2017 / 05
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ご近所によしおさんの行っているデイで、スタッフとして働いている方がいらっしゃいます。その方のお話で私は以前から伺っていたのですが、今日は夫が直接お話を聞いたようです。

おっしゃるには、「最近のよしおさんは、デイでとっても人気者よ。」と言うことです。
デイの別のスタッフからも、サービス担当者会議の時に、最近のよしおさんは、休憩の時間も減り、ゲームなどの催しにも積極的に参加し、デイ全体の雰囲気盛り上げ役になっていると聞きました。

よしおさんの通っているデイサービスが、利用者ひとりひとりをよく見て、かつ全体がまとまるように上手に対応して下さっていることを一番に感じ、更にその上で、よしおさん自身の成長をしみじみ感じます。認知症の親を持つ子供の立場としては、よくぞここまで成長してくれたと感無量なのです。

今現在のよしおさんの問題点は、短期記憶が非情に悪いことと、自分の身体的不調に異常に過敏で、下手するとパニックになるということ、拘りが強く、ひとつのことが気になると、いつまでも気になるということです。これは言い方を替えると、「これだけなのです」と言えます。そしてこれらは、あまり苦労なく対応が可能になりました。

今までの90年の人生の中で、よしおさんは今が一番いい人なのです(私の知る限りでは)。今のところ身体介助はほぼ必要がなく、精神面でも万々歳となれば、何もいうことはありません。

認知症になって、本人も回りもたいへんなところを乗り越えた先に、こんな素晴らしい境地が待っていようとは・・・予想もつかなかった幸せと言えます。

見守って下さった皆様、ありがとうございます。


P.S. 足の浮腫みはおしっこを多量にして、今朝は解消していました。やれやれです。ご心配をおかけしました。
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【集中力発揮】

伊勢湾台風の再来か?と心配された昨日から今朝にかけての台風は、進路も予想とは異なり、思ったほどの被害もなく、助かりました。今日はハリ治療の日なのですが、先生から「台風の影響から電気が調子悪くなり、電気やさんとの話があるので休んでもいいか」と電話を頂きました。

私はいつもどおり、みつこさんを訪ねてきました。施設はみつこさんのユニットで1ヵ所雨漏りがありました。他は異常なかったようですが、昨晩の夜勤さんはたいへんだったことでしょう。お疲れ様でした。

みつこさんはとキョロキョロすると、介護さんが説明して下さいました。
今日は昼食後、トイレ介助も難なく済ませたあと、何気にテレビの前に車イスを持って行くと、ちょうど映っていた「武田鉄矢」さんが気に入り、目が釘付けになったので、そのままテレビの前ですと説明されました。
テレビにくぎづけ

成程、一生懸命、見ています。いつもなら、すぐに目が閉じてしまうのですが、そんな様子も見えません。

散歩に連れ出すのもはばかられるくらい一生懸命見ているので、私は洋服の衣替えをすることにしました。下着もズボンも夏っぽいものはすっきり片付けました。目につくところに置いておくと、どなたが着せてしまうとも限りませんから。

衣替えが終わっても、まだテレビに集中しているので、私が傍に行って、そこでデルタレゾナンスやら、マッサージやらすることにしました。他の人の邪魔にならないように、そこで、ちょこちょこっとマッサージをしました。
視線
↑こんな感じで、テレビをじっと凝視しています。

テレビでは、武田鉄矢さんが出ているドラマがまだ続いていました。音声は小さく絞ってあるので、たぶんみつこさんには聞こえていないはずです。目は見えているようです。コマーシャルでお店の名前か何かが大きい字で写された時に、平仮名と漢字1字でしたが、きちんと読みました。「○○天」と言うものでした。○はひらがなです。字は読めています。

それから、出演の「かとうかずこ」さんが涙を流している場面がありましたが、それを見て、「あの人、泣いてる。どうしたんだろう?」と言いました。

どうしたんだろう?」って、私が聞きたいよ。みつこさん、いよいよ良くなった?!
何だか感激です。

ドラマは2時間ドラマだったと思うのですが、間に頻繁にコマーシャルが入りますが、その時もずっと画面に集中しています。当然ながら、ドラマの筋がわかるわけではないのですが、映像にずっと見入って、みつこさんなりに何かを感じていたようです。それが2時間くらいは続いたのではないでしょうか。

今、家に帰ってから、ゆっくり考えてみると、これぞ「ミラクル」っていう気もします。

みつこさんの脳は、まだまだ生きている、動いているという気がします。

どこまで行っても、諦める必要なんて、みじんもないのだわ。

【栗奉行の出番なし】

今年も庭の栗の木の実が落ち始めました。

栗とよしおさん、みつこさんとは切っても切れない因縁があります。
よしおさんの栗への異常執着(ほんとは栗だけではないのですが)は、ひと際目だっていました。そしてこれがみつこさんとのいさかいの大元にもなっていました。

これまでの詳しい事情は「栗の木は証明した」(2008.10.18)をご覧ください。

今年も去年と変わりなく、「美味しく食べるだけ」の人であってくれると思います。
そういえば、昨晩は一晩で栗きんとん8個平らげたのでした!!!

昨年の今頃は、フェルガード100Mを3包とか4包を試みていました。よくしゃべり、しゃべり過ぎて、話題が危なっかしてしかたなかったことを思い出しました。まだハーフが発売されていませんでした。

考えてみたら、よくぞそんなに飲ませていたわと思います。今はフェルガード100ハーフタイプでも3包が限度だと思っています。そのかわり、やっぱり切れ味が悪いです。頭が悪いなぁ~という感じは否めないのですが、よしおさんの場合は、それでも危なっかしいより数段いいです。

私が調整してそうしているのだから、同じことを何度も繰り返すとか、聞くとか言って、責めてはいけませんね。私がそういうふうにしているのだものね。ゴメンよ。よしおさん。

よしおさんの口から攻撃的な言葉を聞かなくなって久しいので、それがどれだけ有難いことかを再認識しなくてはならないと自分に言い聞かせました。

【ひとりで歩いた】(GA効果)

肺炎完治と診断されてから今日で3日目、初めて面会に行ってきました。

ユニットに上がって行くと、真っ先に飛び込んできたのが、ビッグニュース。

それは・・・。

みつこさんが、知らない間にひとりで立ち上がって数メートル歩いていたんですよ。」と言うものでした。

おぉ、素晴らしい。拍手喝采してしまいました。

今でも、トイレから食堂テーブルまでの数メートルを介護士さん見守りのもとで、車いすを押しながら歩くことはあるようです。(歩行練習として)

でも、ひとりで勝手に歩いたというのは、恐らく1年ぶりくらい。もっと前かもしれません。
もしも、転んでいたら・・・と思うと怖いし、危険と隣合わせではあるけれど、テーブルを伝いながらにしても、自力で歩けたということは、ほんとに万歳したいくらい嬉しいです。

肺炎の方は、今のところ全然問題ないそうです。今日までくらいは抗生物質が効いているはずなので、明日以降も大丈夫なら、本物です。まず大丈夫でしょう。

介護士さん証言で、会話もかなり噛みあうことがあるそうです。ガーデンアンゼリカを増やしてきて、発語の改善はかなりな物があります。恐らく歩行の改善もガーデンアンゼリカから来ていると思います。

明日は往診日なので、GA増量、もうひと押し頑張りたいです。


画像:カウンター内から撮影。介護士さんが笑顔誘発に協力して下さいました。
mitsuko090920

先回の記事の「あの、ちょっと」もそうですが、最近介護士さんに向って、自発的に何か意志を表したい時に言葉がでるようになりました。言葉が出ると言っても、「ちょっと」と呼びかけるだけですが、今まではそれもできませんでした。

今までは、介助の時に指示されたことに従うことができたり(ジェスチャー混じりで言われたことの意味を解する)、何かしてもらった時にお礼を言うことができたり、まれに言われたことに噛みあう返事ができたりすることはありました。

言葉数が少なくなって、傾眠が増えてきてから、ガーデンアンゼリカを少しづつ増やしています。その効果が最初に感じられたのは、言葉数が増えたことです。目が覚めていれば、いろいろ話をしています。ただし、意味の通じない言葉であったり、意味は通じても、内容がみつこワールドの中のことであったりしていました。

今日はちょっと冴えている日だったのかもしれませんが、汚れた口元を拭いてあげると、笑顔で「すみません」「ありがとう」とはっきりと答えてくれました。

写真では笑顔は消えていますが、口元の表情がきりっとして、神経が行き届いているように感じられます。認知症の中核症状が改善している?なんて、家族の欲目でしょうか。
mitsuko090910

言葉という点では、表現を良く似た言葉と間違っていることがありますが、今日は冷たいプリンを触って、「寒いっ」と言いました。痛い時に、「熱い」というのも良く言います。

ここまで、言葉の点で改善しているのを感じると、もう少し頑張ってみたいという気持ちになります。さらなる改善が望める、望めないまでも、限界を知りたい、ボーダーラインまで行って確かめてみたいと家族である私は思っています。

ちょうど、生活指導員さんとカウンター越しにお話することができましたが、その点でも考えが食い違っていました。「もう少し上げてみたいと思っている。」と話すと、「えっ、そうなの? 今とっても調子がいいのに・・。」という反応がありました。

家族だから、、とか、家族じゃないから、、という違いではないと思っています。やはり、何をゴールと定めているかの違いではないかと思います。この点は次回診察までに、お互いの理解を深めたいと思っています。

私はこの頃、奇跡みたいな事が突如起きて、みつこさんが2年前の入所した当初くらいまで意思疎通ができるようになることを夢見てしまいます。そんなに非現実的な夢でもないような気がするのです。近い過去の記憶がなくても、今現在の話ができるなら、生活は一変するような気がします。

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パンドラ

Author:パンドラ
2009.10 笑顔のみつこさん
このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
(2015年2月)

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「両親の改善報告」
「患者家族としての気持ちの変化」
2009.5~6 報告

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