2017 / 05
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4月20日は よしおさんの祥月命日でしたので、
名古屋市にある(納骨してある)東本願寺別院へ行ってきました。
お墓ではないのですが、お墓詣りのようなものです。
7回忌は、みつこさんと合同で、昨年秋に済ませました。
よしおさんの遺言になった、「猫たちのこと頼むね」を
ちゃんと、実行していますよ、と報告してきました。

桜の季節を過ぎ、八重桜が咲いていました。
こういう季節に逝くって、なんだかよしおさんらしいような気がしました。

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本日、両親の合同七回忌法要を無事に終えました。

我が家で、私と夫のふたりで
お寺さんをお願いして
お経をあげて頂きました。

あれから、6年が経ちました。

時は流れ
移り変わり

何だか清々しい気持ちです。

また、会える日まで
ずっと見守っていてくださいね

とお願いいたしました。



介護殺人

7月3日のNHKスペシャル「介護殺人」を見て
とても身につまされてしまいました。

1.寝たきり状態になった妻から
「殺して」と懇願され、実行した夫
自身も自殺しようとしたが未遂に終わり自首
現在執行猶予中

2.何年も音信不通だった認知症の母親を
急に住み込んで介護することになり、
夜間せん妄や、弄便に音を上げて
殺害してしまった息子
服役中

3.認知症の妻の暴言暴力に我慢できず
発作的に刺殺した夫
服役中

当人の承諾を得て、拘置所や自宅で取材されていました。

決してあり得ないこと、他人事ではありませんでした。

両親の間で、こういうことが起きたとしても、

私と父の間で、或いは 私と母の間で
起きたとしても、不思議はなかったと思います。

どこにボーダーラインがあるのでしょうか?

私は
「こういう事件を起こして、かかわったすべての人の
人生を、やり直せない状態にしてはいけない。」
と、自分の心に念じている時がありました。

歯止めをかけていないと、
発作的に何か起きるかもしれない、
と思ったこともあったからなのでしょう。

行動には起こさなくても、
気持ちの上で起こしている時が
あったからなのでしょう。


*適切な医療

*話を聞いてくれる人

*手助けをしてくれる人

*少しでも距離を置く時間と場所

*経済的な余裕

*今が永遠には続かないと信じられる心の余裕

そういったことの、すべてが閉ざされた時
未来へ続く道は何もない、
と感じてしまうのかもしれません。

数日前の新聞記事に

みつこさんが通っていた某大学病院精神科で
うつ病の治療を受けていた方が
処方されていた薬の副作用で
重篤な被害を受けた。
と家族が提訴している
(ご本人は現在寝たきり状態)

というのがありました。

この記事を前に
最初に思ったことは、

この人は、本当にうつ病だったのだろうか。
もしかしたら、レビー小体型認知症だったのでは
ないだろうかということ(想像に過ぎないけれど)

もうひとつは

「私の脳でおこったこと」の著者の樋口さんも
うつ病と誤診されて、まちがった処方を
受けていたことを
のちに病院へご自身で伝えにいらっしゃった。

私は、みつこさんがあんな目にあったのに
一言も知らせることも、抗議もしなかった。

もしも、それが自分のことで
自分で医師に伝えることが可能であるならば
するかな? どうかな?

そんな自分(言いたいことをはっきり言えない)に、
いつもぼーーっとしている自分に
胸がチクチク痛みました。

「私の脳でおこったこと」
樋口直美著 ブックマン社

若年性レビー小体型認知症であったのをうつ病と誤診断され、
6年間の誤治療の後、正しい診断がおり、
ご自身の努力もあって
現在は認知機能は正常に回復し、
自律神経障害以外の症状は消えている、
ご本人の日記。

レビー小体型認知症というのは、認知症と言われているけれど
当初は、決して認知症ではなく、レビー小体病という脳の病気で
あるのだということが、とてもよくわかります。

樋口直美さんが、ご自身の経過を公表して下さったことで、
どれだけの方が(介護家族も含め)助けられたことでしょう。
こうして、道を作って下さる方には、本当に感謝しかありません。

よしおさんは、晩年になって、レビーと診断されましたが、
いろいろ思い当たることが今になってあります。

よしおさんは、幻視のあるタイプではなく、
パーキンソニズムの出るタイプでしたので、
余計分かりにくかったと思います。

よしおさんは、みつこさんと比べ、
認知機能は長く保たれていました。
暴力的だったのは、脳血管性に+レビーだったからでしょう。

薬剤に異常に反応していましたが、
そのことを、なかなか一般の先生に分かってもらうことができませんでした。

パキシル(抗不安薬)は、全く合いませんでした。
樋口さんのような、お若くて、しっかりされた方でも
薬が合わないことを、医師に伝えることにとても困難を感じていらっしゃる。

よしおさんは、「毒を盛る気か?」というような反応しか
できなかったので、介護者が判断して、医師に伝えるしか
ありませんでした。幸い、岩田先生でしたので、よく話を聞いてくださり
助かりましたが、そうでなければ途方にくれたことでしょう。

人生の最後の方では、ほとんど1日中、寝てばかりの生活でした。
90歳を過ぎているのだから、老衰しているのかと思いましたが、
実際は、レビーの意識障害だったのかと思います。

ニコリンを点滴しますか?と言われたこともありましたが、
お断りしたこともあります。
どんな状態であっても、レビーの意識障害は、
やっぱりとった方が良かったのかな?

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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

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「両親の改善報告」
「患者家族としての気持ちの変化」
2009.5~6 報告

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