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主に認知症の為の 「最新漢方情報」 をきじとらさんがお寄せ下さいました。
嚥下問題に非常に有効な漢方薬などの情報です。
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以下に貼り付けさせて頂きます。 情報源:「きじとらさん」



先日、高齢者医療、特に認知症における先端的漢方治療を専門に研究をなさっている先生が、医療関係者向きの勉強会で発表なさった最新の漢方治療情報を得ました。要約してお伝えします。

抑肝散(加陳皮半夏):
レビー小体型認知症に対し著効があり、これだけで幻視が消失することさえある。じんわり着実に効いて来る感。アルツハイマーの陽性症状(易怒、徘徊、暴言ほか)にも一定の効果がある。ピック病の激しい陽性症状に対しては、効果は限定的。

釣藤散
服用させると脳血管型認知症の情動失禁、昼夜逆転の他、中核症状(知能そのもの)も改善傾向を示す。もっと効果があるのではないかと更なる研究が待たれる処方。

八味地黄丸:
特に初期のアルツハイマー型認知症に効果がある。尿失禁にたいしても一定の効果がある。量を工夫してほかのエキス剤と併用しやすい。

半夏厚朴湯
高齢者の嚥下反射・咳反射の明確な向上。結果、誤嚥性肺炎を防止する。誤嚥を繰り返す高齢者に対して服用を一考するに値する。副作用がきわめて少ないことが特徴的な処方でもある。

甘草を含むエキス剤を服用する際の注意点: 甘草は大半の漢方エキス剤に含まれているが、高齢者の場合、甘草起因の低カリウム血症を起こしやすい。発生頻度は一般の医師が思っているより高い。利尿剤などを使っている患者は特に注意すること。服用数週間以内に発生することが多い。正しく対処さえすれば大事にならない。

きじとら私見少なくとも、高齢者が服用中のエキス剤に甘草(カンゾウ)が含まれているかどうかはチェックしておいたほうがよい。甘草は、有用な生薬であり、決して悪者ではない。要は用心して使い、何か起こったらすぐ対処できるようにすればよい。二つ以上のエキス剤を併用する際は、ひとつは甘草を含まない処方にするなど、工夫も必要。上の四処方のうち、八味地黄丸と半夏厚朴湯は甘草を含みません。

抑肝散がピック病に効かないという見方はコウノ先生の意見とは異なりますね。更なる研究が待たれます。

半夏厚朴湯に誤嚥防止作用があることは知っていましたが、根拠データを見てぶったまげ。まさに著効です。

抑肝散と加味逍遥散の使い方の違いを、超簡単にご説明されました。外に向かっていらいらしたら(自分以外に八つ当たりしたくなったら)抑肝散。内に向かっていらいらしたら(鬱々となり、ため息ばかり出て、いらいらの矛先が自分自身に向いてきたら)加味逍遥散なのだそうです。
きじとら | URL | 2008年01月16日(Wed)01:40 [EDIT]





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このブログは、ピック病のみつこさん(継母)が特養に入所した'07年10月から始めました。レビーmixのよしおさんは'07年11月から認知症の治療を始めることが可能となり、医療を通じて、ふたりをみることができるようになりました。ふたりの改善の記録とその後の看病、看取り、3回忌法要までを綴りました。

(NEW)2000~2007に、みつこさんが適切な診断と治療を受けていないことに、私は何故気付けなかったのかを考えてみたい、そのことが今困っていらっしゃる方の助けとなることを願って、ブログを再開します。
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