとめていなかったのですが、痛みはどんどん強くなり、でも、病院へ行くのは拒否していました。
それと平行して、パンツ交換の時に、背中に湿疹みたいなものができているのにも気付いていました。
痛いと言っている足のところにもぷつぷつがありました。
悲しい事に、痛みと、ぷつぷつが結びついていませんでした。

土、日をはさんで、往診も頼めず、なすすべもなく過ぎて、痛みで食事も進まないまま、月曜日には夫のおんぶで、それこそ無理やり病院へ運びました。
以前の胃潰瘍の事があり、痛み止めも絶対に使わないと我慢させてしまいました。
背中の痛み、足の痛みを訴えていたので、とにかくレントゲンを撮ろうかと言う時に、何気なく背中に湿疹もあるのですが・・・と診て頂いて、すべてが解決しました。

帯状疱疹だったのです。痛いはずでした。
年初めからの病気の連続、施設入所のストレスなどを溜めていたのでしょう。

さて、診断はつきましたが、治療は飲み薬と点滴になります。その日はクリニックで点滴をどうにか終えましたが、通院は先生も考えた末、断られてしまいました。
点滴を引き抜こうとしたり、大声を出したり、、、他の患者さんたちへの迷惑ということでしょう。

在宅で薬だけの治療になりましたが、痛みから、食欲が落ち、ほとんど食べなくなり、薬を飲ませるのもひと苦労でした。
痛み止めの座薬挿入も抵抗が強く、殴ったり、けったり、噛みついたり、痛み止めだと説明してもわかってもらえません。
夕食の介助はヘルパーさんにお願いしていましたが、ヘルパーさんのいらっしゃる時間中に食事が済まないようになっていきました。

そんなことが続いた3~4日後、夏でしたし、どう見ても、脱水状態と考えられて、もう、入院治療しか無理ではないかと思いました。
入院できる病院へ運びたかったのですが、その時点では運ぶことは到底無理で、止むを得ず救急車を要請しました。

通院中の大学病院で、診察はするという返事をもらい、救急車で搬送してもらいました。
脱水状態になっており、点滴は受ける事が出来ました。
しかし、ここでも、認知症で意思疎通ができず、暴力的になることで、入院受け入れを拒否されました。
精神科への入院も万床で拒否されました。
実際、認知症でなければ、内科へは入院する必要がない状態なのですから、無理ないかもしれません。
替わりに、翌日訪ねるようにと、所謂老人病院への紹介状を持たされました。

その日、家に帰るのには自宅の車を使って帰りましたが、翌日家から紹介された病院へ運ぶことなど、どうやってしたらいいのか検討もつきませんでした。
救急隊員は暴れるみつこさんを「とにかく、押さえつけてでも、担架で運んで下さい」とお願いして運んで下さいましたが、家族だけで家から連れ出す事は不可能でした。
更に、そんなところはよしおさんには見せられません。

翌日になり、途方にくれているところへ、ケアマネさんから助け船が入りました。

紹介された老人病院なら入院治療をしてくれるけど、「そこへ入ることがみつこさんにとってどうだろうか?」と待ったをかけて下さいました。
そして、運命的な出会いと言っても過言ではない、「24時間在宅支援往診医」の現在のI先生に話をして下さって、その日往診して頂ける手筈を整えて下さいました。

当時、I先生は某病院の認知症外来を午前中こなし、午後は往診専門でした。主に在宅で過している老人の訪問診療と在宅看取り、ターミナルケアでした。
その日の午後、ケアマネさんも、ともに訪問下さって、みつこさんの在宅での治療のプログラムを立てて下さいました。

自宅での点滴が4日間始まり、初日は先生が点滴挿入、抜き取りまで居て下さいました。
翌日からは、訪問看護の手筈も整えていただき、看護師さんが点滴挿入、つきそいは家族で、私が抜き取ることになりました。

点滴となると、おお暴れの前科者のみつこさんです。私がついていて、途中で抜き取って外れてもどうするの?と不安が一杯でしたが、足に点滴をすることで、むしり取る事もなく、無事出来ました。

ヘルパーさんにも、点滴の終半には同席してもらえるようにシフトを組み、無事4日間は終りました。

急性期は無事、切り抜けることができ、一旦は訪問看護も週1に落ち着きましたが、食欲はなかなかもどらず、更に、帯状疱疹の痕に緑膿菌がついてじくじくの床ずれ状態になったり、落ち着くまでには3週間ほどかかりました。
帯状疱疹後のケアが必要な時には(洗浄と軟膏ぬり)、訪問看護を3日程連続しました。
その他は、訪問看護は週1来て頂きました。訪問診療も最初は週1、そのごは2週に1度でした。
訪問看護、週1の時は、介護保険で、毎日の間は医療保険を使っていました。

大学病院精神科への通院は不可能になり、訪問診療I先生に認知症の方も診ていただくことに自然な成り行きでになりました。

診察初日に、痛みがあるからとはいえ暴言を吐き暴れ回るみつこさんに対して、最初に先生がおっしゃったことは、「このままでは、家族の介護がたいへん。帯状疱疹の治療と平行して、まずは落ち着いてもらわないと・・・。」ということでした。
これまでの大学病院での投薬に少なからずびっくりされました。
アリセプト5mlと抑肝散とセロクエルという処方を続けていましたが、アリセプトの攻撃性を無視し、抑制系のセロクエルをびっくりするような量で処方されていました。
相反するものを多量に飲んでいた訳です。
まずは、アリセプトを切り、抑肝散とグラマリールの処方になりました。これではあまり効果がなく、直にセロクエルを極少量から始めることになりました。これで、しだいに落ち着いていきました。
この頃、「断言はできないけど、ピック病ではないかと思っています。」と言われていました。

精神的に落ち着いて来たと言っても、私は、軟膏塗り、投薬、トイレ介助、食事介助と息つく暇もなく、お風呂にも入れてあげることができないままの状態でした。
すんなりやらせてくれればまだしも、着替え、パンツ交換、トイレ介助などは、抵抗が強く、連日大騒動をしていました。

訪問看護さんのアドバイスで、3週間ほどしてから、「無理やりにでもデイに行って、そちらでお昼の間だけでも面倒を看てもらうようにしないと家族がもちませんよ。」と言われ、デイを再開しました。
行きつけのデイSでも、ブランクの後は嫌がりましたが、主任さんがベッドサイドまで来て声をかけて下さると起き上がって出かけていけるようになりました。
最初は主任さんにおんぶ対応して頂いていました。

そんなふうに、何とかデイを再開できてしばらくした頃に、特養からの入所の打診があったわけです。(続)

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よしおさんのお尻問題・・2年前のようには行かなくなってきました。
今朝はまだ少し下痢気味でしたが、肛門の痔の痛みは治まりました。
それでも、念の為、注入薬を挿入しておきました。
今日は、お尻の汚れもなく、蒸しタオルで拭いても汚れはつきませんでした。

やれやれ・・と安堵しましたが、念の為、朝だけはビオフェルミンを飲んでもらい、パンカマは抜いておきました。
ところが、ほどなくすると・・・
「したいのに、出なくて気持が悪い~~~~。」と、振り出しに戻った訴えが始まりました。

そんなに便がたまっているはずはないので、その訴えは何故なのか頭をひねります。
腸になにか出来ている可能性はないとは言えないだろうけど、検査なくしてはわからないでしょう。

1日中寝ている生活で、食事量も、水分量も不足しているので、そんなに便が出なくても良いと思うのですが。

一応夜から、パンカマを飲んでもらい、ビオフェルミンは抜きました。
多少、緩くても、出た方が良いということだろうか。

リハパンは、ずっと穿いていてもらおうと思っています。
市で、おむつの助成金が出るので、休み明けに申請しようと思います。

老人の排便問題は、難しいです。
また、振り出しに戻って、もう一度やり直しになって、繰り返したりしては大変です。



それはさておき、「婦人公論」の、柳澤桂子さんの記事の中に、紙おむつも環境問題を考える上ではペケだと書いてありました。

水分を吸収した紙おむつを燃焼処理するのに、余分なエネルギーがいる。
それに、ポリマー部分を燃やす事で、ダイオキシンが発生するそうです。
と言って、おとなに布おむつを使うことなど、できないわ。。。

でも、施設などを見ていても、凄い量の紙パンツが使われていますね。
環境にも優しい良い方法が発明されないかしら。

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今朝よしおさんを訪問すると、寝てると思ったのに、
「今、トイレに行こうと思ったら、痛くて動けない、痛くて痛くて・・」
「ここで、ウン○しようと思ったら、痛くて出ない、痛くて痛くて・・」

「だから、ここで拭いた。」って、何だか臭うと思えば・・
汚れたティッシュペーパーが散らばっています。

「夕べ、薬をお尻に入れたけど、少しも良くならない?」
「薬を入れた???」・・何も覚えていないものね。
「病院へ行きますか?」
「昨日のところはもういい。」
「○垣病院は?」(某有名肛門科)
「そうしようか。」
「でも、今日はみつこさんの鍼の日だから、お昼まで待っててね。」と、病院は午後に行くことにして、
お尻洗いと、パンツ交換をして、注入薬をもう一度入れました。
まだ、下痢が治まっていませんでした。

朝ご飯もお布団に運び、お薬もそこで飲んでもらいました。

家に戻って、よしおさんの診察券を見ていると、循環器科でかかっている病院にも肛門科があることに気がつきました。
早速電話をしてみると、今日(金曜日)は、午前中の診察ということでした。
それならば、みつこさんを済ませてからでも、滑り込みで間に合うかも・・・。
内科と同じ方が何かと便利だし、訪問看護ステーションもあるので、そちらも頼めるかも・・。
と、みつこさんの鍼治療を急ぐことにしました。

-----------------------
みつこさん、「起きていてよ」っと祈りつつ、施設に到着しました。
起きていました。ご飯も済んで、テレビを見ていました。

実はみつこさん、急遽、睡眠剤を切ってもらっています。
具合の悪かった方たちが、続いて亡くなったようでした。
介護さんたちが、ちょうど今なら良いタイミングだと考えて、1日だけでなく、続けて抜いてしまって下さっています。
今のところ、飲んでいても、飲んでいなくても、眠れる時は眠れるし、眠れない時は眠れないと、さほど変化はないそうです。
体内に蓄積されているとしたら、それが切れる頃変化があるのかもしれないし、ないのかもしれない。

と言う訳で、今日は早起き、できていました。
よしおさんの事があるので、早めに鍼に飛んで行きました。
今日のみつこさんは、冴え冴えで、ちゃんと会話ができました。
言葉もはっきりしていたし、回路の繋がった嬉しい日でした。
ほんとに穏やかで、可愛いおばあちゃんになっていました。

ただ、鍼治療中は、ちょっと痛かったら、ご機嫌斜めになってしまって、
「もう、止めて貰ってよ」と、口をついて出ました。
でも、こういうはっきりした言葉が口をついて出るなんて、そのことに大感激してしまいました。

感激に浸る間もなく、大急ぎで施設に送り返し、玄関でケアマネさんに引き渡して、家に急いで戻りました。

----------------------

その時が11時半近かったので、大急ぎでよしおさんを訪ねました。
すやすや寝ているのを揺すって、「病院へ行きますよっ」と声を張り上げると、
寝ぼけ顔で、「病院?」「なんで?」
「お尻が痛いのでしょ?」
「さっき、トイレに行ったら、うん○が出て、楽になったぁ~~~」「治った。」
もう、まったく、わけわかめーーーーです。

もう一度、お尻を拭いて、パンツを替えて、注入薬も入れなおしました。
やっぱり、下痢便がついているのだけど、お腹にも残っていたのだろうか。
排便時に痛まなかったのかしら。

と言う訳で、病院は行く必要もありませんでした。
まだ、今日はパンカマは抜いています。ビオフェルミンは飲んでいます。

リハパンはしばらく続けてもらおう。このまま続けてもらうかも・・です。

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痔の痛みと下痢ピーと戦っている、よしおさんなのですが、手をお尻に持って行き、その手であちこち触る・・・
汚れた手で頬杖をつく。思わず、その手をぱちぱち叩いてしまいました。
おぉぉぉぉ。自己嫌悪。

みつこさんが、そういうことを始めた時には、「ぎょっ」「これが噂の弄便?」と思ったものですが、よしおさんが手に下痢便を滴らせているのを見た瞬間、みつこさんとのこれまでのバトルが一瞬に蘇ってしまいました。

決して2回目だから、上手くいく訳ではないのだ・・・。
私、深呼吸しなくちゃ。スーハー。


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今日は、よしおさんの認知症外来の予約日でした。
7日から、痔と下痢に悩まされています。
今朝、電話で痔も診てもらえるか確認した上で、出かけることにしました。

よしおさんを訪ねると、
「朝、トイレに行ったら、死にそうに痛かった。」
「救急車を呼んで!!!」と叫んでいます。
兎に角、トイレまで行けたのだから、大丈夫、連れて行きますからと納得させて、
まずはお布団上で、お尻洗い、パンツ交換をし、そこで朝ご飯を食べて、薬も飲んでもらいました。
すると、フェルラ酸を見て、
「これは何の薬だ?」
「このざらざらが便に出ていて気持が悪い。」

便に出ていて・・・って、触ってみたの?

えっと手を見ると、爪の間が真っ黒。。。気持が悪い。「洗ったから大丈夫」だって。
だから、爪だけに残っているのか。。。
急いでみつこさんに使っていたアルコール綿で、指先を消毒して、出かけました。

夫におんぶして欲しいと言っていたのですが、よしおさんは重すぎて、無理です。
ふたりで両脇を支えて行きました。

今回は待ち時間の間、ベッドに休ませてもらいました。
延延と待って、やっと先生が来て下さいました。

もし、酷ければ、外科を紹介しますから・・とおっしゃっていましたが、

「ちょっとごめんね」って診察がはじまると、

痛いぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・・・・・・(>_<)

クリニック中に響きわたりました。

「イボ痔、切れ痔、で、ちょっと出血してるけど、大丈夫です。」という事で、注入薬を出してもらいました。

下痢には整腸剤のビオフェルミンです。

アリセプトは増やしたいけど、下痢中なので、次回に増やすことになりました。

坑不安薬のリーゼは、心臓神経症というか、不安神経症なので、続けた方が良いということでした。
介護者のために、だそうです。

下痢が続いていたので、診察が終ってから、点滴をしていただく事になり、今日は長くなりました。
その間にも、何度もトイレに通い、一度座ったら、しばらく立ち上がれません。
何度も便意を催してしまいます。。。

とうとう、クリニックを出たのは一番最後になりました。

こんな日は、家を空けることも、上の空のうやむやで、気になりません。
点滴中に、「家は誰もいないのか?」と聞きましたが、すぐに忘れました。

ちょうど、2年前にもこんなことがありました。
よしおさんも、みつこさんも、あれからずいぶん変わってしまいました。

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「下痢・痔」

よしおさんの言葉を信じて、ちょっとお馬鹿なことをしてしまいました。
7日の夜からですが、「出なくて気持が悪い。」と言う言葉を真に受けて座薬挿入したことは先回書きました。
その時既に浣腸薬を注入して、排便した後だったのです。
最初にいきんだ時に、痔主なので、それが悪化して、お尻に違和感が残ったようです。
それで気持が悪いのを「便が残って気持が悪い」と表現していたようです。
それが、8日も、9日の今日も続いていました。

座薬挿入した後は、完全な下痢状態でした。
便意を催すたびに、お呼びがかかって、トイレに同行して、汚れたパンツを替えていますが、便は既に出てしまっていて、出ません。
どうも、お尻に違和感があって、残便感があるようです。

更に、最初の便秘の時の苦痛が頭から離れていないため、「堅いより、下痢の方がいい」と言う言葉につられて、カマ(酸化マグネシウム+パントシン酸)を飲ませてしまいました。
これでは、下痢が止まるわけがない。。。
全くお馬鹿な私です。

下痢は、カマを止めて、整腸剤を飲めば治まると思うけれど、痔の治療をしないといけない。
それに、ちょっと脱水かもしれない。明日は病院へ行きます。


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「みつこさんの内科受診・口腔ケア」

みつこさんの内科受診につきそいました。
今日は最高にご機嫌でした。
昔の話だと思うのですが、弟の名前が出て来て、次から次へと、時々笑いながら、いろんな話をしてくれました。
ピック病は失語症とまちがわれることがあるそうですが、側頭葉が萎縮すると、言語が出なくなるそうです。
みつこさんも時々意味不明の単語が出ましたが、それでも今日ははっきりとした口調で、楽しそうに話してくれました。
何と言うか、不思議な世界でした。病院の中の、現実に見ている人が、昔の記憶の誰かになっているようでした。
でも、笑顔が出て、機嫌良ければ、全て良しです。

施設に戻ると、ちょうど口腔ケアの先生がいらしてて、「みつこさん、今日はご機嫌が良いそうなので、やりましょうか」って、引き続き、今月の口腔ケアになりました。
これも、あ~~~んと大きい口を開けてくれて、うがいも上手に出来て、100点満点でした。

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今日は念願かなって、みつこさんの認知症の先生のクリニックで受診することができました。
(これまでは往診をお願いしていました。)
と言うのは、みつこさんは3年近く前に某大学病院精神科にて、アルツハイマー型認知症と診断を受けていましたが、現在のI先生に変わってから、最初に言われたことが、「ピック病ではないだろうか」ということでした。

もう、ここまで来てしまっては、みつこさんにとっては、今更どちらでも同じことではあるのですが、私にしても、先生にしても、できればはっきりさせたいところでした。
クリニックが開院し、CTを受けることができれば(みつこさんが大人しくしていてくれれば)診断は可能だと言う事でしたので、兎も角ダメもとで、予約をお願いしてありました。

施設の看護師さんにも、「こういう方たちは、CTを撮る事は難しいですよ。なかなかじっとしていてもらえないから。映像がボケちゃったりするんです。」と言われていましたが、私は最近のみつこさんならできるのではないかと思っていました。

朝、起きられないことも予測して、予約時間を11時にしてもらっていました。
施設までお迎えに行くと、起きて、朝ご飯も済んで、ちょうど介護さんにトイレ介助してもらって帰ってきたところでした。
車椅子持参で、クリニック目指して出かけました。

クリニックは超満員。それに思ったより時間がかからず到着できたので、かなりな待ち時間が予測されました。
外でお茶を飲んできてよいのか、聞きに行って戻ってくると、みつこさんは車の中で倒れこんで寝ています。
これではダメだと、今度は寝かせてもらえる場所がないかとお尋ねすると、「点滴用のベッドでよければどうぞ」と言って頂いたのですが・・・いざ、そこへ寝かせてもらおうとすると、今度は具合の悪い方がみえることになっているので、みつこさんは「眠いだけなら、車椅子のままでコックリしていて下さい。」と、待合室へ戻されてしまいました。

でも、まあ、上手に車椅子で眠っているうちに検査に呼ばれました。
仰向きで寝るのが、腰が痛くて抵抗がありましたが、眠気も幸いしたのか、上手に写真が撮れました。

その結果が・・・ピック病であることを証明してくれました。
それと、脳梗塞もあるので、脳血管性も混合していると言えます。


先生も、「そうだろうと思っていたけど、これですっきりしたね。」とおっしゃっていました。


ピック病:アルツハイマーよりもずっと少なくて、アルツハイマーよりも解明されていない、治療法もない認知症。記憶障害よりも、人格崩壊から始まる認知症。比較的若年から始まる認知症。20代でもあるそうです。

治療法はなくて、症状を抑えるのには、今飲んでいる、抑肝散とセロクエルの組み合わせが一番。
みつこさんは、今はとても穏やかになっているので、今後症状が悪化したとしても、まだまだセロクエルの量はずいぶん増やすことができるそうです。
それに、フェルガード、これはアルツハイマーのみで治験が行われているし、動物実験のできないものなので、ピックには効かないという証明はないと先生はおっしゃっていました。
だから、フェルガードも続けます。

今、考えて思い当たる事はあります。
ジャム一瓶とか、砂糖つぼを抱えていたなんてのも、ピックの特徴。
それに、みつこさんの買い物好きなのですが、もともとお買い物大好きなので、ぴんと来なかったのですが、結構高価な買い物をバンバンしてしまって、「欲しいと思ったら、どうしても欲しい。」と言っていたこともありました。

いろいろあり過ぎて、今日は一気には書けない気分です。
これまでの、みつこさんとのバトルは考えてみれば、病気のせい(もちろん、認知症なのだからとは思っていましたが)ピックのせいだった訳です。
暴力、暴言、噛みつき、ありましたね。
気分のいい時には、奇妙な感じで、鼻歌を歌いながら、トイレで遊んでいたり、猫のトイレを掃除していたり、独特の節回しのある鼻歌だったけど、あれもそうだったのね。。。。



実は今日はこれだけでは済まなくて・・・
よしおさんにも、ちょっとしたことが起きました。

朝、トイレの前が汚れていたので、ちらりと「お漏らし???」とは思ったのですが、みつこさんのことでばたばたとして、頭の隅の方へ追いやっていました。

お昼もふつうに食べて、、、、夕方になって、ヘルパーさんと一緒に家に入ると、トイレ中。
「おなかが痛いの?」って聞くと、逆で「出なくて苦しい。」という返事です。
カマは使用しているのだけど・・・。
じゃあ、みつこさんの残していった、座薬を使おうかって、座薬挿入をした後で、すでに自分で古い浣腸をしていたことがわかりました。
それで、下痢もしていたのに・・更に座薬を使い、でも「出ない出ない」と言いながら、下痢便が少しづつ続きました。
その間、寒いトイレに立てこもり、出たり入ったり、下着を何枚も汚してしまいました。

もう出尽くしていると思うのだけど、まだ残っている気持がするみたいです。
本格的下痢にならないように、祈るばかりです。
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みつこさんとパンドラ

<お正月にみつこさんの部屋で>

みつこさんが昨年5月に1週間だけ滞在していたグループホームの施設長さん(理事長夫人であり、事実上の介護長さんの立場の方)とスーパーマーケットでお会いしました。
退所して直に一度お会いした事がありましたから、それから2度目です。
せっかくお見かけしたので、レジを出ていらっしゃるのを待ってご挨拶することにしました。

よく覚えていて下さって、のっけから、「お役に立てずに申し訳なかった。」と何度も謝って下さいました。
謝って頂くには当たらないと思っていました。GHさんが悪いわけではないから。
当時のみつこさんが、既に、GHでは、やっていけなかったことが事実なのですから。

「もう少し早くうちへ来てくだされば、きっと上手くいったのに・・。」とおっしゃってましたが、それはもちろんそうですが、それも有り得ないことでした。

意思疎通ができる頃のみつこさんに施設に入所してもらうことは、どう考えたって無理でした。
GHに入所した1年前に、やっとデイサービスに通うのが軌道に乗った所でしたから。
そのくらい急速に変化してしまいました。
と言いますか、かなりわからなくなってきて初めてデイサービスにも通えるようになったと言うのが妥当です。

みつこさんが自分の意志がはっきりしていて、それを伝える事が可能だった時期は、ひとりでどんなに滅茶苦茶をしていても、どんな形ででも介助を受けることはとても難しかった。
ヘルパーさんの入浴介助も、毎度毎度説明しても、毎度怒って、拒否し、それをなだめ、すかしていました。
失禁していても、パンツを拒否し、脱いだパンツは洗濯機の中でビーチボールになっていたり、台所の排水に詰めてあったり・・・。
自分はびしょ濡れだったり。
あの頃に施設入所を?・・・考えてもみなかったし、、、無理やりそうできたとしても、怒り狂って帰ってきたでしょう。。。

なるようにしか、ならない。
それってほんとにそうだと思います。

さて、現在、みつこさんが特養Nに入所していることを施設長さんにお話すると、とても喜んで下さいました。
「良いところへ入れて、良かったですね。」って、心底喜んで頂けました。
GH(N)経由で、特養Nへ入っていられる方もいらっしゃるそうで、「時々訪ねていますから、今度みつこさんもお訪ねします。」と言って下さいました。

そう言えば、最初にGHを勧めてくれた、デイSの主任さんも「特養への順番待ちの間を老健ではなくて、GHという手もあります。」と教えてくれたのでした。
実際にそうしていらっしゃる方があるということなんですね。

みつこさんも、あのままGHに居ながら、特養を申し込んでも良かったわけだ。。。
でも、私は非常階段と室内の階段がどうしても心配だったからねぇ。。。
念書まで書かされたんだから・・・。それで退所する決心をしたのだもの。

やっぱり、あれから4ヶ月、怒涛の在宅介護ではあったけど、あの時間があって良かったと今は思える。
みつこさんとのバトルも今は懐かしい思い出。思い出が持てて良かった。
何年と続いたら、私は死んじゃったかもしれないけど、4ヶ月だったから、今は懐かしく思える。
GHで、室内で事故を起した可能性だって、物凄くあるから。
それもどんなに後悔するかしれない。

今日は、GHの施設長さんと気持ち良くご挨拶ができて、これまでの、わだかまりが消えました。
嬉しい新年になりました。

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「お湯が出ない」(1月4日のこと)

昨晩は「のだめカンタービレ」を見てしまって、更新お休みしました。
コマーシャルの合い間によしおさんを訪問したり、友ちゃんのおしっこに行ったりしながら、延延とテレビを見入っていました(嬉)

それで、今日の更新は昨日のことになります。



来週は早々から、戦争みたいなことになりそうです。
と言うと、オーバーだけど、ふたりの受診が一杯重なってしまっているので、毎日どちらかのどこかへ行かなくてはならなくなりそうです。

今週は予定がないので、元旦から2回目、みつこさんを訪問してきました。

施設に入って行くと、「今日は7時起きでしたぁ」と介護さんが教えて下さいました。
結局睡眠薬を止めてみるのも、そのままうやむやですが、しかたないです。
飲んでいても、お部屋に居る時にトイレを探して、ベランダ側へ出て行こうとすることがあり、部屋の入り口の床に着けていたセンサーを、ベランダ側に付け替えになっていました。
いつもいつも、お昼まで起きる事ができない訳ではないので、睡眠薬の件はこのまま見送りにします。

みつこさんは机につっぷして眠っていました。
でも、揺すって起すと、「えへぇ」と笑って起きてくれました。
早起きしたので、眠気はあるみたいだったけど、起きれなくて不機嫌なのとは様子が全々違いました。
食事も済んで、おやつも済んでいたので、また、いつものように、喫茶まで歩いて行きました。
昨日は夫も付き合ってくれたので、ふたりで、みつこさんの両脇を支えて、歩行練習も兼ねました。

鍼の先生には、まだまだ筋肉(ふくらはぎの)があるから大丈夫だよと言われています。
どうしても足の痛みがあるので、歩きたがらないのですが、私が行った時で、歩ける時は、絶対、歩いてもらおうと思います。

喫茶まで行って、毎度お馴染みのミルクココアを買って、持参した駄菓子を少々を一緒に食べて、30分足らず過して、また、歩いて帰ってきました。

言葉は発してくれて、発する言葉は割合はっきりしています。
ただ、問いの答えにはなっていなくて、全然違う話をしてくれます。
ご機嫌が良ければ、みつこさんの方から、いろいろ話してくれます。
この日もそんな具合でした。
穏やかで、落ち着いて、気分良く話してくれるので、できるだけ肯定的な相槌を打ちます。

帰る時も、「行ってきます。」と言うと、「行ってらっしゃい。」と、自然に答えてくれます。

それは、私にとっては、とても安堵できることなのですが、裏返しに寂しくもあります。
でも、その寂しさには、私は慣れなくてはいけないし、慣れてきました。
みつこさんを施設に預けた事への自責の念が襲うからだと思うのです。

みつこさんが施設入所したのは、ちょうど適切な時期だったと今は思えます。
始めは、家族が看るようには看てもらえないのでは・・・と思いましたが、今はこれで良かったと思えます。
家にいて、デイに通うのも、みつこさんが気に入っていた普通のデイはそのうち限界が来てしまったことでしょうし、認知症専門のデイの方は、おそらく慣れることはなかったのではと思うと、私ひとりで、みつこさんとよしおさんを看ていくことなど、やっぱり不可能だもの。

家族が看るようには看てもらえないというのも、裏返せば、介護者が煮詰まってしまわない良さがあります。
私ひとりで看ている時は、バトルを演じたり、過剰な心配で、私の神経が磨り減ったりしていました。

今は、決して、ほったらかしではありませんし・・。
ひとりでぽつりと居るようだけど、ちゃんと目を届かせてくれています。
立ち上がってトイレに行こうとすれば、誘導して、介助してもらえるし、夜も見回ってもらえるし、みつこさんの中に「家に帰りたい」「家族と一緒にいたい」という気持が、極端にない以上、今が最高なんだと自分に言い聞かせています。



問題はよしおさんの方へ移りつつあります。

正直、こんなに速く、よしおさんがひとりで居る事からくる「困った状態」に陥るとは想像しませんでした。
みつこさんが落ち着いたら、少しのんびりさせて貰えるかなぁと思ったのは、甘かったようです。
よしおさんは今年89才になります。
元気でいる方が不思議かもしれません。
ひとりで暮らしているなんて不可能な状態になってきました。

お薬のおかげか、不安は訴えなくなりました。
ところが、薬のせいかどうかはわかりませんが、兎に角、寝てばかり。
24時間、食事以外は寝ています。
当然、食事の量も減ってきました。

古い家ですから家の中も、不具合がいろいろ出てきます。
蛍光灯が切れたり、交換したり、もろもろの電池交換とかはしかたないとしても、大事なものが壊れると慌てます。
よしおさんは気付いていないことが多いですから。。。
昨日は、お湯が出ないことに気がつきました。

今までだと故障の修理を依頼するのも、なかなか任せてくれません。
「いくらかかるのか?」とか、「私の夫が直せないのか??」とか、以前だと勝手に修理依頼したら、血相変えて怒ったりしました。
そんなことでも、よくみつこさんと喧嘩をしていました。
みつこさんは、そんな嫌な場所から、逃げて行って、もうそういうよしおさんの怒声が聞こえなくなってしまったんだよね。

でも、流石に今はそんなことは言いません。
「修理してもらいますから」と言っても、何も言いませんでした。
何も言わないどころか、側で電話をしていても、全然気付かず、朦朧とした感じで半眠り状態でした。

お湯は、修理に駆けつけてもらって、無事、再開しました。
修理の人が来て、ばたばたしていたのも、全然気付いていないようでした。

よしおさんのお薬、リーゼは夜だけにしようと思っています。


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今日からよしおさんのヘルパーさん、再開です。
と言っても、今日はまだお正月の3日。
ヘルパーさんも、いつもの方々はお休みで、たまに来てくださるNさんが来て下さいました。

「お正月なのに、ごめんなさいね。ご苦労様」って言うと、
「いいんです。私はお仕事があった方がいいので、皆さんお休みだから、一手に引き受けてます。」って明るく答えてくださいました。
Nさんは施設の通いのヘルパーさんもしていて、週5日夜勤の方です。
夫々に事情があるのでしょうね。

どんな状況にあっても、明るく、逞しくを実践している方を間近に見ると、
そう、私もふんばらねばぁ~~~とその時だけは、思います。

よしおさん、大分、お薬が効いているのか、あれ以来不安だとは言いません。
しかし、そうとう眠いのかもしれません。
さらに一層、寝てばかり・・・・です。
でも、次回受診まではこれでいてもらおうと思っています。



さて、タイトルの「器の中の鳥」
↓これです。
器

お正月に御節を取り分けるのに使った器です。
みつこさん、目が悪いのかな?
大分、目を細めるし、
食べる時に、この真ん中の鳥が食べ物に見えるのか
いつまでも、いつまでも、お箸でつまもうとしました。
いくら、「それは絵よ」って言っても、通じなくて、困りました。

明日また会いに行って来ます。

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昨日、元旦によしおさんの先生から処方箋が郵送されてきました。
早速今朝、処方箋薬局を探して行ってきました。
いつも行っているスーパーの中に処方箋薬局があり、スーパーが無休だったことを思い出して、そこへ行ってきました。

ついでに、自分の洋服の福袋を1個買ってしまいました。
完全なる衝動買いです(笑)
福袋って、生まれて初めて(生まれてから半世紀以上経っているのに)買いました。
夜になっても、まだ、開けてみてないのですけど・・ね。

処方されたお薬は、まずは坑不安薬のリーゼ5ml。
これが3日くらいで、効果がなければ、坑うつ薬を飲むようにそちらも少し出して下さいました。

今現在、グラマリール増量でも効果が出ているようで、何も言わないで寝てくれています。
今夜初めて、リーゼを飲んでもらいましたが、10時の見回りでは、気がつかないくらい眠っていました。
きっと、もうこれで大丈夫だと思う。

ほんとに、先生に相談する事を薦めて下さった方、そして、お休み中なのに、郵送の労をとって下さった先生に感謝しています。

やはり、病的なものは、対応だけでなく、医学的アプローチも考えなくてはいけないと、またひとつ勉強しました。
隣の部屋に寄り添って寝ていても、何時まで経っても不安は抜けなかったかもしれません。


今日は夫はひとりで、隣県の自分の実家へ行きました。
わけあって、義理の兄と義理の母がふたりで暮らしています。
義父のお墓参りとか、私も行くべきなんですが、よしおさんがこんなでは、置いて行くわけにもいかず、不義理をしてしまって、ほんとに申し訳ない気持です。

でも、よしおさんは大人しく1日寝ていましたので、食事の用意だけで、他にすることもなく、私は家でわんことふたり、久しぶりに、のんびりさせてもらいました。

薬局へ行っただけで、後はゆっくり、自分の年賀状の整理をしました。
自分の方は、何も手書きをする余裕もないまま、印刷だけの葉書を投函しましたが、頂いた年賀状はやっぱり嬉しくて、何度も読み返したりしています。
普段テレビを見ることなんて、ほとんどないのですが、今日は「のだめカンタービレ」を見ました。
放映している時も見たい見たいと思いつつ、いつも見逃していたので、今日は堪能させてもらいました。
玉木くん、カッコよかった!!

みつこさんの年賀状は、どうしようか? 
施設に入ったということだけをお知らせしようか?
よしおさんの年賀状は、どうしようか? 
「高齢のため、今年で最後にさせて頂きます」という葉書にしようか・・とか、
ふたりの年賀状のことも、ただ今考え中です。

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いつも励まし、応援して下さる皆様へ

新たな年を迎えて、
昨日の続きの今日も、何も変わらず時間は動いていますが、
ちょっぴり、気持を新たに、
今までの経験があるのだから、少しでも前へ進んで行けるよう、
今年も頑張ってみよう、、、と、小さく決意しています。

どうぞ、今年もよろしくお願い申し上げます。


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今朝は、よしおさんにお雑煮と簡単御節の朝食を運び、食べてもらって、お薬を飲んでもらって、
それから、いよいよ、みつこさんのお迎えに意気込んで行って来ました。

朝のお天気は最高でした。
でも、外へ出ると、空気が冷たくて、ちりちりしました。
みつこさんは、ずっと、ぬくぬくの施設の中ばかりなので、
外気に当たって、風邪をひいてはたいへん。
一杯、厚着をさせて出かけなくちゃ。

施設に着くと、起きて、朝ご飯も済んで、検温の最中でした。
介護さんたちは、お正月もなく、立ち働いて下さっていました。
お礼とご挨拶をして、みつこさんの側に行くと、
夫の方を目配せしながら、介護さんに「あの人、誰?」って聞いていました。
みつこさん、すっかり、施設の人にも、施設にも馴染んでいるようで、うるうるとしました。

さて、お部屋に戻って、まずはズボンをぼてぼての裏フリースのズボンに穿き替え、上もカーディガンをはおり、、と完全武装に調えました。
そんな様子を写真に収めてきました。
今日はとっても良い調子で、着替えもトイレ介助も何の抵抗もなくスムースにさせてくれました。

お部屋で着替え0811


家に着く前に、毎年行っていた神社へ初詣に出かけました。
ちょっと、歩く距離が長過ぎて、お賽銭の所までたどり着くのは無理だと判断しました。
去年はたぶん、行ってないので、一昨年は歩いて行けたけれど、2年の月日は長いですね。
今年はたこ焼きやら、みたらしなどを売っているところで、私とみつこさんは待っていて、夫に3人分お参りしてきてもらいました。
みつこさん、寒い寒いと言いながら、何だかおどけた顔になりました。

神社0811


さてさて、我が家に着くと、3ヶ月ぶりの帰宅ですが、そこは勝手知ったる我が家なのですね。
どんどんと上がって行って、奥まで進んで、寒い寒いと言うので、よしおさんのお布団へ案内すると、するっとそこへ入って、横になってしまいました。
よしおさんのお布団を敷いている場所は、元、みつこさんのお布団を敷いていたところです。
そして、「ここが一番いい。」って、はっきり言いました。

よしおさんには、客間を暖房を入れて暖めておいてと頼んでありましたが、覚えているはずないですね。
やっぱり、寝入っていました。

それから、暖房を入れて、いよいよお正月の家族水入らずの会食会の始まりです。
みつこさんは別として、この1年のよしおさんの変化は大きい気がしました。
あんなに寂しい、みつこさんに会いたいと言っていたのに、そっけないみつこさんを見ると、何もすべがないように、何も言わず、ふたりでモクモクと食べています。
でも、まあ、そういうことがしたかったのだろうと思いました。

御節0811


家にいる間に2回、トイレ介助もしましたが、トイレという意識もあるし、家のトイレはちゃんと覚えていました。
「こちらよ。」と誘導すると、すんなり着いてきてくれて、介助も受け入れてくれました。
施設の介護さんたちが、上手に対応して来て下さっているのが良くわかりました。

食事が一段落して、私が自宅に戻って、用事をしている間にも、よしおさんは、みつこさんとどう向き合ってよいのかわかりません。
直にインターフォンが鳴って、「お母ちゃんはどうするんだね。」「私は、もう寝たいけど。」「もう、帰るところへ帰ってもいいんじゃないの。」って、何て、冷たいのだろう・・・。

やっぱり、よしおさんには、もう、みつこさんのことを、ちょっとでも看ていてくれる気力はないのだ。
自分だけでもお守できないのだもの。
ただ、ひと目会えればそれで良かったのね。

空模様も怪しくなって、急遽、予定を変更して、早めに施設に帰ることにしました。
迎えに行くと、みつこさんは、猫の毛布などを、1枚1枚、丁寧にたたんでいました。
「帰ろうか」って声をかけると、あまり抵抗なく帰る用意をしてくれました。

みつこさんの居場所がない・・・そう思うと、切なくなりました。

みつこさんは、玄関を出る時、送ってきたよしおさんに向ってはっきりとした口調で言いました。
「ありがとうございました。」
「今度はこちらへ来て下さい。」


予定より早く施設に戻り、3時のおやつもキャンセルしてありましたので、夫と私とみつこさんの3人で喫茶室で、自販機のココアと持参したおやつを食べました。
ココアを美味しいと言って、飲んだ後、うつむいているみつこさんをどうしてなのかと覗くと、涙ぐんでいました。

あの涙はどういう意味だったのか・・・。
今のみつこさんには、きちんと説明することは、とてもできないから、その意味を知る手立てはないけれど、心が何かを語っていたのだよね。

年老いた夫婦。二人揃って、健康にもそこそこ恵まれて、迎えることができた老後なのだけど、ほんとうの幸せをつかむのは、簡単ではないのね。

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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

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「両親の改善報告」
「患者家族としての気持ちの変化」
2009.5~6 報告

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